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QB「マサムネのきれあじをきみらのからだであじわうといい!」 5 大江戸~いじわるなダンジョン

2011/08/11 05:00 | CM(0) | その他 夏休みSS劇場
シリーズ:QB「マサムネのきれあじをきみらのからだであじわうといい!」


304 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:33:53.19 ID:I8WCdxjU0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9531436

--- 江戸 ---

 その世界に入って最初に見えたものは、
水の堀に囲まれ、石垣の上に作られた城。
少女達は、これまでの人生で一度も見たこともない
その建築物に目を奪われていた。



杏子「なんだぁ・・・こんな建物、初めてみるぞ」

マミ「お城・・・なのかしらね」

まどか「うわあ、大きい~。ねえねえ、行ってみようよ!」

ほむら「どこがこの建物の入り口になるのかしらね・・・」

杏子「この堀を歩いていけば、どこかに橋がかかってるんじゃないか?」



マミ「大きなお堀ね。1周するのにも一苦労だわ」

まどか「見てみて、あそこに橋がかかってるよ!」

ほむら「あそこから入れそうね。行ってみましょうか」



門番「なんだ、お前達は!帰れ帰れ!」

杏子「何だよ~、見せてくれたっていいじゃねえか!」

ほむら「やめなさい、佐倉杏子。これまで私達が見てきた宮殿が
 無用心すぎたのよ。このくらいの警備は当たり前だわ」

門番「あんまりウロウロしていると引っ捕らえるぞ!」

マミ「行きましょう、あちらに街があったわよ」

まどか「残念だなぁ・・・仕方ないか」



305 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:34:28.27 ID:I8WCdxjU0
--- 城下町 ---

マミ「見たこともない街並みだわ・・・」

まどか「街の人たちもなんていうか・・・独特だよね」

杏子「男の人の髪型が・・・アレ、この世界での流行りなのかね」

ほむら「男性だけではないわ、女性も特徴的よ。
 もう、この世界は他の世界とは全然違う文化なのね」

マミ「さすがにレースからここまで続けて来て疲れたわ。
 情報集めは明日にして、今日は宿でお休みしてもいいかしら」

ほむら「同感ね。特に精神的に疲れたわ」

まどか「2人とも、ソウルジェムを集めてくれてありがとう」

杏子「それじゃ、泊まれそうなトコを探すか。
 それにしても、どの建物が宿なのか分からない世界だよな」



まどか「宿が見つからないよ~」

杏子「あれ、マミはどこ行った?」

ほむら「武器屋に置いてきたわ。欲しい物でもあったのか
 目を輝かせて棚から動こうとしなかったんですもの」

杏子「アンタさぁ・・・」

まどか「マミさん迷子にならないといいけど・・・」

天誅組「おう、テメェ!俺達の前に立ちふさがるとはいい度胸だ!」

三人「」ビクッ


306 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:34:56.23 ID:I8WCdxjU0
町人「そんな・・・あっしはただ、橋を渡りたいだけで・・・」

天誅組「ああん?ここに俺達が居るってのに、只で通れるワケがねぇだろ!」



杏子「なんだアリャ。ガラが悪いな・・・」

ほむら「さっきから気になってはいたのよね。
 橋の真ん中で変な連中がニヤニヤしているなと」

まどか「・・・橋を通るだけなのに、なんであんなに怒ってるんだろう」

杏子「ああして金やら何やらを巻き上げるつもりなのさ。
 ヤクザのやりそうなこった」

ほむら「経験者は語る、ね」

杏子「アタシはカツアゲなんてしてねーぞ!」

まどか「助けてあげられないかな」

杏子「やっちまおう。見ていて気分が悪い」

ほむら「それに橋の向こう側にも行きたいわね」



マミ「待ちなさい!」

天誅組「ああん、なんだお前は!」

マミ「悪党に名乗る名などないわ!この巴マミが成敗してくれる!」

天誅組「何を!叩っ切ってくれる!」



ほむら「名乗っているわ。わざわざ屋根の上から威勢良く」

まどか「というか、何でマミさんが・・・しかも覆面被ってるよ・・・」

杏子「前後の状況を見ていないと、どっちが悪人だか分からねーな。
 見ろよ、アレ完全に銀行強盗だぞ」

ほむら「銃まで向けているわね。
 あの銃、巴マミが武器屋でじっと見つめていた物だわ」

まどか「えっと、今はとにかくマミさんを手伝おうよ!相手は5人もいるよ!」


307 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:35:23.91 ID:I8WCdxjU0
マミ「ひとつ!」ビー

天誅組「あべし」

マミ「ふたつ!」ビー

天誅組「たわば」

マミ「みっつ!」ビー

天誅組「ひでぶ」

マミ「よっつ!」ビー

天誅組「ごぶり」



まどか「4人の天誅組が1分ももたずに!」

ほむら「あの銃は”ビームライフル”だったのね」

杏子「そりゃ、刀しか持たない相手を屋根の上から狙撃してりゃあなぁ・・・
 アイツら、必死に登ろうとしてたぜ・・・」



マミ「残るはあなた1人よ。まだ続けるつもりかしら?」

天誅組「うるせえ、降りて来い!汚ぇぞ!」

マミ「どうしてもやるつもりなのね。仕方がない・・・」ジャキッ

天誅組「ひ、ひいぃ!」



織莉子「お待ち下さい!」


308 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:35:49.65 ID:I8WCdxjU0
マミ「?」

天誅組「岡っ引の織莉子か!へへ、助かったぜ・・・」

織莉子「屋根の上のあなた。その格好、異国の方ですね?」

マミ「はい、そうですけれど」

織莉子「ここは将軍様のお膝元。どうか、争い事をやめて
 矛を収めては頂けないでしょうか?」

天誅組「何を言ってやがる!そんな事で済ませるつもりか?
 さっさとアイツを引っ捕らえろよ!」

織莉子「事の原因は、天誅組の皆様にあったでしょう。
 よそからの客人に無理難題を吹っかけたとあっては、
 武士の名折れというものではありませんか?」

天誅組「しかし・・・!」

織莉子「聞き入れて頂けないのであれば・・・」



天誅組「チッ。あまり調子に乗らない事だな・・・」スタスタ



織莉子「お願いをお聞き届け頂き、ありがとうございます」

マミ「いえ、こちらこそ。無益な殺生は好まないわ」

織莉子「そう言って頂けて良かった。あなたと同じく
 世の平和こそが、私の願いでもありますから」

マミ「彼らのような無法者を、どうして捕まえないの?」

織莉子「色々な事情があります。それでは、ご機嫌よう・・・」スタスタ

マミ「・・・・・・」



まどか「おーい、マミさ~ん」

マミ「あら、鹿目さん。見ていたのね」


309 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:36:26.58 ID:I8WCdxjU0
杏子「大丈夫かい、おっちゃん」

町人「ああ、なんともないよ。全く天誅組のヤツら、
 悪さばっかりしているからなぁ・・・」

ほむら「彼らはいつもあんな調子なのですか?」

町人「ヤツらは越後屋の用心棒なんだ。どういう訳か、
 お奉行様もあいつらを捕らえようともしない。
 おかげで、この江戸の町は滅茶苦茶だよ」

杏子「お奉行?」

ほむら「会話の流れからして、警察のようなものみたいね」

町人「あそこの覆面の姉ちゃんは知り合いかい?」

ほむら「認めたくはないけれど」

町人「おーい!覆面の姉ちゃん、ありがとうな!」

マミ「いーえー!」

町人「じゃ、俺はこれで行くわ。アンタらもありがとよ!」スタスタ



ほむら「で、どういう事なの?」

マミ「え?今回は私のポケットマネーで買ったのよ!
 見てみて、このビームライフル!格好いいでしょう!」

杏子「いや、覆面・・・」

マミ「あ、これ?実はアシュラの塔で見た時から、
 覆面さんをリスペクトしてて・・・ずっと懐に忍ばせていたのよ」

まどか「・・・あの覆面さんって多分、私のm・・・」

マミ「ようやく使える場面が来たから、勢いで被っちゃった!
 どうどう、正義の味方っぽいでしょ?」

ほむら「・・・はい・・・」

杏子「・・・けど・・・」

まどか「・・・皆と居るときは、外してくれると嬉しいなって・・・」


310 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:36:55.73 ID:I8WCdxjU0
ほむら「やっと宿が見つかったわね」

杏子「家の中も不思議なもんだな。床が草を編んだものみたいだぞ」

まどか「ドアも紙で出来ているのかな。転んだりしたら破けちゃいそうだね」

マミ「でも清潔感があって、こういう部屋も私は落ち着くわ」

杏子「さってと、アタシはあんま疲れてないから情報集めにでも行くよ」

ほむら「それなら私も付き合うわ」

まどか「ううん、ほむらちゃんとマミさんは疲れているでしょ?
 ゆっくりしててよ。私達は疲れてなんていないからさ」

マミ「暁美さん、たまにはお言葉に甘えてもいいんじゃない?」

ほむら「・・・そうするわ。確かに疲れたから・・・」

杏子「そんじゃ行ってくるよ。なんか旨いモン見つけたら土産に
 買ってきてやるからな」

まどか「待って杏子ちゃん。マミさん、精霊の鏡を見てもらえませんか?」

マミ「うん、ちょっと待っててね」

- この世界に残るソウルジェムはあと 7 -

マミ「・・・だそうよ」

杏子「ついつい忘れちゃうなぁ、ソウルジェムの数を調べておく事」

まどか「一応、旅の目的はこれだからね」

ほむら「食べる事ばかり考えていたのでしょう。だから忘れるのよ」

杏子「・・・さて、頑張るか、まどか!」

まどか「うん!みんな、行ってくるね~」


311 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:37:31.17 ID:I8WCdxjU0
男「ソウルジェム?聞いた事もない言葉だね。えげれすの言葉かい?」

まどか「いえ・・・ありがとうございました」



まどか「だめだぁ、みんな知らないってさ」

杏子「・・・・・・」モグモグ

まどか「・・・なにそれ」

杏子「ミタラシダンゴ、だってさ。食うかい?」

まどか「・・・おいしい」モグモグ

杏子「マンジュー、ってのも買ってきたよ」

まどか「・・・これもおいしい!」モグモグ

杏子「で、どうだった?何かいい情報はあったかい?」

まどか「うーん。この世界の王様が”ショーグン”って呼ばれているのと、
 ショーグン様が嫌われているってことくらいしか」

杏子「なんでまた?」

まどか「前のショーグン様の時代には、この街も平和だったんだって。
 今のショーグン様になってから、さっきの人みたいな荒くれ者が増えたって
 みんなが言ってたよ」

杏子「へぇ~。ひょっとしたら、そのショーグンってのが新しい神になろうと
 ソウルジェムを隠し持っているのかもな」

まどか「でもお城には入れなかったしね。
 見せろ~ってわけにはいかないよね」

杏子「お菓子屋のおっちゃんは、ここの東にも街があるって
 言ってたよ。ここがダメなら、そっちに行ってみようか?」

まどか「そうした方がいいのかな。宿に戻って、みんなと相談しようか」

杏子「アタシらも今のうちに休んでおくか。
 天の柱をずっと歩いてきて、今もかなり歩かされたし」

まどか(杏子ちゃん、食べてただけじゃない・・・)


312 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:38:06.26 ID:I8WCdxjU0
--- 日本橋 ---

 一晩ぐっすり休んだ少女達は、隣にあるという街を目指す。
江戸の城下町から歩き出し、ものの30分ほどで見えたその街。
これまでの経験から、半日近くは歩かされると思い込んでいたために
彼女達はほっとするやら、拍子抜けをするやらであった。



杏子「近っ!」

マミ「あらあら、これじゃ寝起きの散歩にもならないわね」

ほむら「ちょうどいいじゃない。まだ日も高いし、
 このまま情報集めに入りましょう」

まどか「そうだね。また2組に別れて行動する?」

ほむら「私とまどか組、佐倉杏子と巴マミ組で」

まどか「決めるの早いよ、ほむらちゃん」

マミ「以前の言葉を忘れたの・・・がっつきすぎよ」ボソボソ

ほむら「・・・巴マミ、あなたにまどかを譲るわ」

杏子「あたしゃ残りものかい」

まどか「譲るって・・・」

マミ「まぁまぁ。暁美さんなりの覚悟の選択なのよ。
 今回は聞いてあげて」

まどか(何の覚悟・・・?)


313 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:38:33.99 ID:I8WCdxjU0
まどか「城下町に比べて、こっちはあまり通行人もいませんね」

マミ「そうね。1軒1軒、尋ねてみないとダメかしら」

まどか「近くから順番に行ってみようか。ごめんくださ~い」



織莉子「あら、あなたは・・・?」

まどか(あ、昨日の人だ)

マミ「は、初めまして。ちょっとお伺いしたい事がありまして」

織莉子「初めましてだなんて。昨日の覆面の方でしょう?」

マミ(なんでばれてる・・・!)

まどか(マミさん悔しそう)

織莉子「ええと・・・巴マミさん、でしたよね?」

マミ(なんで名前まで・・・!)

