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QB「マサムネのきれあじをきみらのからだであじわうといい!」 7(終) 中央神殿~非常階段

2011/08/14 04:49 | CM(1) | その他 夏休みSS劇場
シリーズ:QB「マサムネのきれあじをきみらのからだであじわうといい!」


535[saga]:2011/07/17(日) 15:04:02.04 ID:f5n0l+A50



 ソウルジェムの1つから光が漏れ出す。
それに続いて、次々と光を生み出す宝石達。



 中央神殿の中には、ただ一面の光しかなかった。



 それに包まれる少女達は、心の中に語りかける声を感じ取る。

536[saga]:2011/07/17(日) 15:04:36.45 ID:f5n0l+A50
女神「私の声が聞こえますか?」

まどか「あなたは・・・?」

女神「私は古き神々の1人です。人間達よ、聞いて下さい。
 とうとう、穢れはこの世界を飲み込むほどになりました」

ほむら「穢れが・・・?」

女神「あなた達がこの中央神殿で感じている揺れ。
 これは今、この世界の全てを巻き込んでバラバラにしようとしています」

マミ「・・・ソウルジェムを使ってきた私達、人間のせいなの?」

女神「そうでもありますし、そうではないとも言えます。
 全ては私の創りだしたモノが、己の役目を忘れたりはしなければ・・・」

杏子「・・・インキュベーターの事かよ・・・気分悪ぃ」

女神「あなた達の価値観など、私には理解も出来ません。ですが・・・」



女神「この事態を招いた責任の一端がある事を、私は承知しています。
 あなた達が世界を救いたいと願うのであれば、手を貸しましょう」



537[saga]:2011/07/17(日) 15:05:04.12 ID:f5n0l+A50
まどか「あの・・・」



まどか「神様なら、私のママを助けて!」

女神「失われた命の結末を捻じ曲げる。
 それがどれだけ不条理な事か、あなたには理解できますか?」

まどか「けど・・・!」

女神「そのような奇跡を起こす力は、残念ながら私は持ち合わせていません」

まどか「・・・そんな・・・」



まどか「そんなのってないよ・・・」


538[saga]:2011/07/17(日) 15:05:33.07 ID:f5n0l+A50
 光の中で、うずくまる鹿目まどか。

 

 残された少女達はただ、そんな彼女を見ている事しか出来なかった。



 長い沈黙の末に、女神が語りかける。



女神「私にとっては、世界が滅びようと創り直すだけ。
 あなた達がこの世界を救おうと思わないのであれば、私はこのまま消えます」

杏子「テメェ!そんなんでカミサマを気取ろうってのかよ!」

ほむら「落ち着きなさい、佐倉杏子」

マミ「気持ちは分かるけれど・・・」



マミ「・・・今の私達には、やるべき事があるはずよ」



 その声をひときわ大きく上げる巴マミ。
その言葉は、鹿目まどかに向けられたものでもあった。


539[saga]:2011/07/17(日) 15:06:03.12 ID:f5n0l+A50
ほむら「・・・その通りよ。私達には残された義務があるわ」

マミ「ソウルジェムを使ってこの事態を起こしたのは私達なんですもの」

杏子「・・・オイ」



 佐倉杏子は鹿目まどかの肩を両手で掴み、立ち上がらせる。

 そして言葉を続ける。俯いて涙を流す彼女に向けて。



杏子「いつまでもショボくれてんじゃねえぞ」



杏子「行くしかねえんだよ。世界を守れるのはアタシ達だけなんだよ」



杏子「・・・鹿目詢子が守ろうとした、この世界をさ」


540[saga]:2011/07/17(日) 15:06:31.57 ID:f5n0l+A50
 少女達の意思は固まっていた。

 それでも鹿目まどかが動こうとしないのであれば、
その頬でも張ってやろう。そう佐倉杏子は考えていた。



 鹿目まどかの顔が上がる。



 両目は真っ赤に腫れていたが、揺ぎ無い意思を込めて。



杏子「・・・よし」

マミ「行きましょう。全ての決着を付けるために」

ほむら「女神様」



ほむら「これが私達の意志です。どうか手を貸して下さい」


541[saga]:2011/07/17(日) 15:07:02.97 ID:f5n0l+A50
女神「それがあなた達の出した答えであるのなら、手を貸しましょう」

女神「ただし、現在の私は概念としての存在に過ぎません」

ほむら「それは?」

女神「あなた達の世界に、物理的に干渉するための肉体を持っていないのです」

杏子「じゃあ手を貸すってのはウソかよ」

女神「肉体がないのであれば、それを用意すればいい事」

マミ「・・・どういう事?」



女神「あなた達が信頼する人間。あなた達が、世界を任せてもいいと思える人間」

女神「その姿を頭の中に浮かべて下さい」



女神「そうすれば、その人間に私の持つ力の全てを与えましょう」


542[saga]:2011/07/17(日) 15:08:09.18 ID:f5n0l+A50
*************************

最後の安価。

女神の力を受け継ぐに値する人物の姿、
それは誰の姿を思い浮かべたでしょうか。
(人格などは元の人物ベースのまま。元々持っていた力は女神の力で上書きされます)

参考に女神ステータス
mknl3n35

1 早乙女先生
2 ゆま 
3 たっくん
4 さやか
5 織莉子
6 キリカ

 誰か1人に3票集まったら決定、決まらなければ3日後に一番票の多かった人物で。
↓安価の多数決、3日後に同数票のままであれば再安価。同一ID票無効。

*************************

543 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 15:13:28.97 ID:rdHPzKbo0
4.さやか

544 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 16:33:05.78 ID:6FooR6uIO
4.さやか
もっと活躍させてあげたいだろ!!

545 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (関西地方) :2011/07/17(日) 17:23:53.51 ID:Lg8mdMX3o
2.ゆま

546 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (大阪府) :2011/07/17(日) 17:48:19.56 ID:2m7Gu2yio
さやか

547 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:03:53.44 ID:ydOLqD4So
さやかは幸せになっちゃったからなぁ
引っ張り出すのも酷なとこ

548 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (北海道) [saga sage]:2011/07/18(月) 12:57:27.75 ID:60YeZIDN0
さやか

549[saga]:2011/07/18(月) 19:48:02.76 ID:+TdFno2c0



550[saga]:2011/07/18(月) 19:49:01.60 ID:+TdFno2c0

 女神の声は聞こえなくなり。

 中央神殿から光が消えてゆく。

 少女達の視界には、遠くに見える星空と
地震に揺れ続ける中央神殿。



 そこに並べて置いてあるソウルジェムは、
激しい揺れの中でも動かずにそのままの位置を保っていた。

 

