7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 06:40:25.64 ID:IbILyng7O
ラミア「痛いよ?」
俺「構わん」
ラミア「死んじゃうかもよ?」
俺「死なん!だが覚悟がいるのは確か。やるときはやると言ってくれ」
ラミア「俺さん……」きゅん
俺「おわわわわわ」ミシミシミシ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:17:53.25 ID:vMBgeSM30
男「大丈夫じゃないです、今にも死にそうです」
ラミア「えっ」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:20:04.73 ID:vMBgeSM30
ラミア「じゃ、じゃあもうやめるね?」
男「やだ」
ラミア「でも今にも死にそうなんでしょ?」
男「それでも続けてほしい、そんな複雑な男心」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:27:19.12 ID:vMBgeSM30
ラミア「死なれたら困ります」
男「愛があればなんとかなると思うんだ」
ラミア「そんなわけないでしょ」
男「気合でどうにかする」
ラミア「はぁ・・・じゃああとちょっとだけだからね?」
男「よし、ばっちこい」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:30:35.73 ID:vMBgeSM30
ラミア「んっ・・・んしょ・・・」
男「うむ、いい締め具合だ」
ラミア「むっ・・・むむっ・・・」
男「あっ」
ラミア「えっ?」
男「いや、なんでもない」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:36:55.12 ID:vMBgeSM30
ラミア「いや、なんか『あっ』とか聞こえた気がするんだけど」
男「気のせいだと思うな」
ラミア「絶対言ったってば」
男「空耳だよ」
ラミア「じー」
男「何にも言ってないよ、ホントだよ」
ラミア「正直に言わないともう二度と締め上げてあげないよ?」
男「ごめんなさい、確かに言いました」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:44:01.63 ID:vMBgeSM30
ラミア「で、どうしたの?」
男「肋骨が折れた」
ラミア「・・・・・・」
男「たくさん」
ラミア「・・・それって平気なの?」
男「わりとダメです」
ラミア「ちょ、ちょっと!どうすんのよ!?」
男「もう手遅れです」
ラミア「えっ?う、嘘だよね?」
男「肺に骨が突き刺さったから、もって一時間かと」
ラミア「・・・・・・」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:46:26.36 ID:8TpmcjcE0
おい
おい
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 08:54:08.96 ID:vMBgeSM30
男「だから最後に思いっきり締め上げてほしいんだ」
ラミア「・・・いやよ、そんなの」
男「いいじゃん」
ラミア「なんでそんな平然としてるの?」
男「もう死んじゃうんだしやっと遠慮しないで全力でやってもらえると思うとうれしくて」
ラミア「・・・しょうがないわね」
男「わくわく」
ラミア「ねぇ、本当にもう死にそうなんだよね?」
男「はい!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:00:03.59 ID:yMgZn3ERO
おぃwww
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:02:38.11 ID:vMBgeSM30
ラミア「それじゃあいくよ」
男「おねがいします」
ラミア「ふむむっ、むむっ!」
男「もっと強くぷりーず」
ラミア「んっんんっ、うむむ」
男「いいよ、いいよー」
ラミア「ああああっ、うー!」
男「今までの人生で最高の気分です」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:10:22.79 ID:vMBgeSM30
ラミア「はぁ・・・はぁ・・・」
男「もぐもぐ」
ラミア「・・・・・・」
男「どうしたの?もしかして疲れた?」
ラミア「・・・いつになったら死ぬの?」
男「そんなに早く死んでほしかったとは・・・しょっくうけた」
ラミア「べつにそういうわけじゃないけど」
男「じゃあ気にしない方向で」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:17:04.52 ID:vMBgeSM30
ラミア「ていうか、普通の人間なら気をうしなうくらいキツク締めてあげてるんだけど」
男「そんなときはやくそうを食べましょう」
ラミア「はぁ?」
男「瞬く間に傷が回復します、あら便利」
ラミア「・・・それってつまり死なないってことだよね?」
男「うん」
ラミア「・・・・・・」
男「なかなかいい締め上げだったよ!」
ラミア「しねばいいのに」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:27:19.75 ID:yxhe2Cn10
島田兵「当ぁたれぇ!」
ラミア「どうした、その程度か、ならばこちらから行くぞ」
島田兵「うわぁ!や、やられちまうぅ!」
とかのスパロボスレかと思ったのに支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:27:31.46 ID:yMgZn3ERO
ラミアちゃんかわいい
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:28:41.01 ID:TFE9bOfx0