まどか(名乗っていたもんね、大声で)

マミ「私の正体を見破るなんて、只者ではないわね」

織莉子「あらあら。そのような珍しい格好をなさっておいででは、
 私でなくても気付かれますわよ?」

マミ「・・・そうなの?」

まどか「うん・・・」

織莉子「ふふ。立ち話も何ですから、お上がりになってはいかがですか?」


314 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:39:07.61 ID:I8WCdxjU0
まどか「織莉子さん、岡っ引って何ですか?」

織莉子「あなたの住む所では呼び方が違うのかしら?
 言ってみれば、悪い人を捕まえる仕事よ」

マミ「お互いに正義の味方ってわけね」ドヤッ

織莉子「そう言えればいいのだけれど・・・
 私には、そこまで胸を張ってそう自分を名乗れないの」

まどか「どうしてですか?昨日も立派だったじゃないですか」

織莉子「昨日も見ての通り、私達は侍に手が出せないの。
 彼らがどれだけ悪事を働こうとね」

マミ「岡っ引もいろいろと苦労するんですね」

まどか「でも、私達と織莉子さんって同じくらいの歳ですよね。
 どうしてそんな大変なお仕事をされているんですか?」



織莉子「・・・・・・」

まどか「あ・・・ごめんなさい・・・」

織莉子「気にしないで。でも、あまり聞かれたくはない事だったから。
 こちらこそ、ごめんなさいね」



マミ(ちょっと気まずい。流れを変えましょうか)

マミ「織莉子さん、ソウルジェムという宝石を聞いた事がありますか?」

織莉子「残念だけれど、そのような名前の宝石なんて聞いた事も・・・」

織莉子「そうだわ。寺子屋の先生ならば、何か知っているかも」

マミ「寺子屋?」

織莉子「子供達に学問を教えている場所よ。
ここからすぐ近くだから、案内して差し上げますね」

まどか「ありがとう、織莉子さん!」


315 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:39:45.31 ID:I8WCdxjU0
織莉子「ごめんくださいな」

先生「おや、織莉子ちゃんじゃないか。どうしt

キリカ「えっ、織莉子が来たの?」

織莉子「ちゃんと勉強してたのね、キリカ。偉いわ」

キリカ「キミがやれって言わなければ、こんな事はしてないよ」

織莉子「駄目よ、ちゃんと勉強をしないと。
 あなたを1人にしておくと、何をしでかすか心配なんだから」

キリカ「キミはいつも私を子供扱いするんだ。織莉子なんか・・・」

織莉子「嫌い?」

キリカ「だいっ好き!」

織莉子「それなら、ちゃんと勉強をしていなさいね」

キリカ「は~い。ところで、後ろの2人は?」


316 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:40:12.98 ID:I8WCdxjU0
織莉子「本当はあなたにではなく、先生に紹介しに来たのだけれど。
 鹿目まどかさんと、巴マミさんよ」

まどか「キリカさん、ですね。よろしく!」

マミ「よろしくね、キリカさん」

キリカ「はいはいよろしく!織莉子の友達は私の友達だよっ!」

織莉子「先生、すみませんでした。急に押しかけてしまって」

先生「いや、気にしなくていいさ。そちらの2人が、僕に何か?」



先生「ソウルジェムねぇ・・・僕も聞いた事がないよ」

まどか「そうですか・・・」

マミ「残念ね」

織莉子「先生でも分からない事になると、知っている人は少なそうね」

まどか「どうしよう・・・こんなに情報が集まらないなんて、初めてかも」

マミ「困ったわね。気長に探していくしかないのかしら」

まどか「そうしようか・・・」

織莉子「何か分かったら知らせるから、いつでも私の家に寄ってね」

マミ「はい。織莉子さん、先生、ありがとうございました」

先生「いつでも尋ねておくれよ」

キリカ「バイバーイ!」


317 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:40:44.08 ID:I8WCdxjU0
まどか「はぁ、どうしよう・・・」

マミ「しらみつぶしに聞き込みをするしかないわね・・・」



キリカ「お~い、客人達。忘れ物だよ」タッタッタ

まどか「あれ、キリカさん」

マミ「忘れ物なんて、私達は寺子屋に荷物を置いていないわよ」

キリカ「違う違う。キミらの忘れ物じゃないんだ」



 きらりと輝く刀が、少女達に向けられる。

 呉キリカの腰に帯刀されていたそれは、彼女達が
瞬きをする間に、その鞘から抜かれていたのだ。



キリカ「忘れ物をしたのは私の方なんだよ」

キリカ「・・・どうしてソウルジェムを嗅ぎ回っているのかな?」



まどか「え・・・どうして・・・」

マミ「ソウルジェムが悪人の手に渡るのを阻止するため。
 それでは納得できる答えにならないかしら?」

キリカ「そう信じるに足る証拠はあるのかい。
 キミ達が、あの宝石の力を利用しないとでも?」

まどか「違います!私達は・・・」

杏子「オイ!何してんだテメェ!」

ほむら「その2人から離れなさい。何者かは知らないけれど、
 私達は容赦などしないわ」


318 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:41:14.86 ID:I8WCdxjU0
 2人の声を聞いた呉キリカは、さっと舞うように
建物の屋根へと飛び上がる。


 
キリカ「1対4じゃ分が悪い。また今度、改めて伺うよ」

杏子「待てよ!話はまだ終わってねぇぞ!」

キリカ「一つ警告しておく」

キリカ「織莉子に近づくな」

ほむら「織莉子?」

まどか「待って、キリカさん!」



マミ「行ってしまったわね」

杏子「誰なんだ、アイツは?」

まどか「キリカさん。さっき会ったばかりの人なんだけど」

ほむら「そんな人間に、襲い掛かられるような事をしたの」

マミ「まさか。けれど、ソウルジェムの事で彼女は私達を誤解していたみたい」

まどか「織莉子さんに事情を話してみようか」

マミ「織莉子さんはソウルジェムを本当に知らないように思えたわ」

杏子「話が見えねえけど、少なくても今のキリカってヤツはソウルジェムを
 知っている様子だったな」

ほむら「知っているだけならまだいいわ。キリカがソウルジェムを集めて
 新しい神になろうとしているのであれば・・・」

まどか「そんな・・・キリカさんはきっと、そんな人じゃないよ。
 マミさんの言う通り、誤解しているだけなんだよ・・・」

ほむら「可能性の話よ。どちらにしろ、キリカを追って
 ソウルジェムの事を聞き出すのが手っ取り早いわ」

杏子「そうするか。よし、追っかけるぞ!」


319 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:41:40.95 ID:I8WCdxjU0
 それからしばらくの間、少女達は街を歩き回る。
しかし、今日着いたばかりのこの街で、
呉キリカの居そうな場所など彼女達は知る由もなかった。



ほむら「見つからないわね・・・」

杏子「お、マミが戻って来たぞ」

マミ「駄目ね。この寺子屋で彼女とは会ったのだけれど・・・」

まどか「それじゃあ、織莉子さんに聞いてみようよ」

マミ「織莉子さんの家に行ってみましょうか」



マミ「ごめん下さい」

織莉子「あら、またいらっしゃい。今度はどうしたの?」

まどか「何度もすみません。キリカさんについて、少し聞きたい事があって・・・」

織莉子「キリカに?」

まどか「いろいろあって、誤解されちゃったようなんです」

織莉子「ごめんなさい。聞いてあげたいのだけれど、
 急ぎの用事があってすぐに出なければならないの」

ほむら「・・・・・・」

織莉子「戻って来てからお話を伺います。それでは駄目でしょうか?」

マミ「岡っ引のお仕事ですか?」

織莉子「あなた方には関係のない事です。では申し訳ありませんが、これで・・・」


320 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:42:13.04 ID:I8WCdxjU0
杏子「まるで逃げて行くみたいだったな」

ほむら「織莉子とキリカが裏で組んでいる・・・という事は?」

まどか「ほむらちゃん、いくらなんでも怒るよ」

ほむら「・・・行動が不自然だと思わない?」

まどか「2人とも、そんな悪い人じゃないよ・・・」

マミ「はいはい、喧嘩しないの。分からないのなら確かめてみましょうよ」

杏子「アタシも同意見だ。織莉子には今からなら追いつけるからな」

マミ「私は個人的には、織莉子さんは悪い人じゃないと思う」

ほむら「あんなに必死に走って、どこに行こうと言うのかしら?」

杏子「分かんねぇから確かめに行くんじゃないか」

まどか「もしかしたら私達も手伝える事があるかもしれない。行こう、みんな」



 街を出てひたすらどこかを目指す織莉子。
もう随分と距離を離されてはいたが、
それでも障害物もなにもないこの平原で、
少女達が織莉子を見失う事はなかった。


321 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:42:45.01 ID:I8WCdxjU0
--- 貿易船 ---

杏子「確かにこの港に入っていったよな」

ほむら「間違いないわ。あの船の前に・・・」

まどか「誰かと話しているね」

マミ「あれは・・・天誅組?」



織莉子「どうあっても、通してもらえませんか?」

天誅組「お奉行様の命令ならともかく、たかが1匹の岡っ引に
 どうして中を見せなきゃならねえ?分かったらさっさと帰れや」

織莉子「残念ですけれど、今回は帰るつもりはありません。
 どうしても見せて貰えぬとなれば、力尽くでも・・・!」

天誅組「女子供1人で何が出来る!
 おい、お前ら。コイツをひん剥いちまえ!」



 男が声を上げると、船の中からぞろぞろと出てくる人影。
岡っ引の少女は、倍の年齢はあるであろう大の男達に囲まれていた。



まどか「大変・・・助けに行かないと!」

キリカ「その必要はないよ、客人」



 いつからそこに居たのか、少女達が振り返る前に
呉キリカは前方の天誅組へ向けて走り出す。
その腰に帯びている刀に手を置きながら。

 秒殺。
そうとしか言えない鮮やかな手並みで
彼女は男達を地面に這い蹲らせる。


322 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:43:28.64 ID:I8WCdxjU0
織莉子「キリカ・・・あなた!」

キリカ「大丈夫だよ。キミの言いつけ通り、殺しはしていない」

織莉子「どうしてこう無茶をするの。あなたは剣の腕が立つだけの、普通の子なのよ」

キリカ「なんだい、無茶をするだって。そっくりキミに返すよ、その言葉」

織莉子「私はお父様の無念を晴らすために・・・!」

キリカ「それなら、それを手伝うのが私の役目だよ。キミを危険に晒したりはしない」ダッ

織莉子「キリカ!待ちなさい!」



マミ「織莉子さん!」

織莉子「あなた達まで・・・どうしてここに?」

ほむら「後を付けさせてもらったわ。この船には一体、何があると言うの?」

織莉子「今は話している時間がないわ。急いでキリカを追わなくては」

まどか「それなら私達も手伝います!」

織莉子「・・・・・・」

杏子「嫌だと言っても、勝手に付いていくよ」


323 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:43:55.97 ID:I8WCdxjU0
 その船の中には、人の気配がなかった。
用心棒として雇われていた天誅組は、
皆が気絶して床に転がっていたからである。



マミ「これを全員、キリカさんがやったと言うの?」

杏子「1人で飛び込んで行っただけはあるな」

織莉子「剣の腕だけなら、あの子は誰にも負けないでしょう」

ほむら「それなら、私達が手伝う事もなかったわね」

織莉子「・・・けれど、どれだけ剣が達者であろうと抗えない力もある」

まどか「織莉子さん?」

織莉子「皆さんに少しお話をしましょう。私の父の事です」



織莉子「私の父は、今の私と同じ仕事をしておりました。
 岡っ引より格上の、同心という立場ではありましたが」

織莉子「父はずっと、江戸に蔓延するアヘンの出所を探っていました。
 越後屋の行っている密貿易。それを父は突き止めたのです」

織莉子「しかし、越後屋が裁かれる事はありませんでした。
 父は何度もお奉行様と掛け合っていたのですが・・・」


324 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:44:22.75 ID:I8WCdxjU0
織莉子「・・・ある日、私が目を覚ますと父は床に居りませんでした。
 その日のうちに、川に浮かんでいる父の姿が見つかったのです」

まどか「そんなのって・・・」

織莉子「越後屋を敵に回すというのは、そういう事でした」



織莉子「だからこそ、あなた達もキリカも、ここには連れて来たくはなかった」



杏子「そうすっと・・・」

織莉子「お察しの通り、この船は越後屋の密貿易船です。
 私の集めた情報が正しければ、この船にはアヘンが積まれているはず」

マミ「そこまでして、どうして織莉子さんは戦うの?」

織莉子「父はこの江戸が、アヘンに蝕まれていくのを嘆いていました。
 けれど諦めてもいませんでした。そんな父の口癖をよく聞いたからでしょうか」



織莉子「道が昏いのであれば、自ら陽を灯そう」



織莉子「・・・父が帰らぬ人となった日に、私も心に誓ったのです。
 父の無念を晴らすまでは、この十手を手放さないと」


325 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:44:56.04 ID:I8WCdxjU0
 無言で船内を歩く少女達。
階段を降り、船倉に着いた彼女達は
大量の木箱を目にする事になる。



ほむら「これは・・・」

織莉子「中身は・・・やっぱりアヘンね。間違いないわ」

キリカ「みんな到着したね。さすがに1人では骨が折れたよ」



 腕や足など、体の露出している部分の至る所に切り傷が。
見ているだけで痛そうな状態でありながら、呉キリカは笑顔のままであった。



杏子「テメェいつの間に・・・」

織莉子「キリカ、あなたその怪我・・・!」

キリカ「こんなの怪我のうちに入らないよ」

織莉子「あなたはいつもそう言って!」

ほむら「キリカ、あなたに話があるわ」

キリカ「客人達、休戦をしないかい。今のところ、私達の目的は一緒のはずだよ?」

織莉子「キリカ、あなた・・・」

まどか「キリカさん、聞いて・・・」

キリカ「あ~、いっぺんに話をされても困るなぁ。今は急ぐべき時ではないかい」



キリカ「事が知れたら、越後屋はすぐに証拠を消しに来るだろう。
 私達は急いでここに役人を連れてくるべきだと思わない?」


326 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:45:30.23 ID:I8WCdxjU0
ほむら「そうやってしらばっくれるつもりなの?」