マミ「見て!」

杏子「ソウルジェムが・・・?」



 やがてソウルジェムは一つ一つが光の粒となり、
中央神殿の床から浮かび上がる。



 光は一箇所に集う。

 そして人の影を作り出し・・・


551[saga]:2011/07/18(月) 19:49:32.60 ID:+TdFno2c0
ほむら「美樹さやか・・・!」

さやか「・・・事情は全部、女神様が教えてくれたよ」



さやか「というわけで、さやかちゃん参上!」

さやか「世界の平和はこの女神さやかちゃんが、
 ガンガン守りまくっちゃいますからねー!」



杏子「・・・・・・」

マミ「・・・・・・」



さやか「え・・・と・・・」

ほむら「・・・あなたって人は・・・」


552[saga]:2011/07/18(月) 19:50:05.10 ID:+TdFno2c0
まどか「・・・・・・」グスッ

さやか「ご、ゴメン、その・・・落ち込んでるだろうと思ってさ・・・」

まどか「・・・ううん、違うの」



まどか「嬉しいの」

まどか「こうしてみんなが、私とママのために頑張ってくれるのが」

まどか「すごく嬉しい」



まどか「みんなは私の、最高の友達だったんだね」



さやか「あったりまえじゃん!」

ほむら「言われるまでもないわ」ファサッ

マミ「鹿目さん、次にそんな事を言ったら怒るわよ?」

杏子「ったく、超ウゼェ。そういうのは口に出すなよな・・・へへっ」


553[saga]:2011/07/18(月) 19:50:38.32 ID:+TdFno2c0
まどか「でも、さやかちゃんは良かったの?こんな・・・」

さやか「おっと、その先は言わないでくれたまえ」



さやか「どの道、放っておいたら世界はバラバラになっちゃうんだし」

さやか「あたし、みんなに何も恩返しをしてないもん。
 このくらい、どうって事ないよ!」

ほむら「それを聞いて安心したわ。
 あの弱虫の美樹さやかは、もう居ないのね」

さやか「何だとー!」


 
 逃げる暁美ほむらと、それを追いかける美樹さやか。

 その姿を見て、鹿目まどかの顔には笑顔が戻っていた。



杏子「おいおい、これからやろうとしている事が分かってんのかアイツら?」

マミ「全くもう・・・はしゃいでいないで戻ってらっしゃい!」

さやか「ゴメンゴメン、今行くよ!」


554[saga]:2011/07/18(月) 19:51:29.32 ID:+TdFno2c0
http://www.nicovideo.jp/watch/nm11018523