ラミア「もう帰る」
男「また明日もおねがいします」
ラミア「もう来ません」
男「えー」
ラミア「ぜったい来ないから」
男「えー」
ラミア「まぁどうしてもって言うんだったら来てあげないこともないよ」
男「そこまで嫌なら無理させちゃ悪いからいいよ」
ラミア「やっぱり来る」
男「はいはーい」
ラミア「・・・なにやってんだろ」
ラミア「・・・・・・」
ラミア「みがいとこ」
おわり
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:32:46.41 ID:TFE9bOfx0
ID変わっちゃったけどおわり
だれかちゃんとしたのを書いてくれるとうれしい
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 09:56:43.74 ID:yxhe2Cn10
男「う、うわああああ!」
ラミア「フフフ、久しぶりの人間を捕まえたぞ
少し肉が硬そうだが、もって帰ってじっ様に食わせてやろう」
ズリズリ
男「あああああ、どうせ死ぬんやったら
死ぬまでの間にできることを!」
ガバチョ
男「ちち、しり、ふともも!はーちょっと冷たいけど
やーらかいなぁ!」 もみもみ
ラミア「よ、よせ何をする!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 10:20:12.91 ID:yxhe2Cn10
ガッシボカッ
ラミア「ハァッ・・・ハァッ・・・、まったく
あんまり暴れるようだとひき肉にして持って帰るぞ」
男「す、すみませんでした」 ボロッ
ズリズリ
男「あー!あんなところに丸々と太った兎が!」
ラミア「何っ、どこだ?」 キョロキョロ
男「そこそこ、そこの木陰!」
ラミア「そ、そうか!これで兄上にも土産ができる、
貴様はここでじっとしてろよ!」
ラミア「・・・逃げられた」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 10:27:17.47 ID:yxhe2Cn10
男「ハァッ・・・ハァッ・・・はぁ~、
単細胞で助かった」
男「どうもおかしいと思ったんだよなぁ
こんなとこで美女が水浴びしてるはずないもんなぁ~
男「でもええ乳しとったなぁ、
あれをもみしだけたら」
ラミア「おい」
男「うわぁああああ!?」
ラミア「一々喧しい男だ、じっとしていろと言っただろう」
男「すっ、すみませんっ。何でもしますんで!」
ラミア「何もしなくていい、寝てろ」
シュルッ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 10:45:46.30 ID:yxhe2Cn10
ラミア爺「・・・ずいぶんとマズそうな人間じゃの」
ラミア兄「筋張ってそうだ」
ラミア妹「あたしお尻の肉がいい」
ラミア「最近は森を彷徨く人間も減っているので…」
男「あんたら黙って聞いてたら、
人の事ボロクソに言いやがって・・・」
ラミア妹「うわっ、喋ったよ爺ちゃん!」
ラミア爺「うむ、これから食われようとしておりのに元気があるのうホッホッホ」
男「なんでほのぼのしてるんだよ!」
ラミア「何せ私の行水を覗いていたような人間ですから」
ラミア兄「そうか…貴様妹の裸を」
男「裸もなにも今だって服なんか着てないだろう!」
ラミア兄「何か言ったか」
男「い、いえ何も!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 10:51:40.95 ID:OzrwINbs0
④
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 10:58:17.02 ID:yxhe2Cn10
ラミア爺「これこれ、そんなに脅かせてはいかんよ」
男「爺さん…あんた」
ラミア爺「かまゆでか、丸焼きかどっちがええかの?」
男「うわあああああああ、最悪やあああああ
女も抱かんうちに、こんな爬虫類共のエサになるんやあああ」
ラミア妹「あははっ、この人間変だねっ!」
ラミア「こんな情けない人間を見たのは始めてだ」
ラミア兄「ラミア、縄で縛って穴にでも放りこんでおいてくれ」
ラミア「わかりました、兄上」
ズリズリ
男「ああああ、堪忍やあああ」
ラミア「黙っていろ、この間食った人間はもっと静かだったぞ」
男「女の行水覗いたくらいで食われようとしてんのに諦められるかぁ!」
ラミア「チッ、往生際の悪い奴だ。夕飯の時までそこで大人しくしていろ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:10:29.74 ID:yxhe2Cn10
男「イテテ・・・ああ、クソッ!って骸骨がゴロゴロ・・・」
男「あ、あいつらに食われた人間の末路か~
えげつないな、ほんと・・・」
男「なんか・・・なんかないか・・・
ああ木の棒発見」
男「こ、こいつ咥えて横穴でも・・・」
ボコッ
男「ハァッ・・・はぁ~、なんとか出られた」
男「このまま這って逃げよう・・・情けない姿やな~ホント・・・」
ズリズリ
ズリズリ
男「ん、なんかあっちは明るいな」
ガサガサ
兵士A「隊長!民間人を発見しました!」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:24:14.45 ID:yxhe2Cn10
隊長「ふむ、なるほどな。全部で4匹か
分かった、朝になったら里まで送り届けよう」
男「助かりました、でもなんであいつらの情報なんか」 ヘコヘコ
兵士B「今回我々は人食いラミアの討伐の依頼でやってきているのだ」
兵士A「さんざこの森で人間を食ってきた奴らも年貢の納め時って奴だな」
男「討伐・・・ってことはあいつらやっぱり殺されちゃうんですか?」
兵士A「ああ、もう君のように襲われる人間がでる事もなくなる」
男「あ、あいつら殺されちまうのか・・・」
隊長「では用意を済ませしだい、ラミアの隠れ家を襲撃する!