マミ「キリカさんの言う事も正しいわ。みんなはここに人を連れて来て」

まどか「マミさん?」

マミ「私もここに残るわ。キリカさんとお話をしたいもの」

キリカ「いいのかな、そんな事を言ってしまって。
 1人になった所を襲い掛かるかもよ」

マミ「あら、そんな人には見えないのだけれど?」



織莉子「キリカ、あとでお説教よ。聞きたい事が沢山あるわ」

キリカ「キミの説教なら、喜んで聞くよ」

織莉子「行きましょう、皆さん」

杏子「マミ、気を抜くなよ」

マミ「ええ、分かっているわ。みんなこそ気をつけてね」



キリカ「どういう風の吹き回しだい、客人」

マミ「あなたの私達への誤解を解きたいのが1つと」

マミ「あなたの戦う理由が知りたくなったのよ。
 織莉子さんが戦う理由を、さっき聞かされたから」

キリカ「織莉子がキミ達に話したのか?」

マミ「ええ、とっても立派な志だったわ。
 そんな彼女を手伝っているあなたの事が、気になるの」

キリカ「ふむ」

マミ「どうしてあなたは戦っているの?」


327 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:46:02.02 ID:I8WCdxjU0
キリカ「あまり自分の事を話すのは乗り気がしないね。
 客人の質問への回答を拒否する」

マミ「そう。それなら、こちらの質問はいいかしら。
 なぜ、ソウルジェムの事を守ろうとしているの?」

キリカ「その質問も受け付けない」

マミ「冷たいのね。どうすれば疑いが晴れるのかしら」

キリカ「実のところは、今では客人をそこまで疑っていない。
 キミは私と戦うためでなく、対話をするためにここに残っているからね」

マミ「言ったでしょう、お話がしたいだけだって」

キリカ「けど、キミ達がソウルジェムをどう扱おうと、それは私にとって些細な事だ」

マミ「それはどういう事?」

キリカ「答える義務はないよ」



キリカ「ただ、まぁ、その。あれだ」

マミ「?」



 痛みを感じた時には、もう遅かった。
目にも止まらぬ速さで、刀の柄が巴マミの首筋をとらえる
かろうじて意識は保っていたものの、彼女は声を出す事が出来なかった。

 

マミ(どうして・・・)



 追加の一撃が加えられる。その衝撃により、
巴マミの繋ぎとめていた意識は断ち切られてしまう。


328 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:47:00.93 ID:I8WCdxjU0
--- 奉行所 ---

織莉子「お奉行様。越後屋の船には、アヘンが積まれていました」

奉行「そうか、でかしたぞ織莉子。おい、そこのお前。人を連れて船を調べて参れ」

同心A「はっ!」

奉行「そっちのお前は、越後屋を引っ立てて参れ」

同心B「引きずってでも連れて参ります」



奉行「ついに父上の仇が取れるな。ヤツもあちらでさぞ喜ぶであろう」

織莉子「お奉行様、ありがとうございます」

まどか「やりましたね、織莉子さん!」

織莉子「ありがとう。みんなには心配をかけてしまったけれど、
 越後屋がお縄につけば、この江戸も明るくなるでしょう」

ほむら「越後屋の用心棒な以上、天誅組も同罪ですものね」

杏子「良かったな、アタシ達はあんま手伝ってもいないけど
 これで一件落着ってワケだ!」



越後屋「ちょwww待てってwww俺なんもしてねーからwww」

同心B「黙ってとっとと歩かんか!」

まどか「あれが越後屋さん?」

ほむら「あの人、城下町の武器屋だわ」

織莉子「間違いないわ。彼が越後屋よ」


329 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:47:42.82 ID:I8WCdxjU0
越後屋「織莉子テメーwww何してくれやがったwww」

織莉子「それは自分の胸に聞いてみたら如何でしょうか?
 もうこれであなたも、年貢の納め時ですわね」

越後屋「それはwwwどうかなwww」

ほむら(何でそこまで自信を持っていられる?)



同心A「ただいま戻りました」

奉行「ご苦労。どうであった?」

同心A「越後屋の船に南蛮の細工品はありましたが・・・アヘンは見つかりません」

織莉子「そんな馬鹿な。越後屋、どこかに隠したのね!」

越後屋「アッシは店から真っ直ぐここまで連れて来られたんだwww
 何か出来るハズねーだろwww」

杏子「テメェ・・・何かしたんだろ!」

越後屋「濡れ衣もwwwいいかげんにwwwして欲しいねwww」

まどか「見張りをしていた仲間が2人いたはずです。
 同心さん、見かけませんでしたか?」

同心A「いや・・・船の中には、誰も居なかったぞ」

ほむら「そんな・・・天誅組だって倒れていたはずよ」

同心A「そう言われてもな。見なかった物は見なかったのだ」

織莉子「・・・・・・」



奉行「越後屋、すまなかったな。離してやれ」

同心B「ハッ・・・」

越後屋「なーにwwwお上のためならwww
 ただ女なんぞに、岡っ引は務まらないのではwww?」

330 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:48:11.01 ID:I8WCdxjU0
織莉子「お奉行様・・・」

奉行「そなたの力にはなりたいが、証拠がなくては捕らえる事が出来ぬ」

織莉子「・・・・・・」

まどか「織莉子さん・・・」

ほむら「キリカと巴マミはどうしたのかしら」

杏子「とりあえず、あの船をもっかい見に行こうぜ。
 ここで考えてても何も始まらねえ」

まどか「うん、行こう。織莉子さんも行きましょう」

織莉子「・・・はい」


331 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:48:46.36 ID:I8WCdxjU0
--- 貿易船 ---

岡っ引「織莉子か。残念だったが、本当に何も見つからないんだ」

織莉子「ここに見張りとして2人を残しておいたのですが、
 本当に誰も居ませんでしたか?」

岡っ引「船の中はもぬけの空さ。なんだったら見て貰っても構わない」

織莉子「それでは。みんな、探してみましょう」

岡っ引「おっと、岡っ引の織莉子はともかく、そちらの異国の人には
 ここを通すわけには行かないな。これでも中を調べている最中なんだ」

杏子「いいじゃんか、見せろよ」

織莉子「いえ、皆さんには十分に手伝って頂きました。
 ここは私が2人を探すので、皆さんは私の家に行ってて頂けませんか?」

まどか「でも・・・」

ほむら「他に探すアテもないわ。ここは織莉子さんを信じましょう」

織莉子「それでは行ってきますね」



杏子「どうするよ」

まどか「みんなでバラバラに散って、色んなところを探してみる?」

ほむら「キリカの動向が分からないわ。彼女ほどの使い手と、
 1対1で戦いになる事は避けたい。みんな固まっているべきよ」

まどか「キリカさん、マミさん、どうして・・・」

杏子「仕方ねえな・・・織莉子の家に行くか」


332 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:49:12.22 ID:I8WCdxjU0
--- 日本橋 ---

ほむら「確かここが織莉子の家だったわね」

まどか「勝手に入ってていいのかな」

杏子「本人がいいって言ってたからいいんじゃねえか?」



ほむら「ふう。あとは織莉子の帰りを待つばかりね」

まどか「・・・あれ?」

杏子「どうした?」

まどか「ねぇみんな。布団に誰かいるよ」ボソボソ

杏子「ホントだな」ボソボソ

ほむら「留守の家に入って寝ているなんて、怪しいわね」ボソボソ

杏子「何者か知らないけど、油断すんなよ。武器を構えておけ」ボソボソ

まどか「う、うん」ボソボソ

杏子「行くぞ・・・」ボソボソ



杏子「そぉらっ!」バサッ



マミ「くかー」


333 1 [saga]:2011/07/08(金) 19:49:40.61 ID:I8WCdxjU0
ほむら「・・・・・・」

まどか「マミさん・・・?」

杏子「オイッ!!」

マミ「っ!」ビクッ

マミ「あれ、みんな?えっと・・・あれ?」ゴシゴシ

ほむら「あなたの昼寝グセは知っていたけれど・・・まさか違うわよね?」

マミ「なんだろう、首が痛い」

杏子「寝違えたとでも言うつもりかテメェ・・・」

マミ「・・・そうだわ!」

まどか「そうなの?」

マミ「違う違う、キリカさんに攻撃されて・・・」

ほむら「キリカに?」

マミ「ええ。あの船の中で話をしていたら、いきなりね」

杏子「あいつはどうなったんだ?」

マミ「分からないわ。気付いたら、ここで寝ていたんだもの」

杏子「アイツがマミをここまで連れて来たのか?」

まどか「キリカさんが・・・」

ほむら「何の目的があるかは分からないけど、織莉子からも色々と聞く必要があるわね」

杏子「とにかく、マミが無事で良かった。あとは織莉子の帰りを待つか」



 織莉子が戻ってきたのは、日がすっかり落ちた後であった。
室内は薄い灯だけに照らされてはいたが、
彼女の落胆した表情を、全員がハッキリと見て取る事が出来た。

 越後屋を捕らえるだけの証拠品を、掴む事が出来なかったのだ。


334 1 [saga sage]:2011/07/08(金) 19:50:14.86 ID:I8WCdxjU0



338[saga]:2011/07/10(日) 21:24:47.44 ID:5WNSeCxX0
織莉子「巴さんが無事だったのは良かったけれど。
 キリカの姿も、アヘンもあの船には見つからなかったわ」

まどか「そうですか・・・」

織莉子「これで越後屋を捕まえるのも、振り出しに戻ってしまった。
 また少しずつ、悪事を暴くネタを集めないと・・・」



マミ「本当に振り出しなの?」

織莉子「お奉行様に見せられるだけの証拠がない事には、
 越後屋をどうにかする事は出来ませんわ」

杏子「アタシ達はあの船の中で確かに見たじゃん。
 証拠ってヤツをさ」

織莉子「けれど、それはどこかに隠されてしまったわ。
 誰の仕業なのか、どこに隠されたのかも分からない・・・」

杏子「なら、それを吐かせに行こうよ。それが手っ取り早い」

織莉子「越後屋はそれを恐れて、天誅組を用心棒として雇っているのよ。
 その人数も並大抵ではない。不可能だわ」

マミ「織莉子さん1人じゃ不可能だったかもしれない。
 けど、今回は私達がついているわよ」

杏子「珍しいな、マミがこんな意見に賛同するなんて」

マミ「荒っぽい事は好きじゃないけどね。
 今日に起きた出来事を、そう簡単に隠せるとは思わない」

織莉子「・・・やるなら早い内がいいということね」

ほむら「それに協力をするのは構わないのだけれど。
 その前に聞かせて欲しい事があるわ」

織莉子「何でしょうか?」

ほむら「キリカの事よ。彼女は私達の敵なの?」

織莉子「・・・あの子は私の大切な友人ですわ。
 味方になる事はあれど、敵になる事なんて」


339[saga]:2011/07/10(日) 21:25:20.62 ID:5WNSeCxX0
ほむら「しかし、実際に巴マミはキリカからの攻撃を受けた。
 それをどう説明してくれるの?」

織莉子「巴さん、それは真実なのですか?」

マミ「はい、間違いなく。気絶させられて、この部屋に寝かされていました」

ほむら「これから危険な場所へ向かうと言うのであれば、
 ここでハッキリと聞いておきたい。キリカが私達の背後から襲って来ないのかを」

織莉子「・・・あの子の考えている事は分かりませんが、
 これだけは断言します。あの子が私達を襲うなど、ありえません」

ほむら「・・・・・・」

まどか「あの・・・この話は後にしませんか?」

マミ「私も同感ね。もしもキリカさんが来たら、
 その時には織莉子さんに説得してもらいましょう」

杏子「それで何とかなるんじゃねーか?」

ほむら「・・・納得は出来ないけれど、分かったわ」



まどか「それじゃあ、行こうか!」

織莉子「皆さん、よろしくお願いします」


340[saga]:2011/07/10(日) 21:28:06.30 ID:5WNSeCxX0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8268542

--- 城下町 越後屋の屋敷 ---

杏子「いよいよだな・・・準備はいいか?」

マミ「待って、みんなにこれを渡しておくわ」

まどか「これは・・・」

ほむら「覆面・・・?」

マミ「え、大事なものよ?」ゴソゴソ



織莉子「お借りします。面が割れるとまずいですからね」ゴソゴソ

ほむら(強盗が2人・・・)

まどか(これじゃ私達が悪役みたい・・・)

杏子「ま、確かにその通りかもな。借りるぜ、マミ」ゴソゴソ

ほむら「・・・・・・」ゴソゴソ

まどか「・・・・・・」ゴソゴソ



マミ「さあ行くわよ。ソウルジェムガーディアン、マミレンジャー!」ドーン

織莉子「ふふふ」

杏子「なんでマミが主役なんだよ!」

ほむら(強盗が5人・・・)

まどか(もう戻れない)


341[saga]:2011/07/10(日) 21:28:32.18 ID:5WNSeCxX0
マミ「御用だ御用だ!」

まどか「ちょ、マミさん」

杏子「叫ぶんじゃねえよバカ!」



天誅組「なんだテメェらは!」

マミ「悪・即・斬!」ビー

天誅組「」ドサッ



天誅組「なんだなんだ」ガチャ

天誅組「どうしたどうした」ガチャ

まどか「うわぁ、一杯きたよ!」

マミ「全員やっつけるわ」

杏子「んな無駄な事してどうすんだ!」

織莉子「皆さん、こちらの部屋に!」ガチャ



まどか「あんなに天誅組が来るなんて・・・」

ほむら「騒ぎを起こせば越後屋が逃げてしまうじゃない。
 巴マミ、あなたはどこまで愚かなの」

杏子「あれだけの数を相手にして、能力も武器も弾も持たないだろうが!」

マミ「・・・ごめんなさい」グスッ

まどか(覆面の泣き顔・・・)

ほむら(何とも言えない気分になるわ・・・)

織莉子「あそこの棚から天井裏に抜けられそうだわ。
 ひとまず、そこに身を隠しましょう」


342[saga]:2011/07/10(日) 21:29:08.13 ID:5WNSeCxX0
 まだ追手が来ていない事を確認して
全員が屋根裏へと駆け上がり、
5人が上った事を確認してから天井板を嵌め直す。