さやか「このドアの先が、神々の世界の非常階段だよ。
 この先に、世界の穢れは集まり続けてる」

杏子「ハラはくくったさ」

マミ「何が待っていようと怖くない」

ほむら「そんな事で怖気づく者なんて居ないわ」



まどか「最後までありがとう」



まどか「・・・そしてよろしく、みんな!」



 全員が顔を合わせ、頷く。
美樹さやかが手を触れたそのドアは光り輝き、
そして消滅していった。

 中から漏れ出す暗闇。

 その中へと足を踏み入れた少女達は、
ひたすら下へと続く階段を目にしていた。


555[saga]:2011/07/18(月) 19:52:04.52 ID:+TdFno2c0
--- 非常階段 ---

 その広い通路には、壁がなかった。

 ただ眼下の暗闇へ延び続ける階段と、その両端を囲う
一歩間違えれば奈落へと落ちて行きそうな星空。

 幸いだったのは、少女達が手を広げて横に並んだとしても
まだまだ余裕がある階段の横幅。



 ひたすら続く道を、少女達は駆け下りていた。

 どこまで走っても底が見えない、奈落への道。



 いつしか周囲の星空はその姿を見せなくなり、
変わりに夜空よりも黒く輝く光の粒が
大量に下方へ向けて降り注いでいるのが見えた。


556[saga]:2011/07/18(月) 19:52:31.94 ID:+TdFno2c0
マミ「まるで雪みたいね・・・」

さやか「それがソウルジェムに溜まっていた穢れなんだよ」

まどか「まるでどこかに集まっているようだね」

さやか「実際にその通りだよ。ある程度の穢れが集まると、
 それは形をなして世界を破壊しようとするんだ」

杏子「なんだってそんな事を?」

さやか「理由なんてないんだよ。集まった穢れにとってはさ」

ほむら「何も考えずに、世界を壊そうと言うの?」

さやか「世界中の恨み、呪い、憎しみ。それが集まりきって、
 出来上がったものにとってはする事は一つしかないんだ」



さやか「ほむらの言う通り、ヤツは何も考えてはいない。
 そうするために生まれるようなものなのだから」


557[saga]:2011/07/18(月) 19:53:34.46 ID:+TdFno2c0
さやか「みんなは魔物が生まれる理由を知っていた?」

ほむら「そんなこと、考えた事もないわ」

さやか「あれだって、世の中の穢れが形となったものなんだよ」

マミ「美樹さんはそれを知っていたの?」

さやか「さっき女神様の力を受けた時にね。
 神様の知っている事が全部、頭の中に入ってきたんだ」

まどか「さやかちゃんは、なんでも見えるようになったんだね」

さやか「そうでもなかったりね。
 神様といっても、全てを見ているわけじゃなかったり」

杏子「・・・お出ましだよ。穢れの塊とやらがさ」



 長い階段の終着点。そこに待ち受ける魔物は
”ティエンルン”と”フェンリスウルフ”。

 魔物達は降り注ぐ黒い雪を受けて、
その姿を大きくしているようにも見えていた。


558[saga]:2011/07/18(月) 19:54:24.61 ID:+TdFno2c0
マミ「こんな所で・・・」

杏子「足止めされるワケにゃいかねーな!」



 佐倉杏子が、”竜巻”の能力を発動させる。

 その威力に耐えている魔物に対し、
鹿目まどかは”ティエンルン”を切りつけて。

 巴マミは”フェンリスウルフ”に対して射撃を行っていた。



ほむら「決めるわよ。”フレア”のパワーを最大に!」

さやか「それをあたしに言わせる?・・・いいですとも!」



 二人分の魔力が、それぞれの魔物の眼前に集まる。
そうして起きた2つの爆発。

 魔物の群れはこんがりと焦げ目を付けて、
そのまま動きを止めていた。


559[saga]:2011/07/18(月) 19:55:09.07 ID:+TdFno2c0
ほむら「ちょっと・・・今じゃなくてもいいじゃないの」

杏子「しょうがないじゃん。こうしないと力が出ないんだよ」モグモグ

さやか「・・・おいしいの?」

杏子「けっこうイケるよ。食うかい?」

さやか「・・・いいや」



 階段の終着点には、そのまま奥へと真っ直ぐに伸びる通路。

 星空の照明と黒い雪が打ち消しあい、
ちらちらとその通路は瞬いていた。



 そこに見えたものは、4つの黒い人影。

 それは笑いながら、少女達を待ち受けているかのようであった。


560[saga]:2011/07/18(月) 19:55:47.23 ID:+TdFno2c0
まどか「あの影は・・・」

マミ「私達?」

さやか「最後にソウルジェムを使ったのがみんなだからね。
 穢れがそれを覚えているだけだよ」

杏子「アタシ達はアレを倒せばいいのか?」

さやか「ううん。あれは使い魔に過ぎない。
 親玉はこの奥に作られつつあるよ」



 笑い声を上げる使い魔は、襲い掛かって来る事はなかった。
少女達が歩いたのと同じ分だけ、使い魔は離れて行く。



ほむら「まるで案内されているようね」

さやか「そうなんだろうね。あいつらが欲しいのは、
 あたしが持っているソウルジェムだろうから」



さやか「いざ戦いになれば、あの使い魔の影は
 あたしの”マサムネ”じゃないと斬れないんだ」

さやか「だから、使い魔はあたしに任せて。
 みんなは穢れの本体を叩いて欲しい」



 その言葉を終える頃には、通路の終点が見えていた。
その一室には、黒い雪が降り続いているのが遠くからでも見える。

 その場所への案内役をしていた使い魔達も、
その部屋の奥で少女達を笑いながら待ち受けていた。


561[saga]:2011/07/18(月) 19:56:30.58 ID:+TdFno2c0
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http://www.nicovideo.jp/watch/sm11635250 SaGa2気分な方はこちら

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14313207 まどか気分な方はこちら

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11503006 >>1のオススメ サガフロ2

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562[saga]:2011/07/18(月) 19:57:02.08 ID:+TdFno2c0