二人とも準備を怠るな!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:32:49.20 ID:yxhe2Cn10
ゴオオオオオオ
男「うわぁ、森が燃えてる…」
隊長「奴らは夜目が効く代わりに、こういった強い光を受けると目がくらむ
正面から斬り合って勝てる相手じゃないからな」
兵士A「退路は確保してあから安心するといいぞ」
兵士B「んじゃ一稼ぎしにいきますか、隊長」
ラミア「クソッ!どういうことだ!」
ラミア爺「森林火災にしては季節がおかしいのう」
ラミア兄「気をつけろラミア、人間達の襲撃かもしれん」
ラミア妹「こ、怖いよ・・・あたしたち殺されちゃうの?」
ラミア「大丈夫だ、姉ちゃんが絶対守ってやるからな」
ラミア爺(あの少年が消えておった・・・まさかとは思うが)
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:40:06.46 ID:yxhe2Cn10
ギィン
ラミア兄「クソッ・・・目が眩んでなければ貴様など・・・」
兵士A「ヘヘッ・・・こうなっちまえば、サンドバッグだな」
ラミア兄「なめるなよ、人間ッ!」
兵士A「とっとと覚悟決めてくれねえかなぁ、
あーあ、兵士Bが羨ましいぜ」
兵士B「綺麗なラミアだなぁ、殺すにはもったいないぜ」
ラミア「フン、殺すなら殺したらどうだ」
兵士B「ヘッヘッヘ、どうだ。諦めて俺のモノにならねぇか」
ラミア「下衆め・・・」
隊長「オイ、ガキはこっちだ」
ラミア妹「や、やだぁ!爺ちゃん助けて!」
ラミア爺「孫娘を離さんか・・・!」
隊長「チッ、まだ生きてるのかよ」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:46:33.67 ID:yxhe2Cn10
男「た、隊長さん。その子どうするんです?」
隊長「君には関係の無いことだが、ラミアの幼生の雌は高く売れるんでな」
男「それじゃその子は・・・」
隊長「私には到底理解できんが、性的倒錯者の慰み者になるか、
サーカスの見世物にでもするか・・・」
男「・・・」
ラミア妹「爺ちゃん!兄ちゃん!姉ちゃあああん!」
ラミア「妹!クソッ人間め!」
ラミア兄「貴様ら!末代まで呪ってやるぞ!」
兵士A「なんだあっけなかったなぁ」
兵士B「いいパイオツしてんだけどしょうがねえか」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:47:38.86 ID:Omh6N9t60
なんでまだ男いるんだ
そしてどうしてこうなった
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:51:35.05 ID:yxhe2Cn10
ガツッ
隊長「ガッ・・・貴様・・・血迷ったか・・・」
ラミア妹「えっ?」
バタッ
男「あ~くそーこれで俺もお尋ねものかぁ・・・!」
男「おい、お前ら!隊長の命が惜しかったら武器を捨てろ!」
兵士A「あぁ!?何いってんだお前!」
兵士B「こいつらのスパイかよ!」
ラミア「お前・・・!」
ラミア兄「どういうつもりかはしらんが・・・
俺たちに背中を向けるとはな!」
シュッ
兵士A「なっ、しまった!」
兵士B「ぐあっ・・・油断したか・・・」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 11:52:48.72 ID:yxhe2Cn10
ああ、夜の森で一人帰すと危ないってんで襲撃の時も男が一緒についていったって感じです
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 12:00:59.75 ID:yxhe2Cn10
ラミア「兄上、大丈夫ですか?」
ラミア兄「ああ、なんとかな。それより――」
ラミア「はい」
シュルッ グググ
男「お、おい待ってくれ!何も殺すことはないだろう」
ラミア「貴様は何を甘いことと言っている」
ラミア兄「大体貴様も顔を見られてるだろう」
男「そ、それはそうだけど」
ラミア「なんだ、ここまでしておいて今さら同族が死ぬのが怖いか」
男「・・・」
ラミア兄「助けてくれた事には感謝する、
だがこれはケジメをつけなければな」
ラミア妹「う、うん。そうだよ」
ラミア「妹、お前はじっ様の様子を見にいってくれるか?」