ほむら「真っ暗で何も見えないわ」

杏子「骨組みから落ちるなよ。
 人が乗ったらこんな板きれの天井、抜け落ちちまう」

織莉子「これからどうしたものかしら」

マミ「あまりゆっくりしていると、越後屋が逃げてしまうわ」

ほむら「あなたがそれを言うの?」

マミ「ごめんなさい」

まどか「でも、ここからなら天誅組に追われずにじっくり探せそうだよ」

杏子「よし、とりあえず動くか」



 木製の天井枠を伝い、ゆっくりと進み出す。
周囲は暗闇であったが、やや離れた場所に
天井板に空いた穴から、一筋の灯が階下の部屋から漏れていた。

 それはすなわち、そこには人がいるという証拠。
その光に近づいて行くにつれ、その部屋に居ると思われる
人間達の会話が少女達の耳に入って来ていた。


343[saga]:2011/07/10(日) 21:29:34.35 ID:5WNSeCxX0
越後屋「賊が入り込んでいるようですがwww天誅組が片付けてくれるでしょうwww」

将軍「たりめーだwwwお前らのためにどれだけ俺が努力してるか分かってんのかwww」

越後屋「サーセンwww」

将軍「アヘンの件もそうだぜwww
 町奉行に知られないようにするのは俺だって大変なんだぞwww」

越後屋「マジサーセンwww
 今度から上納金を2倍にしますからwww勘弁して下さいwww」

将軍「ソウルジェム集めには金がかかるからなwww
 町人をヤク漬けにしてwww絞れるだけ絞らねーとなwww」

越後屋「ショウさんもワルっすねwww」

将軍「将軍様に向かってショウさんとか殺すぞwww
 テメェも十分ワルだろうがwwwほwほwほwほwww」



織莉子「そんな・・・越後屋と将軍様がグルだったなんて・・・」

杏子「考えるのは後だ。天井板ブチ抜いて、このまま部屋に突っ込むぞ」

ほむら「ええ。ソウルジェムの事も聞きだす必要があるわ」

マミ「待って」

まどか「マミさん?何を・・・」

マミ「とうっ!」バキッ


344[saga]:2011/07/10(日) 21:30:06.68 ID:5WNSeCxX0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14554669

越後屋「何だwwwこの音楽はwww」

マミ「話は全部聞かせて貰ったわよ!」スタッ

将軍「ひえーwww」ダッ

越後屋「ショウさんwww待ってwww」

織莉子「越後屋!観念なさい!」スタッ

杏子「ちっ、逃げ足の速い将軍様だな」スタッ

ほむら「仕方ないわ。コイツを締め上げましょう」スタッ

まどか(みんなよく飛び降りれるなぁ・・・)ビクビク

越後屋「な、何者だwwwおい、誰か・・・」

織莉子「呼ばせはしない!」

 おりこは なげせんで
 えちごやを こうげき
 えちごやに 166のダメージ
 えちごやは たおれた

 - あくのそろばんを 手に入れた -

越後屋「痛いwww返してwww俺のそろばんwww」

ほむら「名前からして悪趣味な武器ね」

杏子「いらねーよ、こんなの」

越後屋「じゃ返せよwww」

杏子「オラよっ!」ブンッ

越後屋「痛ぇwww」ゴツン

マミ「洗いざらい話しなさい。さもないと只じゃ済まないわよ」

越後屋「勘弁して下さいwwwみんなショウさんに言われてやっただけなんだよwww」

織莉子「将軍様が黒幕だったという事なの・・・?」


345[saga]:2011/07/10(日) 21:30:55.64 ID:5WNSeCxX0
杏子「このままコイツを連れて行きてーとこだけど・・・」

ほむら「部屋の外には天誅組が待ち構えているでしょうね」

マミ「今度こそ、敵を全て片付けなきゃいけないのかしら」



キリカ「その必要はないよ」

まどか「キリカさん!」

織莉子「キリカ!」



 いまだ天井から降りれずにいる鹿目まどかの隣に
いつの間にか現れていた呉キリカ。
彼女は足場にしている天井枠に縛り付けた縄梯子を部屋に落とす。



キリカ「退路も用意せずに無茶をしたもんだね。こういうのが大事なんだよ」

杏子「キリカ、テメェ何しに来やがった!」

キリカ「ここまでの事をされてしまっては、隠す意味もなくなった。
 ひとまずこの屋敷から脱出しよう、それから全部教えるよ」

ほむら「・・・・・・」

織莉子「キリカ、あなたは一体何を考えているの?」

マミ「今は逃げる事を考えましょう。
 越後屋を連れて行けないのは残念ではあるけれど」



 全員が縄梯子を使い、天井裏へと戻る。
キリカの案内に従って、少女達は越後屋の屋敷から
無事に抜け出す事が出来ていた。


346[saga]:2011/07/10(日) 21:31:23.68 ID:5WNSeCxX0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11623150  

--- 日本橋 ---

キリカ「みんな無事に戻れて良かった良かった」

織莉子「良かった、で済ますつもり?
 とにかくキリカには聞きたい事が山ほどあるわ」

キリカ「・・・やっぱり織莉子、怒ってるね」

ほむら「怒っているのは織莉子だけではないわ。
 全てを話しなさい」

キリカ「全てねぇ。さてさて、どこから話したものか」

織莉子「まずは巴マミさんにした事から話しなさい」

マミ「いえ、私の事より先に。なぜキリカさんは、船の見張りをしていなかったの?」

杏子「貿易船のアヘンが見つかっていれば全ては解決できていたわけだからな」

キリカ「全ての解決ね。果たしてそうかな。
 私はそう思わなかったから、船の見張りを放棄した」

まどか「どうして?」

キリカ「客人達も見ただろう。越後屋と将軍が繋がっている事は、
 私はもうとっくに知っていたからだよ」



キリカ「どれだけの証拠をあげようが、越後屋は捕まる事がない。
 この江戸の最高権力者が、越後屋を擁護しているのだから」

織莉子「・・・・・・」

キリカ「巴マミを攻撃したのも、それが理由だよ。
 巴マミがあの船に残れば、律儀に見張りの役目を果たしてしまう。
 だから、私が気絶させてここまで運んで来たんだ」

マミ「彼らの悪事を知りながら、黙って見ていたと言うの。
 たとえ少しずつでも、彼らを追い詰める事は出来たのではなくて?」

キリカ「時間さえかければ、それも可能だっただろうね。
 しかし、彼らを失脚させるほど時間をかける事は、実質的に不可能だ」


347[saga]:2011/07/10(日) 21:32:05.74 ID:5WNSeCxX0
織莉子「なぜキリカはそう思うの?」

キリカ「織莉子のお父様が身を持って証明してしまったじゃないか」



キリカ「彼らの事を知れば知るほど、織莉子の命は短くなる。
 不可能なんだよ。越後屋を捕まえる事なんて」

マミ「それがあなたの戦う理由なの?」

キリカ「織莉子は立派な志を持っている。それは正義なんだと私は確信している。
 客人達も、自分達の正義のためにソウルジェムを追っているのだろう」

キリカ「けれど、私にも織莉子を絶対に死なせない、という正義があるんだ」

杏子「すると、アンタは織莉子を守るために、織莉子の邪魔をしていたっつーのか?」

キリカ「知られたら嫌われてしまうと思って黙っていたんだけどね。
 もう隠せないから、なにもかも白状しているというわけさ」



織莉子「・・・出て行って」



 その声を聞いた呉キリカは、残念そうな表情を隠そうともしない。
織莉子の声から滲み出る感情が何なのかを確かめようとしていたが、
それを怒りなのだと解釈した彼女は、観念して織莉子の家を出て行く。

 全員がじっと動かない中、巴マミだけが呉キリカを追いかける。


348[saga]:2011/07/10(日) 21:32:46.39 ID:5WNSeCxX0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4393197  

マミ「キリカさん!」

キリカ「・・・こう見えても傷心中なんだ。ほっといてくれないかい、客人」

マミ「私で良かったら、お話くらい聞くわよ?」

キリカ「・・・・・・」



キリカ「私は昔、憧れていた人が居たんだ」

キリカ「両親の居ない私は、その人に育てられたようなものだった。
 だから、少しでもその人の手助けをしたくて。私は剣の練習を続けた」

キリカ「ところが、どれだけ私が腕を磨いてもその人は私を認めてくれなかった。
 私は戦いをするには、まだ幼いという理由で」

キリカ「それでも私は食い下がった。
 足手まといにはならないから、連れていけってね」

キリカ「その人はようやく折れて、私をこの江戸まで連れてきたんだ」
 そうして、私は織莉子と出会ったんだよ」



マミ「・・・・・・」



キリカ「当時の私達は、お互いに9つくらいの年齢だった。
 そんなちっぽけな織莉子が、お父様の遺志を受け継ぐ、だってさ」

キリカ「私の育ての親と織莉子とは、心に秘めていた正義感がそっくりだったんだよ。
 そうして織莉子に興味を持った私は、江戸にいる間に何度も織莉子を尋ねた」

キリカ「そうしているうちに、私の憧れの人がこう言ったんだよ。
 織莉子の事が気になるなら、キリカは織莉子を守る盾になれ、って」

キリカ「それが初めて、私が必要とされていると感じ取れた瞬間だったんだ。
 すごく悩んだけれど、それもあって私はこの江戸に留まる事になったんだよ」


349[saga]:2011/07/10(日) 21:33:30.54 ID:5WNSeCxX0
キリカ「あれから私の育ての親は、私に会いにも来ていない」

キリカ「けど、それがどうだとも思ってはいないよ。
 なんであの人が私を江戸に置いて行ったのか、今なら分かるんだ」

キリカ「あの人は私を戦場に置く事を良しとせず、私に友人を作ってくれたんだよ。
 いつも一人きりで剣の素振りをしていた私に、かけがえのない友人をね」

マミ「織莉子さんが大好きなのね」

キリカ「好きとかそんな軽々しいものじゃないぞっ!」



キリカ「・・・ちょっと興奮した。ごめん」

マミ「いいえ。あなたがどれだけ織莉子さんの事を想っているか、よく分かったわ」

キリカ「織莉子を守る事が私の生きる意味なんだ」

キリカ「織莉子が危ない橋を渡ろうとしている事は分かっていた。
 だから彼女がその橋を渡る前に、私が橋を崩してしまうのが最善の選択肢なんだ。
 そう思わないかい、客人?」

マミ「その考えを全て否定するつもりはないわ。けれど」



マミ「私達ならば、その橋を渡りきって見せるわ。
 これまでもそうして来たし、これからもきっとそうして行く」
 
キリカ「客人は将軍と戦うつもりかい?」

マミ「ソウルジェムの事を知ってしまった以上、戦うわ」

キリカ「江戸城に侵入なんて、危険なんてものじゃ済まないよ。
 どうしてそこまでするのかな?」

マミ「私達にも、あなたと同じように憧れている人がいるの」



マミ「その人の志のために」

キリカ「・・・・・・」


350[saga]:2011/07/10(日) 21:34:01.61 ID:5WNSeCxX0
マミ「私も聞きたいわ。あなたが私達に刀を向けた時、
 あなたがソウルジェムを気にかけていた理由を」

キリカ「織莉子と一緒にいるうちに、気が変わっていったとはいえ」

キリカ「私の育ての親も、ソウルジェムを守る仕事をしていたんだ」

キリカ「だからだろうね。今でもソウルジェムの事は気になるんだ」

マミ「案外、私達の憧れの人って同一人物なのかもね」

キリカ「ふふっ。私もそう思っていたところだよ、客人」



マミ「私達はガーディアンとして、ソウルジェムを将軍から守ってみせる。

マミ「キリカさんは、橋を渡るつもりがあるかしら?」



キリカ「私の力だけじゃ出来ない事だったけれど、客人達となら出来るかもしれない」



キリカ「元ガーディアン、呉キリカ。客人達と行動を共にさせてもらっていいかい?」

マミ「ええ、喜んで」



 2人はぐっと握手を交わす。
巴マミの帰りが遅いのを心配し、探しに来た仲間達は
その光景を目にしていた。

 織莉子だけはその場に居なかったが、
全ての事情を少女達は道すがらに話し合う。
江戸城へ向けて歩きながら。


351[saga]:2011/07/10(日) 21:34:29.79 ID:5WNSeCxX0
http://www.nicovideo.jp/watch/nm8301286

--- 江戸城 ---

杏子「マミ、今度こそ大声出すなよ」

マミ「はい・・・」

ほむら「それはともかく、どう侵入しようかしら」

キリカ「まだ将軍もこの城に戻ったばかりだろう。
 警戒が普段と同じように見えるね」

まどか「それはいいんですけれど、どうするんですか?」

キリカ「あまり賢いとは言えないけど、ここは正面突破でっ!」ダッ

杏子「オイ、そんなんでいいのかよ!」ダッ

ほむら「巴マミ2号ね・・・」

マミ(・・・私が1号だっ)ドヤッ



門番「近づくな!ここに来た者は斬れと伝わっている!」

キリカ「命を粗末にしない方がいいよ」

門番「何を・・・」

キリカ「鈍いッ!」ガンッ

門番「」ドサッ


352[saga]:2011/07/10(日) 21:35:06.69 ID:5WNSeCxX0
まどか「キリカさんすごいなぁ」

杏子「だからと言って正面から突っ込むなんて・・・」

キリカ「これでも考えてこうしたつもりだよ?」

杏子「そうなのか?」

ほむら「まだ将軍は戻ったばかりで、兵の招集や配置が済んでいない。
 無謀に見える正面突破だけれど、理にかなっているとも言えるわ」

キリカ「ご名答。時間をかければかけるほど、この江戸城の守りは堅くなる」

マミ「とにかく急ぐ必要があるわけね」

まどか「なるほど~」

キリカ「そういうワケさ。さあ、みんなにも走ってもらうよっ!」


353[saga]:2011/07/10(日) 21:35:39.26 ID:5WNSeCxX0
まどか「えっ?」

杏子「どういう事だ、オイ。魔物が城に居るなんて聞いてねえぞ」

キリカ「確かにこれはおかしいね。いつから将軍は城内で魔物を飼うようになったんだ」

マミ「立ちふさがる敵なら、戦うだけよ!」

 マミさんは ビームライフルで
 ファントムを こうげき
 ファントムに 387のダメージ
 ファントムは たおれた

キリカ「それじゃあコッチは貰った!」

 キリカは むらまさで
 ファントムを こうげき
 ファントムに 818のダメージ
 ファントムは たおれた



ほむら「物凄いダメージだわ」

まどか「ソウルジェムも装備しているわけじゃないのに・・・」

杏子「スゲェな、どうしてそんなに強いんだ?」

キリカ「私の力ではなく、この刀の力さ」

マミ「お化けの敵に強い刀なのね」

キリカ「そういうコト。他にも効く相手はいるんだけどね」

まどか「他に効く相手って何ですか?」

キリカ「人間だよ」ニコッ

ほむら「笑顔で言わないで欲しいわ」

キリカ「私は人を殺めたりしないよ。織莉子に言われたからね。ただ・・・」



キリカ「将軍だけは別だよ」


354[saga]:2011/07/10(日) 21:36:08.65 ID:5WNSeCxX0
 城内を駆ける少女達。散発的に襲い掛かる魔物がいたが
キリカの言うように、侵入者を待ち構えるほどの数ではなかった。
それらの敵を蹴散らしながら、ひたすらに天守閣を目指す。