 その部屋に足を踏み入れた少女達は
体中に突き刺さるような悪寒に戦慄する。

 これまで幾千、幾万年もの間に溜め込まれた穢れが
この小さな一室に集まりつつあったのだ。



マミ「なんて魔力なの!体を貫かれるような・・・」



杏子「勝てるのか私達で、こんな奴に・・・くそっ、やるしかねえな!」



ほむら「美樹さやか、あなたを信じていいの?」



さやか「アタシは・・・みんなを信じているよ!」




563[saga]:2011/07/18(月) 19:57:29.95 ID:+TdFno2c0


まどか「さやかちゃん、みんな!負けないで!」



 鹿目まどかは拳を握り、その右腕を突き出す。

 そして全員が、その仕草を真似する。



 全員の拳がコツン、と中央でぶつかる。



 それが少女達の意思であった。




564[saga]:2011/07/18(月) 19:58:09.43 ID:+TdFno2c0


「「しょうしんしょうめい さいごのたたかいだ!みんな やるぞ!」」



565[saga]:2011/07/18(月) 19:58:44.14 ID:+TdFno2c0


 - とてつもなく大量の穢れが集まってくる! -













              さいごのたたかい













566[saga]:2011/07/18(月) 19:59:15.78 ID:+TdFno2c0

 美樹さやかは”マサムネ”の光の刃を
使い魔に向けて振り下ろす。

 使い魔の笑い声が、少しだけ歪む。

 それがダメージを与えている証拠なのだと、
残りの4人は理解していた。



 敵の本体を叩くのは自分達だ。

 そうとも理解していた彼女達は、それぞれの武器を構える。



 だが、攻撃を受けてなお使い魔達は
その手に武器の影を作り出し、少女達に襲い掛かって来ていた。

 つかいま1の こうげき
 つかいま2の こうげき
 つかいま3の こうげき
 つかいま4の こうげき

 まどかに 200ダメージ
 マミさんに 200ダメージ
 ほむらに 200ダメージ
 きょうこに 200ダメージ
 さやかに 200ダメージ


567[saga]:2011/07/18(月) 19:59:44.13 ID:+TdFno2c0

ほむら「美樹さやか、そいつらを抑えておきなさい!」



 そう告げながら、”いやしの杖”を構える暁美ほむら。



さやか「しょうがないじゃん。敵はこっちの都合で動いてくれないんだから!」

マミ「気にする事ないわよ。ダメージは大したものじゃないわ」

杏子「今のうちに本体への攻撃をしておくよ!」

まどか「うん!」



 彼女達の目前に存在する、穢れの結晶。

 それは高笑いを上げ続け、
少しだけ地面から浮いたその場所から少女達を見下ろす。



 その姿は、まさに魔女と呼べるものであった。


568[saga]:2011/07/18(月) 20:00:11.14 ID:+TdFno2c0

 ”いやしの杖”に意識を集中させる暁美ほむらを除いて、
残りの3人が攻撃を加える。

 佐倉杏子が新たに習得した”フレア”を発動させる。

 その爆発の中を”ビームライフル”の光が貫く。

 爆発が収まったところで、鹿目まどかが”エクスカリバー”を
天高く振り上げ、そして魔女へ向けて下ろす。



 ガキン、と響く金属音。

 切りつけた鹿目まどかの手がじーんと痺れる。

 見た目とは裏腹に、魔女の防御力は鋼鉄の鎧のようであった。


569[saga]:2011/07/18(月) 20:00:41.01 ID:+TdFno2c0

まどか「・・・手が痺れちゃうよ」

マミ「見た目よりも頑丈ね・・・」

杏子「でも、見てみろ。少しだけど、ヤツの体が欠けているぞ」



 鹿目まどかが攻撃を加えたその魔女の頭部は、
言われた通りに少しだけ欠けていた。

 アポロンのように修復されないそれを見て
少女達は希望を持つ。



さやか「一丁あがり!」

ほむら「私の影から倒したわね」

さやか「もう・・・どうすりゃ良かったのさ!」



 そんな軽口を交わす2人。

 最初には4つ見えていたその影が、
今ではその姿を1つ減らしているのが全員の目に見て取れた。


570[saga]:2011/07/18(月) 20:01:07.81 ID:+TdFno2c0


 - とてつもなく大量の穢れが集まってくる! -



571[saga]:2011/07/18(月) 20:01:38.92 ID:+TdFno2c0

さやか「くそ、また・・・!」

まどか「気をつけて!来るよ!」

 つかいま2の こうげき
 つかいま3の こうげき
 つかいま4の こうげき

 まどかに 161ダメージ
 マミさんに 161ダメージ
 ほむらに 161ダメージ
 きょうこに 161ダメージ
 さやかに 161ダメージ

マミ「さっきより攻撃が軽いわ」

杏子「数を減らしただけあるな!さやか、その調子で頑張れ!」

さやか「おうよ!」


572[saga]:2011/07/18(月) 20:02:23.79 ID:+TdFno2c0

 再び先ほどと同じ役割分担で、攻撃を加えようとする少女達。

 先ほどと違ったのは、その攻撃の前に
魔女の手がゆっくりと少女達に向かって行った事。



 魔女の右手から”メガスマッシュ”の能力が発動される。
黒く細い矢のようなその能力は、狙われた鹿目まどかに小さな傷を作る。

 その程度の能力。大した威力ではなかった。



ほむら「まどか、大丈夫?」

まどか「うん!マサムネに斬られた時に比べれば、へっちゃらだよっ!」

マミ「美樹さんとマサムネが味方に回って良かったわね・・・」



 そう眺める視線の先に、次なる使い魔を切り倒す美樹さやか。

 残る使い魔の数は、最初の時から半分となっていた。


573[saga]:2011/07/18(月) 20:03:02.68 ID:+TdFno2c0


 - とてつもなく大量の穢れが集まってくる! -



574[saga]:2011/07/18(月) 20:03:31.60 ID:+TdFno2c0

 それでも、美樹さやかの事など眼中にないかのように
使い魔達は攻撃を続ける。