ラミア妹「ん、分かった」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 12:10:28.25 ID:yxhe2Cn10
「まぁ待ちなさい」
男「あんた・・・」
ラミア兄「爺様!ひどい怪我だ・・・」
ラミア「なんと酷い事を…ギリッ」
ラミア妹「爺ちゃん動いちゃダメだよ!」
ラミア爺「ラミア、尻尾を解きなさい」
ラミア「しかし!こいつらは我々を殺そうとしたのです!」
ラミア爺「まぁ聞きなさい、下っ端であろうが兵士を殺せば軍が動く、
軍が動けばこのあたりの魔物は全滅じゃよ」
ラミア「・・・」
シュルッ ドサッ
兵士B「ぐっ・・・」
ラミア爺「うんうん、それで良い、ホッホッホ」
ラミア「じっ様・・・私は悔しい・・・グスッ・・・家を焼かれ、敵もうてないとは・・・」
ラミア兄「泣くなラミア、・・・爺様の言う通りだ、悔しいがな」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 12:14:18.79 ID:yxhe2Cn10
ラミア爺「うんうん・・・さてと」
男「あ、じゃ俺はこのへんで・・・」
ラミア爺「君の家は、どこにあるのかの?」
男「へ?」
ラミア兄「なんだずいぶんと狭い家だな」
ラミア「ふむ・・・中々寝心地が良いなこれは、
兄上も一緒にどうです!」 フカフカ
ラミア妹「爺ちゃん!これすっごい美味しい!もぐもぐ」
ラミア爺「ホッホッホ、これこれもっとゆっくり食べなさい」
男「どうしてこうなった・・・」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 12:21:20.10 ID:yxhe2Cn10
男「お。おい、ここ俺の家なんだけど・・・」
ラミア「ん?知ってるぞ。それにしても、
こんな山奥に家を持っているとはな」
ラミア爺「うん?少年は家を失い傷ついた儂らを
露天に放りだすつもりかの?」
ラミア妹「人間のお兄ちゃん・・・」 ウルウル
男「うっ・・・でもお前ら俺を食おうとしてたし・・・」
ラミア爺「ああっ・・・!あの兵士に斬られた傷が痛むわい!
だが家主がダメと言うておるのじゃ・・・我々は露天で寂しく・・・」
ラミア兄「爺様!ああ、なんということだ!」
見てくれてる人もしいたらすいません飯です
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 12:52:26.80 ID:Omh6N9t60
最近地味にモン娘スレ増えたよな
嬉しい
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 12:52:38.03 ID:yxhe2Cn10
ラミア爺「ゴホッ・・・いいんじゃよ、儂ら所詮日陰者、外で朽ちていくも定め」 チラッ
ラミア妹「やだぁ!爺ちゃん死なないで!」 チラッ
ラミア「じっ様!体が痛むのか!?」 チラッ
ラミア兄「ああ、なんということだ!」 チラッ
男「お、お前らなぁ・・・キャラかわっとりゃせんか」
ラミア「しょーがないじゃない!家焼かれちゃったし!」
ラミア兄「一家路頭に迷うよりは涙を飲んでこの家に寄生するしかない!」
ラミア妹「人間のお兄ちゃああああん!」
ラミア爺「ゴホッ!ああ、天国の婆さんが見えるわい・・・ゴホゴホッ」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 12:59:12.28 ID:yxhe2Cn10
男「わ、わかったよ!」
ラミア「ほ、ほんとに?」
男「そのかわりこれからは人間食べるのは無し」
ラミア妹「はーい!」
男「外の畑、広くしないとだから手伝ってもらうよ」
ラミア兄「ああ、お安い御用だ」
男「屋根裏を綺麗にして部屋作るからそっちも」
ラミア爺「承知した、これで一件落着しゃのホッホッホ」 ケロリ
ラミア「なんだそれだけか?」
男「ん?」
ラミア「助平なお前の事だから、夜伽をしろとでも言われるかと思った」
男「よ、夜伽・・・ゴクリ」
ラミア「別にそのくらいは構わんよ、一応我らの命の恩人だからな」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 13:06:07.54 ID:yxhe2Cn10
男「・・・」
ラミア「ほれ、どうした」
男「でも、それじゃ弱みにつけ込むみたいでなんだか・・・
ラミア「・・・私の水浴びを覗いておいて、今さらな気もするが」
男「うっ・・・・まぁそれはそれだ!