キリカ「ちぇっ、行き止まりか」

マミ「宝箱があるわ。せっかくだから開けましょう」

 - ミサイルを 手に入れた -

 - ドラゴンの盾を 手に入れた -

ほむら「この城の雰囲気に合わないハイテク兵器が出たわね」

まどか「マミさん使いますか?」

マミ「ミサイルは弾が少なくて不便そうなのよね。けど、もう片方の・・・」チラッ

まどか「分かってますよ。えいっ」ポイッ

マミ「ゲットだぜ!」ペタッ

杏子「宝箱のおかげでマミの盾がどんどん強化されていくな」ペリペリ

マミ「さようなら、一度も使わなかった炎の盾・・・」グスッ

まどか「マミさん・・・」グスッ

キリカ「ドラゴンの盾は最高級品じゃないか。
 もうこれ以上はないんじゃないかい?」

マミ「みんなは私が守ってみs
ほむら「それがあるのよ。ほら、イージスの盾」

キリカ「すごいソウルジェムを持っているものだね。
 さすがにこれには驚かされたよ!」

杏子「じゃあドラゴンの盾にも出番がないってわけか」

マミ「・・・・・・」グスッ

まどか「マミさん・・・」グスッ


355[saga]:2011/07/10(日) 21:36:37.33 ID:5WNSeCxX0
キリカ「この階段を上がれば天守閣だ」

杏子「ついに将軍をやる時が来たな」

ほむら「まどか?」

まどか「あの、なんとかして殺さないで済む方法はないかな・・・」

マミ「鹿目さん、気持ちは分かるけれど」

キリカ「あれを生かしておけば、罪のない江戸の民が余計に死ぬコトになる」

ほむら「殺さずとも、足腰立たないくらいにしてあげて
 改心させるのはどう?」

杏子「それでも将軍が悪さをするようだったら、またこうして忍び込めばいいしな」

キリカ「江戸城の警護を甘く見ないで欲しいね。
 ここまでこんな調子で来れたのは、それこそ奇跡的なコトなんだよ」



キリカ「不確実な方法は取れない。
 私達に2回目のチャンスなんてあるかも分からない。」

キリカ「今日この日までにも、将軍のせいで命を落とした人間は数え切れないほどなんだから」

マミ「織莉子さんのお父様も含めてね・・・」

キリカ「そういう事。私の私怨も大いに含んでいるだろうけれど、
 私は将軍を許すつもりなんてないよ」

杏子「・・・だそうだ。覚悟を決めな、まどか」

まどか「うん・・・」



キリカ「さあ、この部屋に将軍は居るはず。行くよっ!」



 襖を開けた少女達は、その部屋に座っている姿を見る。
護衛の1人も居らず、怯えた目で彼女達を見返す将軍。
不自然なほど無用心ではあったが、それは好都合でもあった。


356[saga]:2011/07/10(日) 21:37:12.52 ID:5WNSeCxX0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11635250

「「しょうぐんさま おいのち ちょうだい つかまつる!」」

357[saga]:2011/07/10(日) 21:37:38.95 ID:5WNSeCxX0
将軍「ひょえーwww誰かwww誰か居らぬかwww」

キリカ「覚悟ッ!」

 キリカは むらまさで
 しょうぐんの じゃくてんをこうげき
 しょうぐんに 921のダメージ

将軍「痛いwww助けてwww」

キリカ「この期に及んで命乞いかい。逃がすつもりはないよっ!」

将軍「やめるからwww越後屋との取引やめるからwww」

まどか「キリカさん・・・」

キリカ「ダメだ!」



キリカ「コイツは今ここで斬らないと・・・!」



 泣き叫ぶ将軍の背後に、影が現われる。
面を被ったその男の姿は、右手に大振りの刀を。
左手にはいくつかの宝石を持っていた。

 それは紛れも無く、ソウルジェムであった。


358[saga]:2011/07/10(日) 21:38:10.56 ID:5WNSeCxX0
ほむら「あれはソウルジェム!」

杏子「お前は?」



将軍「父上wwwお助けをwww」

大御所「ふん、馬鹿がドジを踏みおって。
 政を疎かにするから、このような目に遭うのだ」



 そう告げた大御所は、刀を持つ手を動かす。
それは息子である将軍の腹に突き刺さっていた。



将軍「ちょwww助けてwww」

大御所「貴様などもう用はないわ。消えうせろ!」


359[saga]:2011/07/10(日) 21:43:41.99 ID:5WNSeCxX0
マミ「あなたが黒幕だったと言うの?」

まどか「将軍様のパパだったんでしょ。どうしてこんな・・・」

大御所「全く馬鹿息子は役に立たんわい。
 ソウルジェムを集めて神になる計画であったのに」

杏子「テメェ・・・!」

ほむら「その面・・・あなたもインキュベーターというわけ?」

大御所「あんな生物と一緒にするでない。
 万が一、ガーディアンに嗅ぎ付けられても奴らの仕業に出来ると思って
 この面を被っておるのだ」

キリカ「人間でありながらここまで腐れるのか」

大御所「どうとでも喚け。馬鹿息子を利用する計画は失敗したが、
 まだまだワシにも運がある」



大御所「お前達がソウルジェムを持ってのこのことやって来てくれたからのう!」

まどか「あなたなんかに渡さない!」

大御所「死ねいっ!」

mlb045re


360[saga]:2011/07/10(日) 21:44:21.81 ID:5WNSeCxX0
 その刀は鹿目まどかに向けて振り下ろされる。
ヒュン、と風切り音を上げながら迫る刃は
彼女を第一の犠牲にしようとしていた。



ほむら「まどかっ!」

まどか「っ!!」



 刀は血を吸う事が出来なかった。
それが振り下ろされる前に行動を始めた
呉キリカの両手に、その刀の運動は止められていた。



まどか「キリカさん・・・?」

キリカ「白刃取りって技術だよ。間に合って良かった」

マミ「鹿目さん、今のうちに!」

まどか「はいっ!」



 巴マミのビームライフルから放たれる光が大御所を貫く。
その光を追うように、鹿目まどかはライトセーバーを構えて
大御所の頭部に突き刺していた。

 仮面の奥から覗く目が、鹿目まどかを睨み付ける。



杏子「まどか、離れろ!」



 声に呼応して鹿目まどかが飛びのくと、
その突き刺された剣に向けて”サンダー”の能力が発動される。
それなりの手ごたえを感じ取ってはいたが、
佐倉杏子は大御所を見つめたままであった。


361[saga]:2011/07/10(日) 21:44:48.54 ID:5WNSeCxX0
キリカ「こんなに死なない人間は初めてだよ」

ほむら「ソウルジェムの力を使っているんですもの。
 そう簡単には行かないわね」



 そう話しながら、暁美ほむらも両手に集めていた魔力を
大御所に向けてぶつける。
”サイコブラスト”の能力を浴びながらも、大御所はなお立っていた。



大御所「なかなかやりおる。お返しと行くか」



 大御所の左手のソウルジェムに、黄金色の魔力が集まる。
それは佐倉杏子がさきほど攻撃の手段に用いたものと、
全く同じ魔力であった。



ほむら「させない!」



 魔力の電撃が少女達の身を焦がすために迫る。

 その電撃を受け止めるのは、光の盾。
暁美ほむらはイージスの盾を天にかざし、
自身と仲間達を囲む光の壁を作り出していた。



大御所「イージスの盾か。ますますお前達のソウルジェムが欲しくなるわ!」


362[saga]:2011/07/10(日) 21:45:21.80 ID:5WNSeCxX0
杏子「くれてやるワケが・・・」



 再び佐倉杏子は意識を集中させて、その両手に
水色の魔力を集めていた。



杏子「ねえだろっ!」



 大きな氷の塊が大御所の頭上に生まれ、そして落下する。
”ブリザド”の能力の発動を見てから
鹿目まどかは腰から2本目のライトセーバーを取り出し
大御所に向けて切りかかる。

 大御所に刻まれた切り傷の上から、
呉キリカが続けて飛び込み、さらに傷を深くさせる。



キリカ「・・・・・・」



 傷を与えたとはいえ、人斬りの刀である村正は
期待していたダメージを与える事が出来なかった。
それは大御所がもはや、人を辞めた事の証明でもあった。

 なおも立っている敵を、ビームライフルの光が貫く。
すでに先の攻撃から、大御所の体には2つの風穴が
空けられていたものの、それでも敵は崩れる事がなかった。


363[saga]:2011/07/10(日) 21:46:08.32 ID:5WNSeCxX0
大御所「刀もサンダーも受け止められるとはな。
 こうする他にないのう」

マミ「気をつけて・・・何か来るわよ!」



 部屋全体に、魔力が集まるのを全員が感じていた。
すぐに魔力は大きな風となり、まず床の畳を吹き上げる。

 それはどんどん強くなり、やがて部屋の壁が破壊され、
ついには天井をぶち抜き、その破片を少女達に散らす。



 意識のあった者は天井に空いた穴から空を見る事が出来た。
その威力に耐えられなかった暁美ほむらは
竜巻に巻き上げられ、木板しか残っていない床に叩き付けられる。

 彼女が星空を見る事は出来なかった。



まどか「ほむらちゃん!」

杏子「まずは態勢を立て直すぞ!今のアタシだったらケアルが使える!」

キリカ「半端じゃない威力だね。続けて食らったら終わりだ」

マミ「あれほどの魔力を連発は出来ないわ。倒すなら今がチャンスよ!」


364[saga]:2011/07/10(日) 21:46:37.18 ID:5WNSeCxX0
 実際にその言葉通り、魔力を大きく消耗させた大御所は
疲弊しているように見えた。それはダメージの蓄積もあるのだろう。
そう考えた少女達は、先ほどと同じように攻撃を繰り返す。

 佐倉杏子だけは、傷の大きい呉キリカに回復の魔力を与えていた。



キリカ「ありがと、助かるよっ!」

杏子「しかし、まだ倒れないのかよ・・・」

マミ「化け物ね」

まどか「もうちょっとだよ、みんな!」



大御所「手強い相手だ。もう一度、”竜巻”を受けろ」

マミ「出来るわけが・・・!」



 その言葉は、集まりだした魔力を目にして止められる。
先ほどよりも小規模ではあったが、再び緑の魔力は
地面から風を起こし、竜巻の姿を作り出していた。



 それに体を持ち上げられる少女達。
床に叩き付けられてなお、立ち上がる事が出来たのは
巴マミと呉キリカのみであった。



マミ「みんな!」

キリカ「見ろ、あれ!」



 大御所も力を使い果たしたせいか、がくんと膝から折れる。
刀を杖代わりにし、体を起こしているのがやっとの様子に見えていた。


365[saga]:2011/07/10(日) 21:47:08.38 ID:5WNSeCxX0
 光の矢が3つ目の風穴を大御所に空ける。
そして呉キリカが刀を構え、敵へ向けて走り出す。
村正の刃は、大御所の肩口から深く斬り込まれていた。



大御所「ぐおおおっ・・!」



 与えた傷を広げようと、刀を引き抜こうとする呉キリカ。
大御所は腰から小太刀を引き抜き、そんな彼女へ向けて
さっと切り払う。



キリカ「そんなセコい手を・・・」



 村正から手を離し、反射的にその刀を両手で受けようとする。

 間。

 呉キリカの意図を見抜き、あえて一瞬だけ攻撃を止めた大御所。
その読みは的中し、遅れて襲い掛かる小太刀が
呉キリカの脇腹へと深く刺さる。



大御所「自惚れるなよ・・・!」

マミ「キリカさんっ!」

キリカ「しっぱい・・・・」


366[saga]:2011/07/10(日) 21:47:40.07 ID:5WNSeCxX0
 大御所は自分がやられかけていたのと同じように、
その小太刀を引き抜こうとする。

 だが、小太刀は呉キリカに刺さったまま動かない。

 口の端から血を流しながら、呉キリカ自身が
その刃を両手に挟んでいたから。



大御所「離せぇっ!」

マミ「そのままだと失血死するわ!」

キリカ「結構だ!」



キリカ「たかだか私が死ぬ程度で、織莉子の全てが守れるなら・・・」



キリカ「大いに結構!」



 跪いたまま、小太刀に気を取られて動けない大御所。
なんとか射線を呉キリカから外し、大御所の頭部に狙いを付ける。

 そうしてビームライフルから放たれた光線は、
彼の被っていた面ごと大御所の頭を吹き飛ばしていた。



 残された胴体が、風に吹かれる砂のように崩れてゆく。

 その大御所の欠片が全て消え去る直前に、
その場所から光が生まれ、中から宝石がコロコロと
床に向けて転がり落ちていた。


367[saga]:2011/07/10(日) 21:48:18.19 ID:5WNSeCxX0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4393197