さやか「またかよ!あたしを置いていくなー!」

 つかいま3の こうげき
 つかいま4の こうげき

 まどかに 119ダメージ
 マミさんに 119ダメージ
 ほむらに 119ダメージ
 きょうこに 119ダメージ
 さやかに 119ダメージ

まどか「大丈夫!軽いよっ!」

ほむら「こっちの事は気にしないで。早く自分の仕事を終わらせなさい」

さやか「もう、ほむらの言ってる事、矛盾してるよ!」

杏子「なんだかわかんないけど、アンタを信用してるって事さ!」


575[saga]:2011/07/18(月) 20:04:00.26 ID:+TdFno2c0

 巴マミの放つ”ビームライフル”の光が
魔女の歯車へと突き刺さる。

 確かに堅い。

 それでも、攻撃を加えるたびにこぼれ落ちる魔女の欠片。



 それに反撃をするかのように、魔女の体に一瞬だけ黒い光が集まる。

 その光は天から矢の形となって降り注ぎ、
その第一撃を追うように青白い矢が続けて巴マミへと向かう。

 先ほどの”メガスマッシュ”よりは大きなダメージであったが、
その”シューティングスター”の能力も少女に致命打を与えるには至らない。



杏子「マミ、大丈夫か?ケアルを・・・」

マミ「ううん、暁美さんのいやしの杖だけで十分。
 鹿目さんの言う通り、大した攻撃力ではないわ」



 私達は勝てる。

 2人は同時に、そう考えていた。


576[saga]:2011/07/18(月) 20:04:33.12 ID:+TdFno2c0

さやか「たあぁっ!」



 光の刀に貫かれた黒い使い魔の影は、
光に飲み込まれるようにその姿を散らしてゆく。

 

さやか(あと1つ・・・!)



まどか「さやかちゃん!」

ほむら「美樹さやか」

さやか「?」



 二人は握り拳を突き出し、ビッと親指を天に伸ばす。

 

 それを見て、彼女は微笑む。

 そして同じ仕草を相手に向け返す。



 私達は勝てる。

 3人は同時に、そう考えていた。


577[saga]:2011/07/18(月) 20:05:00.87 ID:+TdFno2c0


 - とてつもなく大量の穢れが集まってくる! -



578[saga]:2011/07/18(月) 20:05:27.47 ID:+TdFno2c0

さやか「最後くらい・・・ムキー!」



 使い魔は笑い声を上げながら、
またも美樹さやかを無視して攻撃を続ける。

 しかしながら、その攻撃の威力は
これまでの激戦を潜り抜けてきた少女達にとっては
涼しい顔をしていられるものであった。

 つかいま4の こうげき

 まどかに 83ダメージ
 マミさんに 83ダメージ
 ほむらに 83ダメージ
 きょうこに 83ダメージ
 さやかに 83ダメージ

さやか「いつまでもあたしを無視して・・・!」

まどか「私達は大丈夫!最後の1つ、頑張ってね!」

マミ「そちらが終わったら、こっちの手伝いをお願いね」

さやか「分かってますよっ!」


579[saga]:2011/07/18(月) 20:05:56.43 ID:+TdFno2c0

 美樹さやかは”マサムネ”を振り回すが、
ひらりひらりと舞う使い魔に刃が届かない。



さやか「この・・・ちょこまかと!」



 使い魔の逃避行は、自身を生み出した親玉にぶつかり
その動きを止めていた。



さやか「これで・・・トドメだぁっ!」



 一閃。

 使い魔を横一文字に切り裂き、さらに奥に居た魔女にも
ダメージを与える光の刀。



 その反対側では・・・


580[saga]:2011/07/18(月) 20:06:29.06 ID:+TdFno2c0
 
 魔女に集まる黒い光。
”シューティングスター”の発動の合図であるそれは、
2連続で行われていた。

 天に向けて伸びる2本の流星。

 それは黒い矢を暁美ほむらと佐倉杏子に落とし、
続けて青い流れ星が彼女達を貫く。



 攻撃を受けながら、彼女達は”いやしの杖”と
”ケアル”の能力を同時に発動させる。

 少し深いダメージを負った暁美ほむらには
回復の光が厚く注がれ、そのまま全員の体を淡い光が包み込む。


581[saga]:2011/07/18(月) 20:07:15.83 ID:+TdFno2c0

 ”ビームライフル”の射撃を終えた巴マミが叫ぶ。



マミ「鹿目さん、あと少しよ!」

まどか「はいっ!」



 魔女に向けて、”エクスカリバー”を振り上げた
鹿目まどかが突き進む。

 その反対側には、同じように”マサムネ”を構えて
攻撃を加える美樹さやかの姿が見えていた。



 鹿目まどかの手に届く強い衝撃。

 その頑丈な敵に対して、”エクスカリバー”の刃は
根負けしてしまっていた。

 ばらばらと砕け散る剣。



 しかし、鹿目まどかが切りつけたその箇所。

 魔女の体も同じようにばらばらと砕けていた。


582[saga]:2011/07/18(月) 20:07:57.63 ID:+TdFno2c0

 美樹さやかに切られた部分、鹿目まどかが切りつけた部分。
魔女はその体の左右に作られた傷から、黒い光を放出させていた。



杏子「やったのか!」



 勢い良く飛び出る黒い光。

 それを埋めようとするべく、天から降り注ぐ黒い雪。



 それは急に激しさを増し、雹の嵐となってこの部屋に降り注いでいた。



ほむら「いえ・・・まだ終わらないわ」

さやか「急速に穢れを集めている・・・!」

まどか「マミさん、弓を・・・」

マミ「ええ。これを使いなさい」



 剣の折れた鹿目まどかは、巴マミの装備していた
”与一の弓”を借り受ける。

 そうして目の前の光景を、じっと見据えていた。


583[saga]:2011/07/18(月) 20:08:30.28 ID:+TdFno2c0


 - とてつもなく大量の穢れが集まってくる! -



584[saga]:2011/07/18(月) 20:09:32.47 ID:+TdFno2c0
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http://www.nicovideo.jp/watch/sm11666110 SaGa2気分な方はこちら