俺は畑いってくるから、適当に掃除して部屋作っててくれ!」
ラミア兄「遅かったな、掘り返すのはこのへんでいいのか?」
ラミア妹「ネズミ捕まえた!ネズミ!」
男「ああっ、ただ穴ほったらいいってもんじゃない
おおい!妹ちゃんそれ汚いから!」
バタン
ラミア「ふぅ・・・」
ラミア「よく分からん男だ・・・だが」
ラミア(何故かな胸の奥が少し熱い…) トクン
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 13:13:10.84 ID:yxhe2Cn10
ザクッザクッ
ラミア兄「こんな感じでいいか?」
男「ああ、さすがにパワーが違うな
深くまでしっかりたがやしといたらそれだけ大きいのが採れるんだ」
ラミア妹「兄ちゃん、あたしは何したらいい?」
ラミア兄「そうだな、ラミアの仕事を手伝っておいで」
ラミア妹「はーい」
テテテッ
ラミア妹「お姉ちゃん、何か手伝いある?」
ラミア「ああ、そこにある雑巾で片付けたところを綺麗に拭いてくれ」
ラミア妹「はーい」
ラミア「……」 ゴソゴソ
ラミア妹「んしょんしょ」
ラミア「なぁ、あの男はどうしてる?」
ラミア妹「ん、お兄ちゃんと一緒に畑してるよ」
ラミア「そうか」
87 :
ラミアがゲシュタルト崩壊してきた :2011/05/22(日) 13:21:17.31 ID:yxhe2Cn10
一同「いただきまーす」
男「悪いな、イモくらいしかなくて。
爺さんが魚釣ってきてくれて助かったよ」
ラミア爺「ホッホッホ、魚は我らの主食じゃからの」
ラミア兄「このイモとかいうのも中々美味いぞ」 もっちゃもっちゃ
ラミア妹「うんうん!」
ラミア「おい、こら妹、口の周りがベタベタじゃないか。」 ゴシゴシ
ラミア妹「んー」
ラミア「よし、綺麗になった。一人前のラミアなら
もう少し落ち着いて食べないとな」
男「なんか、こういうのっていいな」
ラミア爺「うん?どうしたね少年」
男「家族って感じで、ずっと一人ぼっちだったからかな」
ラミア爺「そうかねそうかね、うんうん
ほれ、爺ちゃんが口を拭いてやろう」
男「い、いらねえよ!
どうせならラミアに拭いてもらうほうがいいわい!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 13:29:25.37 ID:yxhe2Cn10
カポーン
ラミア「ほらっ、大人しくしないか」
ラミア妹「あははははっ」
ラミア「体を洗えないだろう」
ラミア妹「だって、あったかい水なんて始めてもん」
男「当然覗く、覗かいでか・・・!」
男「おおっ・・・これはまさに桃源郷」
男「くぅ~こんで下半身が蛇じゃなけりゃ最高なんだけどなぁ」
ラミア兄「・・・」
男「おっぱいも大きいし、顔もキレーだし、声も色っぽいし…」
ラミア兄「ほうそうか、本人に言ってやったら喜ぶと思うぞ」
男「・・・」
ラミア兄「ん?どうした」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 13:38:39.78 ID:yxhe2Cn10
男「かっ・・・かかか堪忍や!ちょっと魔が差しただけで・・・!」
ラミア兄「お前は何を謝っているのだ?」
男「へっ?怒ってらっしゃらないので・・・?」
ラミア兄「何を言っているのかよく分からんが、
お前と明日からの予定について話そうと思って探していたのだ」
男「の、覗きはオッケー?」
ラミア兄「ラミアの裸など普段から見ているだろう」
男「いやいや、分かってないな!覗きというのはだな!」
ラミア「外が騒がしいな」
ラミア妹「お兄ちゃん達の声だね」
ラミア「まったく、何をしているのか」
男のモデルは横島、みっ美神さああああん
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 13:45:59.77 ID:yxhe2Cn10
ラミア兄「なるほどな・・・男のロマンか」
男「うんうん、例えば普段はガードの硬い子もお風呂場では
自然のままの自分をさらけ出して・・・だな」
ラミア兄「ふんふん・・・」
ラミア「おい」
男「・・・」 ビクッ
ラミア兄「おおラミア、今こいつに男のロマ・・・」
男「こっ、これから男同士の話し合いがあるんでな!
さぁいくぞラミア兄!それじゃ!」
バビュン
ラミア「何なんだ一体・・・」
ラミア妹「お兄ちゃんとずいぶん仲良くなったんだね」
ラミア「そうかもな、さ、髪も洗うぞ」
ラミア妹「はーい」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 13:54:09.61 ID:yxhe2Cn10
男「ハァッ、ハァッ・・・危なかった。お、お前なぁ」
ラミア兄「なんだか良く解らんが、すまなかったな」
男「・・・そういや、明日からの予定を立てるんだっけ」
ラミア兄「ああ、その事なんだが」
ラミア兄「ラミアと妹、どっちを妻にするんだ?」
男「・・・つ、妻?」
ラミア兄「一族と一族が、まぁお前は一族と言っても一人のようだが、
合流するわけだからな、互いの代表者が結婚するのは当然だろう」
男「結婚・・・だと、もしラミアを選んだらあの姉ちゃんはまるごと俺のもん?」
ラミア兄「そういうことになるな」
男「っていやいや、おかしいだろう」
ラミア兄「なんだ、人間にはそういうのがないのか?」
男「ただの共同生活で結婚とかはなぁ」
ラミア兄「ああ、そういえば人間は沢山の一族が集まって暮らしているんだったな」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 14:04:35.96 ID:yxhe2Cn10
ラミア爺「・・・というわけで」
男「ってなにがというわけだよ!」
ラミア爺「第一回チキチキ、男の嫁選びコンテスト開始!」
ラミア妹「おおー!」 パチパチパチ
ラミア兄「はっはっはっ、いいぞいいぞ!」
ラミア「はぁ・・・またこんな大騒ぎして」
ラミア爺「嫁候補No.1!わしの可愛い孫娘ラミア!