杏子「イテテテ・・・」

まどか「うーん」

ほむら「・・・敵は倒したの?」

マミ「ええ。みんな傷だらけのところを悪いけれど、
 キリカさんに早くケアルをかけてくれないかしら?」

ほむら「重症ね。けど、このくらいなら・・・」キュイーン



キリカ「あたたた・・・」

マミ「気が付いたかしら?」

キリカ「おかげで助かったよ。大御所は?」

マミ「みんなのおかげで倒せたわ」

キリカ「そっか。さすがは客人だね」


368[saga]:2011/07/10(日) 21:48:47.41 ID:5WNSeCxX0
まどか「見て、ソウルジェムだよ!」

マミ「どうする?この世界のソウルジェムだし、キリカさんに持って行ってもらっても」

キリカ「それは辞退させて頂くよ。私は一度、ソウルジェムを守る事を諦めたんだ」

キリカ「ソウルジェムは客人達が持っているにふさわしい」

ほむら「そう、それなら私達が預かるわね」

 - 素早さのソウルジェムを手に入れた -

 - 防御のソウルジェムを手に入れた -

 - 魔力のソウルジェムを手に入れた -

 - 炎のソウルジェムを手に入れた -

 - 氷のソウルジェムを手に入れた -

 - 稲妻のソウルジェムを手に入れた -

 - 毒のソウルジェムを手に入れた -

杏子「これからどうすんだい?」

キリカ「しばらくは江戸から離れようと思っているよ。
 私もこれで晴れて、将軍殺しの指名手配犯だからね」

まどか「それなら、一緒に来ませんか?」

キリカ「そうも行かないよ。いつかほとぼりが冷めたら、
 またここに戻って織莉子を見守る役目があるから」

マミ「それだったら、織莉子さんと話をしてからでも」

ほむら「怒らせたままだったでしょう?」

キリカ「いいんだ。これで織莉子が狙われる危険もなくなった事だし。
 元はと言えば、私の嘘から生まれた事なんだ」



キリカ「このまま・・・」


369[saga]:2011/07/10(日) 21:49:15.63 ID:5WNSeCxX0
織莉子「待ちなさい」

キリカ「織莉子?」



キリカ「どうしてここに。キミまで将軍殺しの罪を・・・」

織莉子「だから江戸から離れると言うの。私に何も話さないまま?」

キリカ「それでいいんだよ」

織莉子「良くない。あなたの付いてきた嘘を、私は何も知らないわ」



キリカ「ゴメンよ。織莉子が知っている私はニセモノだったんだ」



キリカ「本当の私は嫌われるのが怖くて」

キリカ「友達にも自分のやるべき事にも。何も出来ない、向き合えない」

キリカ「いじけた子供なんだ」



キリカ「織莉子、私の嘘に付き合わせてゴメンね」

キリカ「ありがとう」


370[saga]:2011/07/10(日) 21:49:44.80 ID:5WNSeCxX0
織莉子「許さない」



織莉子「許さないわ。絶対に許さない!」

織莉子「あなたには私を欺いた罪に報いる義務があるわ!」



キリカ「どうすれば許してもらえるかい?」



織莉子「例え地の果てに逃げる事になっても。
 私を連れて行きなさい」

キリカ「織莉子、キミまで危険に・・・」

織莉子「何処に行こうと、私に尽くし護りなさい」



織莉子「絶対に許さない」






キリカ「わかった」



キリカ「約束するよ」


371[saga]:2011/07/10(日) 21:50:13.46 ID:5WNSeCxX0
マミ「これで全て解決ね」

織莉子「皆様のおかげです。本当にありがとうございました」

キリカ「しばらくは逃げ回る事になるかもしれないけれど、
 ほとぼりが冷めたらまた江戸に戻って来るからさ」

マミ「その時はまた遊びに来るわね」



織莉子「そう言ってくれると嬉しいわ」



キリカ「その時は歓迎するよ」



キリカ「・・・恩人。ありがとう」



 夜が明け、遠く見える海に太陽が昇り出す。
その光の中に溶け込むように、2人は崩れかけた階段を降りて行く。



杏子「丸くおさまって良かったな!」

ほむら「ええ、これでこの世界にもやる事はなくなったわね」

まどか「ソウルジェムも、もうこれで67個だよ!」

マミ「あと10個ね。みんな、行きましょうか!」


372[saga]:2011/07/10(日) 21:50:40.41 ID:5WNSeCxX0



373[saga]:2011/07/10(日) 21:51:12.45 ID:5WNSeCxX0
--- 天の柱 ---

まどか「次の世界はどんなところだろうね」

マミ「暑い所は何度か見たし、寒い世界とかあるのかしら」

杏子「寒いのは苦手なんだよなー。ま、旨い食べ物がありゃなんでもいいや」

ほむら「あなたはいつもソレね。さあ、ドアを開けるわよ」ガチャ



 扉の先には、1本の広く長い水晶の通路。
その中心に、下りの階段がある事が分かる。
階段の左右を挟むように、宝箱が1つと動物の姿が1つ。

 その姿は、レース場で見かけたインキュベーターの物であった。



杏子「インキュベーター。どうしてここに?」

QB「ここを通る人に警告をするために、僕はここに居るのさ」

まどか「警告って?」

QB「そこに階段があるだろう。その先の迷宮は、すごく意地悪なんだ。
 だから行かない方がいいよ」

マミ「行かない方がいいだなんて、それじゃあ何のためにあるの?」

ほむら「通路の先には別のドアが見えるわ。
 確かに、この階段の先へ行かなくてもいいみたいね」

杏子「意地悪って、どこらへんが?」

QB「僕もよく知らないよ。そう呼ばれているって事だけしか」

まどか「どうしようか・・・」


374[saga]:2011/07/10(日) 21:51:54.36 ID:5WNSeCxX0
 - SaGa2の解説 いじわるなダンジョンについて -

SaGa2のいじわるなダンジョンについて解説します。


ダンジョンの入り口にソウルジェム(秘宝)が1つ置いてあり、
それを取ってしまえばダンジョンを無視して次の世界へ行けます。

ダンジョンの奥へ向かうと、強力な武器・防具が手に入る代わりに
出現するザコ敵も強力なため、死と隣り合わせ気味なダンジョンです。
ドラクエで言うところの隠しダンジョンに近いものでしょうか。
このSaGa2では隠されてもいませんけれど。

中へ進もうが進むまいが、物語に変化は一切起こりません。
また、>>1は変化をSS内でも書こうとも考えていません。


375[saga]:2011/07/10(日) 21:52:49.89 ID:5WNSeCxX0
*************************

本日の投下はここまで。
意地悪なダンジョンに行くか行かないかの安価を取ります。

行く、にした場合はオリジナルの物語を盛るつもりもないので
歩く>話す>戦う>お宝or全滅>歩く・・・
の描写を繰り返すのみになりそうです。

行かない、にした場合は何もありません。
そのまま次の世界へ向かいます。

参考になるかもしれないダンジョン前でのステータス
mlbtv5b44

1 行く
2 行かない

↓3安価の多数決、同一ID票無効

*************************


376 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 22:30:49.11 ID:PwFsgrzxo
江戸城はたしかよいちの弓があるんだよね
ビームライフルの代わりにマミさんに装備させたいところではある
よいちのゆみ×2
グングニル×2
で、もうなにもこわくない(ボス戦除く)

いじわるなダンジョンはマミさんが強化できるアイテムあるし、行っといたほうがいいかも


377 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 08:43:10.26 ID:yeFnW7LH0
じ○○○○く・パ○○○○○ツ・は○○○う・レ○○○○2(これは買えるけど)あたりもあるしね
せっかくだから見てみたいので


378 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 12:26:45.79 ID:b5itVlGSO
1

382 1 [sage saga]:2011/07/12(火) 20:01:02.92 ID:11HuiUFJ0
*************************

>>373からの続き

*************************

383 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:01:45.23 ID:11HuiUFJ0
ほむら「とりあえず、この宝箱には何が入っているのかしら」

 - ソウルジェム 天使の翼を手に入れた -

まどか「これ・・・どう見てもソウルジェムだよね」

マミ「精霊の鏡を見ると、ここにはもうソウルジェムはないみたいよ」

杏子「おい、この迷宮の奥にもソウルジェムがあるなんて事はないよな?」

QB「ないだろうね。少なくとも、僕は聞いた事がないよ」

まどか「どうしようか?」

杏子「意地悪なんて、ちょっと楽しそうじゃん。行ってみないか?」

ほむら「そうね、急いでいるわけでもないし」

マミ「折角だから、見に行ってみましょうか」

QB「せっかく忠告したのに行くのかい?僕には理解できないよ」

杏子「アンタに理解してもらわなくてもいいさ。さ、どいたどいた!」


384 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:02:17.63 ID:11HuiUFJ0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8268542

--- 意地悪なダンジョン B1 ---

ほむら「中はけっこう明るいのね」

まどか「ここからでも、魔物がうじゃうじゃ居るのが見えるね」

マミ「いくらでもかかってきなさい!」

杏子「また越後屋の出来事を繰り返すつもりかよ・・・」

マミ「・・・ごめんなさい」

杏子「敵が多そうだから、それぞれ攻撃能力の確認をしておくか。
 アタシは”サンダー”と”ブリザド”と”うずしお”の能力で合計35回、攻撃できるな」

マミ「私は”ビームライフル”を30発ぶん、”バズーカ”と”与一の弓”を15発ずつ。
 合わせて60回ぶんね。盾も入れれば75回だわ」

ほむら「いつの間に弓なんて持っていたのね」

マミ「江戸城に置いてあったわ。”コイツぁタマゲタ”なんて下駄もあったけれど」

ほむら「あなたらしいセンスの下駄ね」

マミ「あの世で私に詫び続けて」

まどか「私は”ネコのツメ”を何本か。壊れてもまだまだカバンにいっぱいあるよ!」

ほむら「私は”サイコブラスト”を15回ぶんだけど、私も武器を扱えるから
 カバンに”ビームライフル”を用意してあるわ」

杏子「みんな武器に余裕はありそうだな」

マミ「行けるところまで行ってみましょうか」


385 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:02:46.21 ID:11HuiUFJ0
ほむら「魔物は多いけれど楽勝ね」

まどか「また来たよ!」

 マミさんは よいちのゆみで
 ナイトメアたちを こうげき
 ナイトメアたちに 834のダメージ
 4たい たおした

マミ「与一の弓すげえぇぇぇ!」

杏子「範囲攻撃のわりに強いなぁ。マミに任せておけばどんどん行けそうだな!」

ほむら「でも、15回しか使えないのよ。強力な魔物と遭遇したときに備えて、
 ザコは他の武器で仕留めて行きましょう」

マミ「たしかにその通りね。佐倉さんが能力を使えば、あとは1撃いれれば
 倒せる敵ばかりだもの」

まどか「みんなすごいなあ。私の武器は1匹ずつしか攻撃できないから、
 みんなみたいにドカーンってやっつけられないよ」

杏子「その分、強い敵でも1撃で仕留められるじゃないか。
 いざという時には頼むよ!」

まどか「うん!」

ほむら「あら、宝箱があるわ」

 - オーガキラーを 手に入れた -

 - ドラゴンアーマーを 手に入れた -

マミ「うーん」

まどか「鎧はみんな装備してるし、斧は誰も使わないよね・・・」

杏子「アタシも持てないしな。あとで店に売り払おうぜ」

ほむら「そうしましょう。次の階段も見えてきたわよ」


386 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:03:15.85 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B2 ---

杏子「また魔物だ。攻撃するよ」

 きょうこは ブリザドで
 ファイアモスたちを こうげき
 ファイアモスたちに 351のダメージ

まどか「続けていくよっ!」

 まどかは ネコのツメで
 ファイアモスを こうげき
 ファイアモスに 670のダメージ
 ファイアモスは たおれた

 マミさんは ビームライフルで
 ファイアモスを こうげき
 ファイアモスに 389のダメージ
 ファイアモスは たおれた

 ほむらは ビームライフルで
 ファイアモスたちを こうげき
 ファイアモスたちに 377のダメージ
 ファイアモスは たおれた

ほむら「まだまだ余裕ね」

まどか「マミさんが攻撃を受け止めてくれるから、私達も痛くないし」

マミ「フルアーマーすぎる自分が怖い」

杏子「アタシは打たれ弱いから助かるよ。この調子で行こうぜ」


387 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:03:45.93 ID:11HuiUFJ0
まどか「宝箱はっけーん!」

 - ネコのツメを 手に入れた -

 - バルカン砲を 手に入れた -

マミ「バルカン砲・・・かっこいい!」

ほむら「待ちなさい。あなたばかり兵器を持っていくけれど、
 本来は兵器と言ったら私の役目よ」

マミ「ええぇ・・・でも・・・」

杏子「ほむらは能力で戦う事が多かったから、あまり武器も使ってないしな。
 たまには譲ってやれよ、マミ」

マミ「うん・・・」グスッ

まどか「ネコのツメは誰も使わないよね。私がもらうよ?」

杏子「ネコのツメと言えば、ゆまから預かってた物があったんだ」

ほむら「そ、それは!」

杏子「ソウルジェムもなくなって魔力が使えないからいらないってさ。
 ほら、”ネコのミミ”だよ」

マミ「ほらって。誰が付けるのよ」

ほむら「決 ま っ て る で しょ」ゴソゴソ

まどか「・・・本人の許可も取らずに猫耳つけるのもどうかと思うよ、ほむらちゃん」

ほむら「あなたのその姿、私は死ぬまで忘れない」

まどか「かっこよく言っても・・・」

マミ「はぁ・・・次の階段が見えて来たわ」


388 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:04:15.09 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B3 ---