まどか気分な方はそのままの選曲で

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11966192 >>1のオススメ サガフロ2

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585[saga]:2011/07/18(月) 20:10:18.73 ID:+TdFno2c0

 やがて降り注ぐ黒い雪は見えなくなる。

 全ての穢れを飲み込み終えた魔女は、
その姿を時計周りにゆっくりと反転させる。



 歯車が下に、頭部が上に。

 より一層強くなる非常階段の揺れと、
魔女が高らかに上げ続ける笑い声。

 美樹さやかはそれの意味するところを仲間に伝える。



さやか「もっと早く倒せていれば・・・気をつけて、これからが本番だよ!」

マミ「早くですって?」

杏子「どうなるってんだ?」

さやか「あれは穢れを全て飲み込んでしまった。だから・・・」



ほむら「どうであれ、私達のする事は変わらないわ」ファサッ

まどか「これでみんな終わるんだね・・・!」



 鹿目まどかは、受け取ったばかりの弓の弦を引く。

 そうして放たれた矢は、魔女の顔面と思われる部分に突き刺さる。


586[saga]:2011/07/18(月) 20:10:53.42 ID:+TdFno2c0

 突き刺さった矢から漏れ出す黒い光の球。

 それはいくつもいくつも生まれ出し、
少女達を目掛けて回転しながら迫る。

 ”スターバスター”の能力は少女達を攻撃する。

 漆黒の流星は、散弾のように少女達へと向かって来ていた。
遠くから見ていれば綺麗だと思えるような、星屑を残しながら。



マミ「・・・いったぁ・・・」

ほむら「急に強くなったわね」

杏子「飲み込まれるなよ!」



 その弾幕の密度が濃い場所に立っていた巴マミと鹿目まどかは
無視できない大きさのダメージを受ける事になる。

 しかし残りの3人は大きなダメージを受けているわけではなく、
即座に回復能力を使用する構えを見せていた。


587[saga]:2011/07/18(月) 20:11:28.10 ID:+TdFno2c0

 魔女の砕けた箇所から、先ほどと同じ黒い光の球が飛び出る。
大量に生み出されたそれは、今度は少女達を襲わずに
はるか天空へと消えてゆく。



ほむら「・・・何?」



 次なる攻撃に対して身構える少女達。

 いつまで待っても何も変化が起きないその魔女の行動。
その間に”いやしの杖”と”ケアル”による仲間の回復は終わっていた。



 その行動を阻害するわけでもなく、魔女は笑い続ける。

 少女達は、その姿を見て疑念を抱き始めていた。


588[saga]:2011/07/18(月) 20:12:00.59 ID:+TdFno2c0

まどか「まだ余裕があるの・・・?」

さやか「アレを気にしてちゃだめだ。攻撃して来ないならチャンスだよ・・・!」



 美樹さやかは”フレア”の詠唱を始め出す。
それを見た佐倉杏子が続き、暁美ほむらも”フレアの書”を取り出す。



マミ「続いてっ!」



 ”ビームライフル”の光が魔女の頭部を貫く。

 ぱらぱらと舞う魔女の破片を逆流するように、
赤色の魔力が”ビームライフル”の光の刺さった場所へと集まりだす。



3人「「フレア!」」



 暁美ほむらの持つ”フレアの書”が魔力の耐久回数を超えて
その手の中でさらさらと灰になる。

 コンマ数秒の差を置いて、次々と爆発が魔女を揺るがす。
ガラガラと砕け散る魔女の歯車。

 もはや敵の姿はいたる箇所が欠けており、
最初に見た時に比べて一回り小さくなっていた。


589[saga]:2011/07/18(月) 20:12:37.23 ID:+TdFno2c0

 あと少し。

 全員がそう考えていた。

 笑い続ける魔女に向けて、弓を構える鹿目まどか。



 魔女を見据える視線の先に、
星空の中で浮いた存在に見える赤い流星。



まどか「あれ・・・!」

杏子「こっちに向かってるんじゃねえか!」

さやか(マズい・・・!)



 遠近感のせいで最初は小さく見えたその星は、
今や少女達を押しつぶすほどの大きさの隕石となって
この部屋へと迫っていた。

 魔女の奥の手、”ゼノサイド”の能力。



 それの威力を感じ取っていた美樹さやかは、
自らの胸に両手を当てる。


590[saga]:2011/07/18(月) 20:13:09.58 ID:+TdFno2c0

 遥か天空から落下する灼熱の弾丸。

 この部屋を埋め尽くすほどの大きさであったそれは
轟音と共に非常階段の地面に着弾する。

 爆音と衝撃。

 その場に居た少女達と魔女をも巻き込み、
砕けた隕石の欠片が黒く輝く花火を散らす。



 漆黒の炎の中で高笑いを続ける魔女。



 そして、その闇を切り裂く光。

 美樹さやかを中心として、その光は数え切れないほどの筋を
地面から天へと向けて伸ばしていた。



 ソウルジェム”女神の心臓”は”ゼノサイド”の着弾と
同時に発動し、少女達へのダメージを取り除いてた。


591[saga]:2011/07/18(月) 20:13:42.71 ID:+TdFno2c0

ほむら「助かったわ、美樹さやか」

さやか「けど、今の力を使えるのはこれっきりだよ」

杏子「続けてあの能力を使われるとまずいな・・・」

まどか「その前に倒さないと・・・」



 そんな少女達の声が聞こえているかのように、
次弾の装填をすべく黒い光を集め出す魔女。



マミ「・・・それなら・・・」



マミ「みんなで必殺技を使いましょうよ」



4人「え?」




592[saga]:2011/07/18(月) 20:14:14.10 ID:+TdFno2c0

ほむら「巴マミ、こんな時に冗談なんて・・・」

マミ「あら、私は冗談なんて言ってるつもりはないわよ?」

まどか「けど、私に必殺技なんて・・・」

マミ「どんな攻撃だっていいの」



マミ「目の前の敵を倒すんだって。その想いが込められた攻撃は・・・」

マミ「自然と必殺技になるものよ」



ほむら「そんな事を言われても・・・」

さやか「いいじゃん、必殺技!」

杏子「そうだな、最後くらい悪くないかもな」

ほむら「あなた達まで・・・!」


593[saga]:2011/07/18(月) 20:14:45.78 ID:+TdFno2c0

杏子「そういうもんじゃん?最後に愛と勇気が勝つストーリーってのはさ!」

さやか「アタシ、密かにマミさんの必殺技に憧れてたんですよ!」

マミ「あらあら、それは光栄だわ」

ほむら「あなた達、本当にやるの・・・?」



まどか「・・・うーん」

マミ「いいネーミングが決まらないかしら、鹿目さん」



まどか「・・・みんなのおかげ。
 みんなのおかげで、わたしはここまで来れた」



 魔女から黒く輝く矢弾が打ち出される。
先ほどと同じだけの量が、先ほどと同じように天へと向けて。



 その魔女に向けて弓を引き絞りながら。

 鹿目まどかは最初の言葉を叫ぶ。



まどか「だから。私の必殺技は・・・!」




594[saga]:2011/07/18(月) 20:15:28.25 ID:+TdFno2c0

まどか「 絆の一鏃!! 」



さやか「 蒼勇の刃!! 」



杏子「 紅蓮の槍!! 」



ほむら「・・・88式SSM・・・」ボソッ



マミ「 ティロ・フィナーレ!! 」



 少女達の流れるような攻撃の動作は・・・




595[saga]:2011/07/18(月) 20:15:55.76 ID:+TdFno2c0

      << 連携 >>

     一つの目標に対して
    攻撃を連続させることで
      単発の攻撃よりも
はるかに高い効果を上げる事ができる

     これを【連携】と呼ぶ!