バストはEカップ!鱗の色彩はラミア族でも屈指の女っぷりじゃ!」
ラミア「ゴ、ゴホン。えっと、だ、大事にしないと、締め殺しちゃうぞ!」
男「お前もノリノリじゃねえか!」
ラミア爺「嫁候補No.2!わしの幼い孫娘ラミア妹!
バストは本人の要望により非公開!幼さは残るが将来性は抜群じゃ!」
ラミア妹「あ・・・あたし、お兄ちゃんになら・・・いいよ」
男「お、おおお、お前ら・・・」
ラミア兄「よくぞ、ここまで成長してくれた。兄は嬉しいぞ」 ホロリ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 14:10:08.49 ID:yxhe2Cn10
ラミア爺「さ、どっちにするんじゃ?」
男「あのなぁ、爺さん」
ラミア爺「なんと!この儂が良いと申すのか!
そ、それはいかん考え直すのじゃ!」
男「お約束はいいんだよ!」
ラミア兄「お前・・・そういう趣味が・・・」 後ずさりっ
男「よ、よせ、そんな目で見るな・・・」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 14:15:45.76 ID:yxhe2Cn10
男(ああ・・・どうすればいいんだ、
そりゃラミアを嫁にしたいことはしたいけど、もっとこうグッとくるような感じで・・・)
ラミア「はぁ・・・じっ様、からかい過ぎです。
男が固まっているではありませんか」
男「えっ?」
ラミア爺「なんじゃ、ラミアも結構のってたのにのう
今さら優等生ぶるのう」
ラミア兄「もう少し様子を見ていたかったがな」
ラミア妹「あはははっ、面白かった」
ラミア「悪い男、冗談だ」
男「なん・・・だと」
ラミア兄「ラミアンジョークだ」
ラミア妹「らみあんじょーく!」
日常パート難しい
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 14:21:45.94 ID:yxhe2Cn10
ラミア兄「ふぅ、まぁ十分楽しめたし寝ますか
妹は爺様と屋根裏で良いか?」
ラミア妹「はーい、いこっお爺ちゃん」
ラミア兄「すまんが俺は図体がでかすぎるから客間を使わせてもらう」
ラミア「おやすみなさい、兄上」
ラミア兄「ああ、おやすみ」
ラミア「おい、行くぞ」
男「・・・ハッ」
ラミア「寝るぞ、と言ってるんだ」
男「あ、ああ。おやすみ」
ラミア「おやすみ、じゃないだろう。
後はお前の部屋しかないんだからお前も一緒だ」
男「い、いや!俺はソファーかどっかでいい!」
ラミア「どこの世界にソファーで寝る家主がいるか。ほら、寝るぞ」
シュルッ ズルズルズル
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 14:33:23.14 ID:yxhe2Cn10
ギュウギュウ
男「・・・」
ラミア「ちと狭いがまぁ寝れない事もないな」
ギュウギュウ
ラミア「・・・」
男「なぁ」
ギュウギュウ
ラミア「なんだ?早く寝ろ」
男「その・・・巻きつかれてると眠れないんだけど」
ギュウギュウ
ラミア「・・・のだ」 ボソッ
男「ん?なに?」
ラミア「クッ、何かに巻き付いてないと寝られないのだ!」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 14:43:35.80 ID:yxhe2Cn10
男「そっ、そうか、とりあえずちょろっと緩めてくれ」
ラミア「ああ、わかった」
ギュ
男「んっ、楽になった。
普段は何に巻き付いてたんだ?」
ラミア「うん、私にはお気に入りの抱き丸太があってな」
男「ふんふん」
ラミア「普段はそれに巻き付いてたんだが、
あの襲撃の時に持ち出す余裕がなくてな」
男「なるほど」
ラミア「昔は兄上に巻きついていたんだが、
最近は兄離れをしろと言われている」
男「で、俺に巻きついてる?」
ラミア「うむ、少し頼りないが中々ぬくくていいな」
男「寝ぼけてヘシ折らないでくれよ」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 14:55:44.72 ID:yxhe2Cn10
男(しかし巻きつかれてる状態だと、眼前に・・・)
ラミア「で、私はその時兵士に言ってやったよ」
男「・・・うん」
ラミア「おとといおいでってな」
男「・・・うん」
ラミア「そしたらその兵士が・・・ん、おい聞いているのか?」
男「・・・うん」
ラミア「・・・」
男「・・・ん?」