まどか「そろそろちょっと疲れてきたね」

杏子「アタシの能力も、半分くらいは使っちゃったよ」

ほむら「佐倉杏子の範囲攻撃は助かるけれど、数が少ない相手には
 ”スリプル”の能力を使って攻撃手段を温存しておくといいわね」

杏子「サボってるみたいで嫌だったんだけどな。そうさせてもらうよ」

マミ「またおいでなさったわよ」

まどか「アームズフォート」

ほむら「アンサラーを確認」

 まどかは ネコのツメで
 アンサラーを こうげき
 アンサラーに 279のダメージ

まどか「硬い!」

杏子「そいつは”○ダメージ”の能力を持っているからな」

 きょうこは スリプルで
 アンサラーを こうげき
 アンサラーは スリプルにつよく
 なにもおきなかった

杏子「・・・アタシ何も出来ないじゃんか」

 ほむらは ビームライフルで
 アンサラーを こうげき
 アンサラーに 411のダメージ
 アンサラーは たおれた

マミ「もう1匹!」

 マミさんは ビームライフルで
 アンサラーを こうげき
 アンサラーに 389のダメージ
 アンサラーは たおれた


389 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:04:52.62 ID:11HuiUFJ0
マミ「どこまで続くんでしょうね、この迷宮は・・・」

ほむら「あと2~3フロアは覚悟するべきかしら」

杏子「考えたって仕方ないさ。のんびり行こうぜ」

まどか「うん・・・そうだね」

杏子「ほら、また宝箱だ」

マミ「こうして宝探しをするのが目的の迷宮なのかしら」

 - エリクサーを 手に入れた -

 - ビームライフルを 手に入れた -

 - ヤマアラシを 手に入れた -

 - ドラゴンソードを 手に入れた -

ほむら「あら、”エリクサー”はありがたいわね」

杏子「これを使えば能力の使用回数も回復するからな。
 まだまだ行けそうだ」

まどか「”ヤマアラシ”って?」

ほむら「そういう体術技よ。極めれば凄いらしいけれど、
 それまでが大変みたい」

マミ「やっぱりお店に売却かしら」

ほむら「”ビームライフル”はもらっておくわね。
 さっきの戦闘で、弾がなくなってしまったわ」

まどか「こうして自給自足していければいいんだけど」

杏子「階段が見えてきたよ。次のフロアのお宝にも期待しようじゃん」


390 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:05:20.11 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B4 ---

マミ「ついに”バズーカ”も弾切れよ」

ほむら「範囲攻撃手段に困ってきたわね。
 巴マミの”与一の弓”と佐倉杏子の能力をだましだまし使うしか」

まどか「いざとなったら、マミさんは他の武器も使えるから・・・」

杏子「そうだな、アタシが能力を使い切ってから”エリクサー”を使わせてもらうよ」

マミ「そうしましょうか」

ほむら「・・・?」

まどか「どうしたの、ほむらちゃん?」

ほむら「いえ、あの宝箱がすごく大きく見えて・・・」ゴシゴシ

杏子「・・・実際にでけえな」

マミ「近くに小さい箱もあるわね。見に行きましょう」

 - コテージを 手に入れた -

 - サークレットを 手に入れた -

 - ミサイルを 手に入れた -

まどか「小さいのはこれで全部だね」

ほむら「頭防具の”サークレット”はマヒを防ぐ力があるみたいよ。
 まどか、装備してみてはどうかしら」

まどか「・・・じゃあ猫耳はずすね」

ほむら「やっぱり”サークレット”は私が頂くわ」

マミ「暁美さん・・・あなたおかしいわ」

杏子「でっかい箱、開けるぞ~」

 - レオパルト2を 手に入れた -


391 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:05:47.24 ID:11HuiUFJ0
ほむら「・・・戦車?」

杏子「戦車が洞窟に置いてあるってなぁ・・・」

マミ「あのゲームを思い出すわね。テッド・ファイヤー!」

まどか「ががががが」

ほむら「・・・それはそうと、この戦車も範囲攻撃が出来そうよ」

マミ「鹿目さん、あなた範囲攻撃の武器を欲しがってたでしょ。
 これに乗ってみてはどうかしら?」

まどか「マミさんは乗らないんですか?」

マミ「車はちょっと・・・何か苦手よ」

まどか「うまく運転できるかなぁ・・・」

杏子「分からないからやるんだよ。何事も練習!」

ほむら「おあつらえ向きに”ナーガ”が3匹来たわ」

まどか「よーし、頑張ってみるね!」


392 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:06:20.72 ID:11HuiUFJ0
 ナーガは しっぽで
 まどかを こうげき
 まどかは レオパルト2で
 しっぽを ふせいだ

 ナーガは しっぽで
 まどかを こうげき
 まどかは レオパルト2で
 しっぽを ふせいだ

 ナーガは どくのきばで
 まどかを こうげき
 まどかは レオパルト2で
 どくのきばを ふせいだ

杏子「おおっ、戦車の装甲すげえ」

ほむら「物理攻撃を防ぐ事ができるのね」

マミ「鹿目さん、あなたの攻撃の番よ!」



まどか「うぇ」

ほむら「うぇ?」

まどか「ウェヒヒヒwww」

 まどかは レオパルト2で
 ナーガたちを こうげき
 ナーガたちに 605のダメージ
 3たい たおした

マミ「やったわ!」

杏子「すごい火力だな」

ほむら「まどか、まどか!」

まどか「ウェヒヒヒwww」


393 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:06:51.84 ID:11HuiUFJ0
ほむら「みんな、まどかを降ろして!」

杏子「どうした?急に慌てて」

ほむら「まどかの様子がおかしいの!」

マミ「おかしいのはいつも暁美さんじゃない」

ほむら「そんなの自覚しているわ。けど今のまどかの方がおかしいわよ!」

杏子「おーいまどか、どうした?」

まどか「ウェヒヒヒwww」

杏子「・・・・・・」

マミ「ハンドルを握ると人が変わるタイプね・・・」

ほむら「猫耳でラリったまどかなんて見たくないわ!」

マミ「さすがにあなたの守備範囲外なのね」



まどか「離してよ!はーなーしーてー!」

杏子「落ち着け!戦車じゃ階段を下りれないだろ!」

まどか「ひどいよみんな!私は戦車に乗りたいだけなのに!」

ほむら「戦車乗りの女子中学生なんて聞いた事もないわ!目を覚まして!」

マミ「引きずって行くわよ!」

まどか「えぐっ・・・グスッ・・・」ズルズル


394 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:07:22.49 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B5 ---

杏子「もう能力を何も使えないよ。”エリクサー”もらうよ」グビグビ

マミ「さっき拾った”コテージ”というのは何なの?」

ほむら「あれは全員に”エリクサー”の効果よ。
 みんなが能力を使いきった頃に使えば、効率がいいわ」

杏子「そっか、それならもう少しは歩けそうだな」

まどか「・・・ひどいよ・・・こんなのあんまりだよ・・・」グスッ

マミ「深刻な後遺症を残したわね」

ほむら「仕方ないわ。そもそも洞窟の中を戦車が進むなんて無茶なのよ」

杏子「はー、しかしどこまで続くんだろうなぁ、この迷宮」

マミ「また魔物が居るわよ。もう残弾が・・・」


395 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:07:49.95 ID:11HuiUFJ0
 コカトリスは せきかくちばしで
 きょうこを こうげき
 きょうこは いしになった

マミ「ちょっとぉ!」

ほむら「私達には石化は通用しないわ。さっさと片付けるわよ」

 ほむらは サイコブラストで
 コカトリスたちを こうげき
 コカトリスたちに 426のダメージ

 マミさんは ビームライフルで
 コカトリスを こうげき
 コカトリスに 359のダメージ
 コカトリスは たおれた

マミ「あ」

ほむら「どうしたの?」

マミ「弾切れた」

ほむら「盾でも使っていなさい」

 マミさんは ドラゴンのたてで
 みをまもっている
 バリアが なかまを おおった

 ほむらは ビームライフルで
 コカトリスを こうげき
 コカトリスに 389のダメージ
 コカトリスは たおれた

マミ「マダー?」

ほむら「黙っていなさい」

 マミさんは ドラゴンのたてで
 みをまもっている
 バリアが なかまを おおった

 ほむらは ビームライフルで
 コカトリスを こうげき
 コカトリスに 362のダメージ
 コカトリスは たおれた


396 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:08:17.67 ID:11HuiUFJ0
マミ「終わったわ・・・」キリッ

ほむら「バカ言っていないで”金の針”を用意しなさい。
 佐倉杏子を石のままにしておくつもり?」

マミ「はいはい」

杏子「・・・あれ、敵はどうした」

マミ「佐倉さんが石化している間に片付けたわよ」ドヤッ

ほむら「私が」ファサッ

杏子「なんだ?ともかくあんがとな」

ほむら「今の戦闘で”テレポート”の能力を覚えたわ。
 一旦、どこかの街に戻って態勢を立て直すのはどうかしら?」

杏子「うーん、まだ”コテージ”もあるし行けると思うけどなぁ」

ほむら「まだ行ける、は引き際っていう言葉もあるのよ」

マミ「首をはねられたりしないゲームだし、大丈夫よ。
 ”コテージ”がある限り、もう怖くない」

ほむら「みんな楽観的なのね。まあいいわ、行きましょうか」



ほむら「次の戦闘で”テレポート”を忘れたわ」

杏子「早っ」

マミ「もう戻れない」


397 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:08:44.72 ID:11HuiUFJ0
杏子「やっとこのフロアの宝箱があったよ」

まどか「戦車は?」

ほむら「大きい箱がないし、ないんじゃないかしら?」

まどか「ぇ~」

 - 村正を 手に入れた -

 - 自己修復を 手に入れた -

 - 与一の弓を 手に入れた -

 - 魔道士の杖を 手に入れた -

 - ディフェンダーを 手に入れた -

マミ「キリカさんの使っていた刀だわ」

杏子「珍しいものが色々あるな。自己修復って?」

ほむら「巴マミが装着すれば、体力を自然回復させる装置みたい」

マミ「私は機械じゃない!」

ほむら「もう弾切れの武器は取り外して、”与一の弓”と”自己修復”を
 装備しなさいよ」

杏子「勿体ないけれど仕方ねーか。もう金も有り余っているしな」

マミ「”与一の弓”2本目。これでマミさんはあと15年戦える」

ほむら「15回分だけね。それを使い切ったら、コテージを使いましょうか」

まどか「また下におりる階段だよ!」

杏子「うええ、どこまで続くんだかなぁ・・・」


398 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:09:11.79 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B6 ---

ほむら「休みたいわ・・・」

まどか「もうヘトヘトだよ・・・」

杏子「見ろよ、さっきまでの階とは違う魔物がうろついてるぞ」

マミ「当然、さっきまでより強いのでしょうね」

ほむら「気付かれた。来るわよ!」

杏子「様子見から行くか。マミは”与一の弓”を温存しといてくれ」

マミ「了解。盾でも使っているわ」

 からすてんぐは たつまきで
 てきぜんいんを こうげき
 マミさんに 501のダメージ
 まどかに 506のダメージ
 ほむらに 399のダメージ
 きょうこに 403のダメージ
 1たい たおした

マミ「いたい、いたい」

まどか「杏子ちゃん!」

ほむら「まずいわ!」

 からすてんぐは たつまきで
 てきぜんいんを こうげき
 マミさんに 487のダメージ
 1たい たおした
 まどかに 512のダメージ
 1たい たおした
 ほむらに 398のダメージ
 1たい たおした

 マミさんたちは ぜんめつした

「「アッー!」」

mbl24e2


399 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:09:43.84 ID:11HuiUFJ0
http://www.youtube.com/watch?v=dEnvXqtZ2fA

--- ヴァルハラ宮殿 ---

まどか「あれ・・・?」

杏子「どこだ、ココ?」

オーディン「また来たのかい。懲りないなぁ、巴マミに暁美ほむら」

杏子「誰だ、アイツ。アンタらの知り合いか?」

マミ「ええ、まぁ・・・」

ほむら「色々とあったのよ」

オーディン「君達がいつの日か僕と戦う事を誓うのならば、生き返らせてあげよう」

オーディン「勇者達よ。戦いを続ける勇気を失ってはいないかい?」



杏子「何だか知らないけど、あったりまえだろ!」


400 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:10:16.95 ID:11HuiUFJ0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8268542

--- 意地悪なダンジョン B6 ---

杏子「・・・お?」

まどか「夢の中でみんなと会った、ような」

ほむら「それよりも敵が目の前に来ているわ!」

マミ「こいつは手早く倒さなきゃいけない気がする」

 マミさんは よいちのゆみで
 からすてんぐたちを こうげき
 からすてんぐたちに 848のダメージ
 4たい たおした

杏子「ナイス、マミ!」

マミ「けど・・・残弾にも限りがあるわね」

ほむら「それでも全滅するよりはマシよ・・・」

まどか「ここまで来たら、もう戻る事もできないよね」

杏子「どんどん進もう。それしかないんだから」


401 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:10:52.77 ID:11HuiUFJ0
まどか「恒例のお宝タイム!」

マミ「今度は何があるのかしらね」

 - ブラッドソードを 手に入れた -

 - パワードスーツを 手に入れた -

 - サイコガンを 手に入れた -

 - 関羽の鎧を 手に入れた -

ほむら「パワードスーツを譲ってもらえないかしら」

まどか「ほむらちゃん、こんなの着るの?」

ほむら「ええ。頭から足まで一体型のスーツになっているおかげで
 私の装備欄を圧迫しなくて済むわ」

杏子「そうしたら、もっと能力を覚えたり武器を装備できたりするわけか」

ほむら「そういう事よ。ついでに誰も使わないだろうし、サイコガンも貰うわ」

マミ「もう1つの鎧は・・・」

まどか「私は属性防御のために、ドラゴンアーマーを外せないから・・・」

杏子「マミなら着れるだろ。ほら、着てみなよ」

マミ「私もドラゴンアーマーを着ているのよ」



マミ「と思ったらドラゴンアーマーと関羽の鎧を重ね着できた。もう何も怖くない」

ほむら(ごつい・・・)