596[saga]:2011/07/18(月) 20:16:26.51 ID:+TdFno2c0


「「 絆の蒼勇紅蓮SSM・フィナーレ!! 」」



597[saga]:2011/07/18(月) 20:16:54.69 ID:+TdFno2c0
 
 暁美ほむらは魔力を掻き集め、
”ミサイル”の発射台となる車両をこの場に呼び出していた。

 それが炎の筋を伸ばしながら
ミサイルを発射すると同時に、鹿目まどかの手から離れた
音速の矢弾が魔女へと向かう。

 ミサイルは魔女を通り過ぎて星空を旋回し、
鹿目まどかの放った矢はそのまま魔女へと突き刺さる。

 その矢を追いかけるように地を蹴る佐倉杏子と美樹さやか。

 二人の持つ”グングニルのヤリ”と”マサムネ”が
魔女の体を削り取り、より強くなる魔女の高笑い。

 ダメージを与えた事で二人は目を合わせて頷き、
その場から素早く跳ね上がる。

 二人が距離を取った時点で、上空を旋回していたミサイルは
天から魔女へと襲い掛かり。

 そのまま魔女を床へと押し付けて、その弾頭を炸裂させていた。

 爆炎の中へと照準を定め続け、大きな光芒はそれを貫く。

 

 そして・・・




598[saga]:2011/07/18(月) 20:17:32.54 ID:+TdFno2c0



599[saga]:2011/07/18(月) 20:18:16.51 ID:+TdFno2c0

 目も眩むような攻撃を終えて、少女達の視界に入って来たもの。

 それは、がらがらと音を立てて崩れ落ちる魔女。



 天空から近づいてくる赤い流星は、
いつまで経ってもその大きさが変わる事はなかった。

 それが自分達に近づいて来た頃に、少女達は
その理由を知る事になる。

 流星は自らの熱で燃え尽きつつあった。



 やがて、小さく炎を上げる流れ星が
カツン、と魔女の体に当たる。



 そうして、その笑い声と共に魔女は消えてゆく。

 その体の破片を砂の欠片へと変えていきながら・・・



600[saga]:2011/07/18(月) 20:19:11.43 ID:+TdFno2c0

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14594295

 いつしか、この非常階段を揺るがしていた地震は止まっていた。

 その事実から、少女達は全てが終わった事を理解する。



マミ「終わったの・・・?」

さやか「うん。これで世界の穢れは、全て消滅したんだよ」



杏子「勝てたんだな、アタシ達」

ほむら「そうね。これから・・・」



 そこで暁美ほむらは口をつぐむ。



 戦いが終わった少女達を待っていたものは、いくらかの高揚感と。

 そして大きな喪失感。



 特に鹿目まどかにとっては。


601[saga]:2011/07/18(月) 20:19:41.52 ID:+TdFno2c0

まどか「みんなお願い。そのままお話をしてて・・・」



ほむら「まどか・・・」



まどか「静かになると・・・思い出し・・・て・・・」



まどか「・・・だか・・・ら・・・」



 鹿目まどかの願いは叶わない。

 どれだけ考えを巡らせても、彼女にかける言葉を
残された4人は持ち合わせてはいなかった。



 嗚咽だけが響く非常階段。



 ただそこに立ち尽くすだけ。
それが少女達に出来る全てであった。


602[saga]:2011/07/18(月) 20:20:11.12 ID:+TdFno2c0

さやか「うぐっ・・・」



 前触れもなく胸を押さえ、膝を折る美樹さやか。



ほむら「美樹さやか?」



さやか「ど、どうしちゃった・・・んだ・・・ろ・・・」



マミ「どうしたの?美樹さん!」

杏子「おい、どうしたってんだよ!」

まどか「さやかちゃん!」



 そのまま彼女は横たわり、動かなくなる。

 美樹さやかは呼ばれていた。

 自らに力を貸し与えていた存在に。


603[saga]:2011/07/18(月) 20:20:44.43 ID:+TdFno2c0





604[saga]:2011/07/18(月) 20:21:11.69 ID:+TdFno2c0

女神「ご苦労様でした、人間よ」

さやか「・・・・・・」

女神「さあ、あなたの力を返してもらいます。
 あなた達が救ったこの世界で、平和に暮らして下さい」

さやか「・・・何となく分かっちゃったんだ」


さやか「女神様が嘘つきだって事」



女神「それを理解しているのであれば、お話をしなければなりませんね」

女神「神とはいえ、条理を越える力を行使するには・・・
 ソウルジェムの力を借りねばなりません」

女神「しかし、あなた達が穢れの結晶を打ち倒してくれたおかげで
 この世界の穢れはほぼ消え去った状態となっています」



女神「いわば、ソウルジェムを巡る因果がリセットされた状態と言えます」



さやか「だからって・・・」


605[saga]:2011/07/18(月) 20:21:47.26 ID:+TdFno2c0

さやか「みんなはこの世界を救ったんだよ!あんたの創ったこの世界を!」

女神「あなたも知っているでしょう。私はこの世界を救う事に固執など・・・」

さやか「そんなのはあんたの勝手な言い分だ!」



さやか「みんなには・・・一つくらい願いを叶える権利がある!!」



女神「・・・たかが数十年しか生きる事の出来ない存在。
 その終わりが少しばかり早くなろうと、変わりはないでしょう」

さやか「私達はね・・・そのたかが数十年を必死に生きているんだよ!」

女神「・・・・・・」



女神「・・・これも生き物のサガ、ですか・・・」




606[saga]:2011/07/18(月) 20:22:26.48 ID:+TdFno2c0

さやか「・・・っ!」



さやか「あぐぁぁぁ・・・!」

女神「あなたにソウルジェムを使わせるつもりはありません。
 さあ、私の力を返してもらいますよ」

さやか「ふざ・・・けるな・・・!」



さやか「まだ・・・」

さやか「まだやる事があるんだ・・・!」



さやか「それまで・・・絶対にこの力を返さない・・・!」

女神「私の力に固執し続ければ、より苦しむだけだと言うのに・・・」



さやか「あ・・・あ・・・」



さやか「まどか・・・みんな・・・!」




607[saga]:2011/07/18(月) 20:22:59.32 ID:+TdFno2c0





608[saga]:2011/07/18(月) 20:23:34.81 ID:+TdFno2c0


 ───奇跡も、魔法も、あるんだよ───



609[saga]:2011/07/18(月) 20:24:13.72 ID:+TdFno2c0





610[saga]:2011/07/18(月) 20:24:45.56 ID:+TdFno2c0

杏子「オイ、起きろよ!」

ほむら「起きなさい、美樹さやか!」



さやか「・・・うーん・・・」



まどか「さやかちゃん!良かったぁ・・・」

マミ「本当に・・・円環の理に導かれてしまったかと・・・」

さやか「うん・・・ごめんね、みんな。神様とケンカしてた」

杏子「は?」

ほむら「とうとう頭をやられてしまったのね」



さやか「あとで殴るからね・・・そんな事よりさ!」


611[saga]:2011/07/18(月) 20:25:17.74 ID:+TdFno2c0
 元気よく立ち上がった美樹さやかは、
鹿目まどかの手を引いて走り出す。



まどか「ちょ、ちょっとさやかちゃん?」

さやか「こっちにエレベーターがあるから、帰り道は楽だよ!」

杏子「おい、待てよ!」

マミ「なんであんなに嬉しそうな顔をしているのかしら?」

ほむら「・・・なるほど、神様とケンカした、ね」



 5人は息を切らしながら、来るときには漆黒の雪のせいで
見えなかったそのエレベーターに乗り込む。

 初めこそ困惑の表情を浮かべていた少女達は、
美樹さやかの笑顔が伝染したかのように笑い出す。

 最後まで戸惑っていた鹿目まどかも、
それを見て微笑みを作り出していた。



 きっと何かがあるのだ。

 このエレベーターの終着点に。


612[saga]:2011/07/18(月) 20:25:54.72 ID:+TdFno2c0



613[saga]:2011/07/18(月) 20:26:43.10 ID:+TdFno2c0
--- 中央神殿 ---

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5975192

詢子「お疲れ様、まどか」

まどか「ママ!!」



詢子「ソウルジェムがあんな物だったなんてね。アタシの考えも甘かったよ」

まどか「そうだね。世界中のすべての人が知っている事より・・・」

まどか「たくさんの事を知ったような気分だよ!」



詢子「ふふっ、世界はそんなに狭くはないよ!」

詢子「もっと色んな所を見て回らないとな」

まどか「ママ、その前に・・・」



詢子「ああ、分かってる。パパのところへ戻ろう!」


614[saga]:2011/07/18(月) 20:27:21.68 ID:+TdFno2c0





615[saga]:2011/07/18(月) 20:27:50.99 ID:+TdFno2c0
 


 ───あれから3ヶ月くらい過ぎました。
  今日、私とママはたっくんの所へ遊びに行って
  おじさんにご飯をご馳走してもらいました。
  マミさんは今、江戸に遊びに行ってます。




616[saga]:2011/07/18(月) 20:28:17.70 ID:+TdFno2c0

キリカ「ここだよ。この小屋の中で違法な取引が・・・」

マミ「御用だ御用だ!」バンッ

キリカ「・・・最後まで聞こうよ、恩人」



悪人「何モンだテメェ!」

マミ「悪党に名乗る名なんてないわ!巴マミ、ここに見・参!」ビー

悪人「ひぇー、命だけはー」

マミ「またつまらぬものを斬ってしまった・・・」

キリカ「恩人、君の事を変人と呼ぶべきか迷うよ」



織莉子「キリカ、またあなたは一人で・・・!」

マミ「織莉子さん、こんにちは」

織莉子「巴さん・・・?そ、その覆面・・・」

キリカ「恩人のお気に入りみたいだよ」

マミ「大佐をリスペクトするなら当たり前でしょう!」

マミ「さ、キリカさんも・・・」ゴソゴソ

キリカ「・・・いらないよ、恩人」

マミ「そう?残念ね」


617[saga]:2011/07/18(月) 20:28:46.29 ID:+TdFno2c0
 


 ───マミさんは私の尊敬するお姉さんです。
  でも、ときどき走り出すと止まらなくなります。
  キリカさんと織莉子さんが止めてくれればいいけどなぁ・・・
  ほむらちゃんは、さやかちゃんに会いに行きました。




618[saga]:2011/07/18(月) 20:29:18.74 ID:+TdFno2c0

ほむら「あの大都会の壁もなくなったのね」

さやか「みんな少しずつ気付いたんだよ」

さやか「差別のない自由な世界が、どれだけ素晴らしいかってね」

ほむら「そうね。あなたは最近、上条恭介とどうなの?」

さやか「どうってもう・・・」



恭介「おーい、さやか~」

さやか「恭介~!みてみて、あたしお弁当作ってきたよ!」

恭介「わあ、いつも美味しそうなお弁当だね。食べさせてよ」

さやか「もう、恭介ったら甘えん坊さんなんだから。あ~ん」



ほむら(人前で・・・ぶち殺すわよ・・・!)

さやか「で、あんたはどうなのさ。あたしみたいに恋は成就したの?」

ほむら(・・・リア充砕け散れ)

仁美(・・・リア充爆ぜろ、ですわ)



ほむら「・・・・・・」

仁美「・・・・・・」

 ガシッ!


619[saga]:2011/07/18(月) 20:29:46.90 ID:+TdFno2c0
 


 ───ほむらちゃんは私の大事な友達です。
  私がわがままを言った時でさえ、いつも私の事を考えてくれてました。
  あとは私にいたずらをしなければ、何も言う事はないのにな。
  杏子ちゃんは、ゆまちゃんと一緒にイシス神殿にいます。