ラミア「すまない、もう眠かったか」
男「あ、いや、その」
ラミア「いいさ、つまらない話を聞かせてすまなかったな
・・・私の胸で眠るといい」
ムニュッ
男「わぶっ」
ラミア「ん?なにか尻尾にあたってるな」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:05:54.84 ID:yxhe2Cn10
イメージとしては八頭身に巻きつかれてる1さん
男のキャラ変わりすぎわろた、横島じゃエロパートいけぬしょうがない
男「ご、ごめん。顔に胸あたってるし・・・
尻尾の締め付けで刺激されるしで」
ラミア「?・・・ああ、そうか」 ニヤニヤ
男「ちょっとほどいでくれたら、処理してくるから」
ラミア「いや、それには及ばない」
シュルッシュルッ
男「お。おいラミア・・・そんなにこすったら・・・んくっ・・・」
ラミア「出したいんだろう?出せばいいさ
ほら、お前の好きな胸も好きにしていいぞ」
男「あ・・・ラミアっ・・・ちゅるっ、ちゅっちゅう」
ラミア「はんっ・・・ん、んふふ・・・必死に胸を吸って
まるで赤子だな、下半身は獣だというのに・・・んっ」
シュルッシュルッ
男「ああ、ラミア!ラミア!すぐにでも出ちゃいそうだ!」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:08:51.32 ID:15beaqR50
ふと思ったがラミアみたいな爬虫類系の半獣って変温動物なの?おまんこ冷たいの?
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:11:17.98 ID:yxhe2Cn10
ラミア「いいぞ、私の鱗におもいっきり出すといい」
シュルッシュルッ
男「くっ・・・あ、出るよ!ラミアの鱗にぶっかける!」
ギュウッ
ラミア「あ、ああっ・・・!いっぱい出せ・・・!」
シュルッギュウウッ
男「ラミアッ!」 ビュルルッ
ラミア「はぁっ・・・お前の熱い精子を感じる・・・」
男「ハァッ・・・ハァッ・・・」
ラミア「フフ・・・巻きつくのもいいが。こうして抱きつかれるのも悪くないな」
ギュッ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:18:05.94 ID:yxhe2Cn10
ファンタジーなんでどっちでも良さそうだけど、
僕は爬虫類っぽくても人間の低体温くらいの子がいいです
チュンチュン
ラミア爺「昨夜はお楽しみでしたね」
男「あ・・・えっ聞こえてた?」
ラミア兄「ああ、家中丸聞こえだった」
ラミア妹「??お楽しみ?あのあと遊んだの?」
ラミア「ゴ、ゴホン!子供はまだ知らなくて宜しい!」
男「なんという羞恥プレイ」
ラミア兄「ラミア妹、もう1年くらいしたら卵が産まれるかもしれないぞ」
ラミア妹「ほんとに!?あたし弟が欲しいな!」
ラミア兄「だってよ、お二人さん」
ラミア「・・・」
男「穴があったら入りたい気分だ・・・」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:25:23.80 ID:yxhe2Cn10
ラミア「と、とりあえず私は風呂に入ってくる
体がベタつくからな」
男「あ、ああ。俺が沸かすよ」
タッタッタッ ズルズルズル
ラミア兄「どう思います?爺様」
ラミア爺「もうちょっとじゃの、
放っといても時間の問題じゃろうけど」
ラミア兄「ですな」
ラミア爺「今日の作戦はどうするかの?」
ラミア妹「二人っきりにしてあげれば、すぐちゅっとしそうだよね」
兄・爺「!?」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:35:09.53 ID:yxhe2Cn10
ラミア爺・ラミア兄・ラミア妹 → 爺・兄・妹 に変更します。すいません
爺「というわけで」
男「その出だしは嫌な予感しかしないんだが・・・」
兄「2人で釣りにいってくるがいい」
男「釣りかぁ、ちと気まずいしいいかも」
妹「餌もいーっぱい用意したよ、ほら」
パカッ
ラミア「ひっ」
兄「なんだラミア、まだこんなものを怖がっているのか」
男「大丈夫だよ、俺がつけてあげるし」
ラミア「そ、そうか・・・なら行こうかな」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:41:28.29 ID:yxhe2Cn10
―――滝のある川
ドォォォォォ!