マミ「○○さんとか呼んだら生かしてはおかないわよ」

まどか「大丈夫ですよ。マミさんは着やせするタイプですから」

マミ「褒められているのか分からないわ」

杏子「ほらほら、次いくぞ。モタモタしてたら魔物が来ちまう」


402 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:12:12.30 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B7 ---

マミ「もう無理。弾がないわ!」

ほむら「私も佐倉杏子の能力も限界ね。”コテージ”を使いましょうか」

まどか「カバンにも物が入らなくなってきた・・・」

杏子「使わないのは捨てるしかないだろうな。勿体無いけど」

ほむら「売れば結構な額になるのに。こういう所が意地悪だと感じるわ」

マミ「それにしても、連戦に次ぐ連戦でお金も貯まっているわ。
 ひょっとして、もう働かなくても食べていける額はあるんじゃないかしら」

まどか「マミさん、それはダメですよ。働かざる者、食うべからずって言うじゃないですか」

杏子「何かアタシに言われているようで心が痛え」

ほむら「そうそう、私のビームライフルも弾が切れたわ。
 まどか、余っていたら”ネコのツメ”を貸してもらえるかしら」

まどか「うん、いいよ。これもついでに・・・」ゴソゴソ

ほむら「・・・この猫耳はあなたの物なのよ、まどか」

まどか「ほむらちゃん、かわいい!」

ほむら「あなたが望むのなら、永劫に猫耳を装備するわ」ファサッ

杏子(猫耳でファサッをやるなよ・・・)

マミ「・・・・・・」ブッ

ほむら「・・・ここで決着を付ける?巴マミ」

マミ「失言だったわ。許してちょうだい」

ほむら「ずいぶん丸くなったわね」

マミ「不毛だもの」

まどか「十分やすんだし、そろそろ行こうよ」



403 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:12:43.93 ID:11HuiUFJ0
マミ「このフロア・・・」

ほむら「段差の向こう側に宝箱が見えるわね」

杏子「けど、取りに行くために遠回りしなくちゃならねーな」

まどか「こういう所も意地悪だね」

ほむら「そういえば、”自己修復”の機能はどんな具合なのかしら」

マミ「確かに体力が回復するのは便利なのだけれど・・・」

マミ「これ外してドラゴンの盾を装備していた方が、
 そもそもダメージを食らわないからいいような気がするわ」

杏子「そんなもんか。レアっぽい装備品だし、一応取っておこう」

まどか「ほむらちゃんは”パワードスーツ”に着替えて、
 新しい能力を閃いたりしない?」

ほむら「ええ、”○せきか”を覚えたわ。石化攻撃を受け付けなくなる能力よ」

マミ「あら、便利そうな能力じゃない」

ほむら「もう江戸にいる頃から、”○すべて”を覚えていたのだけれどね」

杏子「なんだいソレ?」

ほむら「文字通り、あらゆる状態異常も属性攻撃も防ぐ能力よ」

まどか「ほむらちゃんすごい!」

マミ「何そのチート」


404 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:13:17.72 ID:11HuiUFJ0
ほむら「魔物が来たわよ。”キメラ”が7匹」

マミ「数は多いけれど、こいつらの攻撃は全部防げるわ」

まどか「強力な範囲攻撃は温存してやっつけようか」

杏子「マミの後ろからなら安全だからな。食らえ、サンダー!」

 きょうこは サンダーで
 キメラたちを こうげき
 キメラたちに 469のダメージ

ほむら「続けて追い討ちをするわ・・・」

マミ「敵の方が早いっ!」

 キメラは 3つのあたまで
 きょうこを こうげき
 3かい ヒット
 きょうこに 590のダメージ
 きょうこは たおれた

杏子「」ドサッ

まどか「杏子ちゃん!」

ほむら「このっ!」

 ほむらは サイコブラストで
 てきぜんいんを こうげき
 キメラたちに 359のダメージ
 7たい たおした

マミ「佐倉さん、大丈夫?」

杏子「ああ、なんとか・・・ケアル!」キュイーン

ほむら「”キメラ”も油断していると侮れないわね」

マミ「素早さが99を越えたマミさんに任せなさい!」

まどか「でも”与一の弓”の弾数にも限りがあるし・・・」

杏子「だましだましやっていくしかないな」


405 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:13:53.48 ID:11HuiUFJ0
ほむら「おたからおた~から~」

まどか「おたか~ら~あけ~ると~」

 - コテージを 手に入れた -

 - 地獄車を 手に入れた -

 - サンブレードを 手に入れた -

 - 波動砲を 手に入れた -

杏子「体術と力系の剣と・・・」

マミ「すごい兵器が出たわね」

ほむら「波動砲は3回しか使えないようだわ。巴マミには不向きね」

まどか「私が持ってもいいかな。万が一、みんなが倒れちゃった時のために
 私も範囲攻撃の武器があったほうがいいと思うの」

杏子「そうだね、いいかもしれないな」

マミ「私も撃ってみたいけど、私が持つと1発しか撃てないものね」

ほむら「ピンチの時にはお願いね、まどか」

まどか「うん。コテージも見つかったし、まだまだ行けるね」

マミ「下へ続く階段も見えるわ。いい加減、終わらないかしらね」


406 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:14:29.71 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B8 ---

まどか「いきなり魔物だよっ!」

杏子「コイツらは・・・”ウォッチャー”が6匹か」

 マミさんは よいちのゆみで
 ウォッチャーたちを こうげき
 ウォッチャーたちに 837のダメージ
 6たい たおした

マミ「先手を打てば怖くない」

杏子「どうしたんだよ、そんなに急いで」

ほむら「あなた達はこいつらを知らないから。
 私と巴マミは、QBレース中にこいつの恐ろしさを思い知ったの」

まどか「強い敵だったんだね。マミさんの弓、持つかなぁ・・・」

マミ「不安ではあるけど、500ダメージの”破壊光線”を
 連発されるよりはマシよ」

ほむら「”コテージ”もまた拾えたものね。
 武器や能力の使用回数は気になるけれど、なるべく安全確実に行きましょう」

杏子「オッケー」

まどか「うん、わかった」


407 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:14:58.60 ID:11HuiUFJ0
杏子「ここも変わらず魔物だらけだなぁ」

ほむら「あれは・・・」

マミ「大きな・・・」

まどか「宝箱!」

ほむら「まどか、待って!」

まどか「せんしゃ、せんしゃ!」



 - 核爆弾を 手に入れた -



まどか「戦車じゃないや・・・」ガッカリ

マミ「・・・それ以前にどうするのコレ?」

杏子「見ろよ・・・折りたたみ式簡易シェルター付きだって・・・」

ほむら「こんなものに隠れてこれを起爆させろと言うの・・・?」

まどか「シェルターの中に手帳が置いてあったよ」

杏子「説明書か?どれどれ・・・」



 ───なんとかこのシェルターに逃げ込めた。
 限られた水と食料を長持ちさせるために
 私はほとんど手を付けずに子供達に与えてきた。

 だが、もう限界だ。
 ケン、ユキ、お前達を置いていく父さんを───



まどか「もうやめて!それ以上、読まないで!」

マミ「これは子供心に怖かったわね・・・」

ほむら「何を考えてこんな物を作ったのかしらね・・・」


408 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:15:31.73 ID:11HuiUFJ0
マミ「このフロアは道が長いわね」

杏子「行って戻っての連続だな。もう敵と戦うのも面倒だよ」

ほむら「おかげで宝箱が見えたわ」

まどか「今度は変なのでませんように・・・」

 - フレアの書を 手に入れた -

 - ガラスの剣を 手に入れた -

 - グングニルの槍を 手に入れた -

まどか「”フレア”って?」

ほむら「敵を焼き尽くすほどの爆発を起こす能力よ。
 これは、それを習得していない者でも使えるようになるための魔法書ね」

マミ「使用回数は10回分だけなのね。大事に使わないと」

まどか「”ガラスの剣”、キレイだから貰ってもいいかな?」

マミ「ええ。剣の扱いは鹿目さんが一番でしょうしね」

ほむら「それも1回つかうと砕けてしまうようだわ。
 使い時は慎重にね」



杏子「あれ?この槍、私でも持てるぞ」

ほむら「それはヘンね。佐倉杏子は武器を装備できない筈なのに」

杏子「なんか手に馴染むな。ヤリだけ特別なのか?」

まどか「私も弓を持とうかな」

ほむら「そうなると私は・・・”ミサイル”?」

マミ「私は”ビームライフル”が2丁あれば、もう何も怖くない」


409 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:16:47.93 ID:11HuiUFJ0
杏子「おおおお!」

マミ「ついに!」

ほむら「上り階段が!」

まどか「出口だね!」



マミ「何かいるわよ・・・」

まどか「入り口に居たインキュベーター?」

QB「やあ、また会ったね。ここは意地悪だっただろう?」



 ニアはい
  いいえ



杏子「ハッ、こんなのチョロかったよ!」



  はい
 ニアいいえ  ピッ



QB「ふうん。だったら、もっと苦労するといいよ」

ほむら「何を・・・!」


410 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:17:37.04 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B5 ---

マミ「な・・・一体なにが起きたの?」

ほむら「どうもワープさせられたみたいね。あれを見て」

まどか「せんしゃ!私の戦車が階段の上にあるよ!」

杏子「い・・・意地悪なのはインキュベーターじゃねぇか!」

ほむら「軽はずみに返答をするべきではなかったわね、佐倉杏子」

杏子「ついカっとなっちまって・・・ゴメン」

まどか「過ぎた事はしょうがないよ。それより、出口に行くために上に・・・」

ほむら「下に行きましょう。その方が近いわ」

まどか「せんしゃ!私のせんしゃ!」

マミ「ほらほら、鹿目さんも行くわよ」グイイ

まどか「ぜんじゃぁぁ」ズルズル


411 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:18:06.21 ID:11HuiUFJ0
--- 意地悪なダンジョン B6 ---

マミ「うーん」

杏子「どうした、マミ?」

マミ「”天使の翼”とキメラの翼をうまくかけたネタがないかと考えていたの」

ほむら「聞きたくもないからやめてちょうだい」

マミ「ひどいわ」グスッ

杏子「翼ねぇ・・・」



杏子「おお?」

まどか「どうしたの、杏子ちゃん」

杏子「もしかしたら・・・ちょっとみんな集まってくれ」



 佐倉杏子は、そのソウルジェムを手のひらに置き、
じっとそれを見つめ続ける。

 やがて少女達の視界はぐにゃぐにゃと曲がり出し・・・


412 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:18:42.10 ID:11HuiUFJ0
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9531436

--- イシス神殿 ---

ほむら「どうなったの?」

マミ「何がなんだか・・・」

杏子「マミのネタもたまには役に立つな!」

まどか「ここは最初の世界の・・・」



ゆま「キョーコ!」

杏子「よう。また遊びに来たよ」

ゆま「今度はみんなも。いらっしゃい!」

まどか「ゆまちゃんが居るってことは」

マミ「ここはイシス神殿?」

ほむら「”天使の翼”には”テレポート”の効果があったのね」

杏子「これは便利だなぁ!」

ゆま「?」


413 1 [saga]:2011/07/12(火) 20:19:23.18 ID:11HuiUFJ0
杏子「あれだけ歩いたから腹が減っちゃったよ。
 ゆま、何か食いに行こう」

ゆま「やったー、残さず食べるよ!」

まどか「あのね、ゆまちゃん」

ゆま「どうしたの、まどかお姉ちゃん」

まどか「その・・・この猫耳、返すね」

ゆま「いらないの?役に立つんだよ・・・」グスッ

杏子「」ギロッ

まどか「ひっ」

ほむら「駄目よまどか。ゆまちゃんの贈り物を無駄にしては」ニヤニヤ

まどか(初めてほむらちゃんを殴りたいと思いました)

マミ「そ、それじゃあこの猫耳はやっぱり頂いておくわね。
 ありがとう、ゆまちゃん」

ゆま「うん、絶対に捨てたりしないでね!」

ほむら(捨てるわけがないじゃない。こんなに楽しいオモチャ)ニヤニヤ

まどか(どうしよう・・・絶対これで遊ぼうって顔してる)

杏子「みんなも腹減っただろ?メシ食いに行こうよ」

マミ「そうね。せっかくこの世界に来たのだし、たまには羽を休めましょう」


414 1 [sage saga]:2011/07/12(火) 20:19:54.38 ID:11HuiUFJ0



415 1 [sage saga]:2011/07/12(火) 20:20:39.64 ID:11HuiUFJ0
本日はここまで。
SaGa1のテキスト漁っている時に気付きましたが
SaGa1の東京にいた女の子の名前も「さやか」ちゃんでしたね。

意地悪なダンジョン ビフォー
mlbtv5b44
アフター
mln064

所持金とまどっちの成長が半端ない事になってた。
見えないところでは

まどか 素早さ50→65
ほむら 素早さ38→55
ほむら 魔力33→44

ほむ魔力が低すぎて困りつつあるこの頃。


416 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/12(火) 20:26:52.92 ID:gL1ZWY6eo


イージスの盾があるうちに、ほむほむの素防御を50くらいにしておきたいな
序盤はメカが先頭だが、終盤はエスパーが先頭になるのが常

418 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (北海道) [saga sage]:2011/07/14(木) 13:59:10.92 ID:jh6R1Ytk0
乙!まどか可愛すぎワロタwwwww

さて、今後ホワイトグリントやテルミドールの活躍があると観て良いのかな?

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