620[saga]:2011/07/18(月) 20:30:24.58 ID:+TdFno2c0

女「神官様、助けてっ!うちの子が息をしてないの!」

ゆま「たいへん!キョーコ、キョーコ!」

杏子「なんだよ、メシ食ってるのに・・・」モゴモゴ



杏子「おっと、それどころじゃなかったな。待ってろよ!」キュイーン

女「ああ、うちの子が息をし始めたわ!ありがとう、神官様!」

杏子「良かったね、あとアタシを神官様とかゆーな」

ゆま「えー、キョーコは立派な神官様だよ?」

杏子「苦手なんだよ、褒められるのが。アタシはメシに戻るよ」



男「神官様、いてぇよお・・・!」

杏子「またアンタかい。今度はどんな悪さをしたんだ」

男「その・・・爺さんから種モミをな・・・」

杏子「バッカヤロウ、食い物を粗末にするんじゃねえ!」

ゆま「キョーコ、怒る所が違うと思うな・・・」



杏子「おら、もう盗賊なんて辞めるって誓え。そうしないと治してやらねーぞ」

男「カミサマなんて信じねーけど、神官様に誓うよ」

杏子「ほらよ。次やったら、もう治さねぇからな」キュイーン

男「杏子ちゃんマジ聖女」

杏子「うるせぇ、どっか行けよ!アタシにメシを食わせろ!」


621[saga]:2011/07/18(月) 20:30:56.61 ID:+TdFno2c0
 


 ───杏子ちゃんはちょっと怖い私のお姉さんです。
  でも誤解しないでね。その怖さは、私が道を踏み外しそうな時に
  私を正しい方向に導いてくれました。
  そんな杏子ちゃんは今ではなんと、イシス神殿の神官様です。
  本当にビックリしたけど、けっこう似合ってるのかも。

  明日になったら、私もみんなの所へ遊びにいくつもりです。
  ゆまちゃん、さやかちゃん、仁美ちゃん、元気かな。
  織莉子さんとキリカさんがどこにいるのかわからないけれど・・・
  たぶん街の人に聞けば、マミさんの行方はすぐに分かると思います。




622[saga]:2011/07/18(月) 20:31:27.19 ID:+TdFno2c0

まどか「これでよしっ」



 パタン、と日記を閉じて鹿目まどかはベッドに潜り込む。

 部屋の電気を消して、明日という日を楽しみに目を瞑る。

 みんな元気かな。早く会いたいな。

 

 そう考えていた彼女は、なかなか寝付く事が出来なかった。


623[saga]:2011/07/18(月) 20:31:53.83 ID:+TdFno2c0



624[saga]:2011/07/18(月) 20:32:20.96 ID:+TdFno2c0


「・・・まどか!・・・まどか!」



625[saga]:2011/07/18(月) 20:32:50.72 ID:+TdFno2c0
まどか「・・・ん・・・ママ・・・?」

詢子「まどか、アタシは旅に出るよ」

まどか「またぁ・・・?今度は何を探しに?」

詢子「ふっ、三種の神器だよ!」

まどか「え、待ってよ!一緒に行くよ!」

詢子「言うようになったね!よし、行くか!」

まどか「あ、ちょっとだけ待ってて、ママ」サラサラ

詢子「なんだいそれ、日記?」


和久「待っておくれよ」

まどか「パパ?」



和久「僕も行くよ。もう二人を待つのはこりごりさ」

詢子「アンタ・・・」

まどか「いいじゃない!みんなで行こうよ!」


626[saga]:2011/07/18(月) 20:33:18.56 ID:+TdFno2c0
 
 もう誰からも隠れる必要はないのに。

 部屋の窓から、全員が外の暗闇へと飛び出る。

 

 真っ暗な部屋に残されたもの。

 それはページが開かれたままの一冊の日記。


627[saga]:2011/07/18(月) 20:34:18.46 ID:+TdFno2c0



 ───そのつもりだったけれど、急なことで
  ママと一緒に行くことになりました。
  でも、私はこの村に必ず帰ってくるから・・・




628[saga]:2011/07/18(月) 20:34:52.11 ID:+TdFno2c0



 ───みんなでまた一緒に冒険しようね!───





629[saga]:2011/07/18(月) 20:35:36.58 ID:+TdFno2c0



   ”SaGa2 秘宝伝説”×”魔法少女まどか☆マギカ”

QB「マサムネのきれあじをきみらのからだであじわうといい!」


            ~ The End ~





630[saga sage]:2011/07/18(月) 20:36:07.53 ID:+TdFno2c0



631[saga sage]:2011/07/18(月) 20:37:35.74 ID:+TdFno2c0
以上で完結!

BGM動画を上げた方達、ありがとう!
談義スレでまどかの必殺技を考えてくれた方達、ありがとう!
流れ止めたくなかったからレス無視したけど、gif動いたよありがとう!
何より最後までお付き合い頂いた読者の皆様、本当にありがとう!

もう誰も見なくなったかな、て頃合でhtml依頼出しに行きます。

あと、SS内で分からなかったトコとかありましたら質問もお待ちしております。

632 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (広島県) :2011/07/18(月) 20:47:11.73 ID:dg7uvvq90

とても面白かったよ
特に連携の件は感動した
連携名を最後に叫ぶのは由緒正しき仕来りだよな

633 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (チベット自治区) :2011/07/18(月) 20:48:23.73 ID:vijpC5NYo
お疲れ様でした。

634 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/18(月) 20:54:43.60 ID:wV4nf1/IO
今日読み始めて今日完結するとかマジか

乙でした

635 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (関西地方) :2011/07/18(月) 21:54:21.04 ID:VfJIVk2co
gifすげえ
それと③よかったな

636 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (福岡県) :2011/07/18(月) 22:12:44.96 ID:1mfUeZQjo
また一つ、良作が完結してしまった
これも さくひんの サガ か・・・
乙!!

637 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/19(火) 12:11:55.91 ID:0zqMbFjSO
お疲れ様です!

638[saga sage]:2011/07/19(火) 19:55:32.29 ID:orRoT3Px0
>>632 連携入れるかどうかは最後まで悩んでました。
 SaGaを知る人ならいいかもしれないけど、知らない人にとっちゃなにこれダセェになりそうで。
 "結論、>>1のやりたいようにやる"に落ち着いたので、そう言って貰えると嬉しい!
>>633 サンキョス!
>>634 一気読みとかパネェ。最後まで読んでくれてありがとね!
>>635 ③はサンプルなくて地味に困りました。褒めて貰えると頑張った甲斐があるってもんだ!
>>636 かみの台詞は入れたかった!登場人物大杉を解決できれば、ロマサガ2でSS書きたいぜ!
>>637 サンキュス!

639 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (北海道) [saga sage]:2011/07/23(土) 12:51:47.84 ID:IYM2IhUL0
乙!

最高だった・・・・・・俺も頑張らないと

640[saga sage]:2011/07/25(月) 23:47:45.04 ID:TlIe6TM/0
>>639最高とか言われると最高だぜ!何かSS書いてそうだけど、頑張っておくれやし。

それではhtml依頼を出してきます。皆様ありがとうございました。

641 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします (チベット自治区) :2011/07/25(月) 23:56:32.64 ID:Amn+cwvvo
Sagaはビーナスのところの有名な台詞と序盤しか知らなかったけど面白かったよ


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2011/08/14 04:49 | CM(1) | その他 夏休みSS劇場
    コメント一覧
  1. 774@いんばりあん [ 2011/08/14 19:52 ]
  2. Saga2好きの俺には堪らないSSだったわ
    まとめてくれてありがとう
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