ラミア「中々いい場所だな、涼しいし。水も綺麗だ」
男「あぁ、まだ爺ちゃん生きてた頃はよくここで遊んだよ」
ラミア「ん、お前の爺様は・・・」
男「もうずいぶん前に死んじまった、
まぁいいトシだったしな。それからはずっと1人で暮らしてきた」
ラミア「ふぅん、群れずとも生きていけるものなのだな」
男「爺ちゃんが色々教えてくれたからな、こういった釣り餌のつけ方一つにしても・・・さっ」
ヒュルルル、ポチョン
ラミア「見事なものだな」
男「ん、ラミアのも貸して・・・ん、こんでいいかな」
ラミア「ああ、ありがとう・・・どうもこの虫は苦手で。それに私は不器用だし」
男「こんなの慣れだよ」
ヒュルル、ポチョン
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:51:02.75 ID:yxhe2Cn10
ピーヒョロロロロロ (鳥の声)
男「のどかだなぁ」
ラミア「うむ、鳥の声すら表現力のなさからくる
間抜けた声に聞こえるほどだ・・・」 ソワソワ
男「落ち着かない?」
ラミア「どうも、こうしてじっと待ってるのは性に合わなくて」 ソワソワ
男「・・・巻きつく?」
ラミア「あ、ああ!いいのか!」
シュルッ ギュウ
男「んっ、もうちょっとゆるめに・・・うんそのくらい」
ラミア「やはりこうでなくてはな」 ウキウキ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 15:57:40.78 ID:yxhe2Cn10
男(巻きつかれるのは慣れたけど、
こうして後ろ抱きされるような格好だと背中に・・・)
ムニムニ
男(そうすると、当然)
ムクムク
男(自然の摂理)
ラミア「・・・」
男「・・・」
ラミア「まったく、節操のない男だ」
男「どうも巻きつかれると昨日の事を・・・」
ラミア「あっ・・・」 カァ
男「ラミア・・・」
ラミア「ん・・・男」
どのへんで終わらせよ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 16:04:30.69 ID:yxhe2Cn10
男「ん・・・ちゅっ」
ラミア「ちゅっ・・・ん、不思議なものだな
お前との出会いは捕食者と被捕食者であったというのに・・・」
男「そんなもんなのかもしれない・・・ラミア、ここで、いいか?」
ラミア「フフ、鳥獣に見られるのが趣味なのか?」
男「家だと、誰かしらいるし・・・」
ラミア「そうだな・・・ちゅっ」
妹「おおおおお!」
爺「これ、声を落とさんか!」 ヒソヒソ
妹「はぁ~いいなぁお姉ちゃん、
お爺ちゃんあたしも彼氏が欲しい」
爺「これこれ、お前にはまだ早過ぎるわい
どう見ても推定年齢8歳(人間基準)ではないか」
妹「ちぇー、ずるいなー」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 16:11:40.29 ID:yxhe2Cn10
ザクッザクッ
兄「熱いな・・・」
ザクッザクッ
兄「妹達はうまくやれているだろうか・・・フゥ」
男「ラミア・・・」 スッ
ラミア「んっ・・・そこいいかも」
バシャッ
男「ッ、魚か」
ラミア「ん・・・私の竿にかかってるようだ!」
バシャバシャ
ガッサァ
爺・妹「魚!空気読まんか!」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 16:17:14.12 ID:yxhe2Cn10
――1年後
ピキッ
妹「あっ、お姉ちゃん!卵割れてきてるよ!」
ラミア「おおっ、産まれるか!」
兄「我らの一族の新しい仲間だ・・・!」
爺「ひ孫に恵まれるとはありがたいのう」
男「お。俺もついにパパか・・・」
パキパキッ ポロッ
幼生「・・・ぎゃお!」
ラミア「おお、男!ほら鳴いたぞ!」
男「おぉおぉ・・・可愛い!やっぱり下半身は蛇だけど」
妹「それで!弟?妹?」
兄「どれ・・・む、雌だな」
ラミア「そうか。可愛いなお前は」
幼生「ぎゃあお」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 16:21:14.94 ID:yxhe2Cn10
ラミア「ほーら、おっぱいですよ」
幼生「んちゅ、ちゅうちゅう」
男「お、俺の乳が・・・」
ラミア「何を阿呆なことを言ってるんだお前は」
爺「さ、2人とも、あとは任せよう」
兄「はい」
妹「はーい」
ラミア「なぁ・・・時々不安になって、でも聞けなかった事がある」
男「よーちよち・・・ん?」
ラミア「お前は・・・私と一緒になって幸せか?」
男「そうだな・・・これがその答えかな」
ちゅっ
その後一家は幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 16:27:26.46 ID:yxhe2Cn10
終わった、完 最後設定妄想
ラミア 全長4m Eカップ 緑のロングカール きつめの美人
ラミア兄 全長7m イケメン 金髪短髪
ラミア妹 全長2m 見た目幼女 金髪ボブ
ラミア爺 全長6m 緑のロングストレート
おしまい。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 16:33:11.13 ID:OzrwINbs0
終わったのか
乙
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 16:52:08.59 ID:Fcg8ek4N0
おつおつ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/22(日) 17:00:22.94 ID:hWhfUu0q0
乙
129 :
モン娘普及委員会 ◆cLaieAbL7Q :2011/05/22(日) 17:11:50.20 ID:Omh6N9t60
実はずっとみてたよ
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