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ジェレミー「ここが大洗女子学園か」

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1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:37:36.53 ID:jJWfAkXC0
ガールズ&パンツァー×イギリス自動車番組TOP GEARのニッチなSSです。

--
OP

https://www.youtube.com/watch?v=WYBfEdEoAUY

某英国スタジオ

ジェレミー「皆さんこんにちは、こんにちは」

ワーワー、パチパチパチ

ジェレミー「さて、皆さんは戦車道というものを御存知ですか? 戦車で相手を撃ちまくり、
家や街を壊してもお咎めなし……どこかの自動車番組が喜びそうな競技ですね」

リチャード「僕たちは今回、日本のとある学園艦へ向かい、番組プロデューサーの課題を通して戦車道を
学んでくることになりました」

ジェームズ「僕たちが向かった大洗女子学園は、全国大会で優勝するほどの強豪校です。
しかもここは、装備で劣るにもかかわらず全国制覇を成し遂げたという実力者ぞろいです」

ジェレミー「とはいえ戦車は多いに越したことはありません。が、数をそろえるのは並大抵でないのもまた事実です」

ジェレミー「こういうときにはどうすればいいのか……先人の言葉に学びましょう。
マリーアントワネットはこう残しています。『戦車が無ければ作ればいいじゃない。How hard can it be?』」



2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:38:54.36 ID:jJWfAkXC0
―大洗女子学園―

沙織「皆、テレビだよテレビ! しかもイギリス!」

秋山「それにしても、会長殿も強引ですよね。突然『戦車道受講者集めのためにテレビ出演よろしくー』だなんて」

みほ「会長さんも、会長さんなりに一生懸命なんだよ。もっともっと戦車道の受講者を増やして盛り上げていこうって」

麻子「それは良いが、なぜあんこうチームだけなんだ」

華「生徒会の方からは、『大洗を代表して』と言われましたが……押し付けられただけ、ということかもしれませんね」

秋山「先ほど自動車部の方から伺ったんですが、トップギアと言えば世界中で放送されている超有名番組らしいです!
しかもイギリス陸軍を番組準レギュラーにしているとかで、もしかしたら本場のイギリス戦車が拝めるかもしれません!」

華「イギリス戦車、と言えば聖グロリアーナ戦でもマチルダやチャーチルと戦いましたが……」

秋山「たしかにマチルダやチャーチルも魅力的なイギリス戦車ですが、やはり第二次大戦時の
車両ということもあって古さは否めません。現代イギリス軍の戦車と言えば、やはり、チャレンジャーでしょう」

麻子「チャレンジャー……威勢だけは良い名前だな」


3 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/04/26(金) 21:40:48.30 ID:jJWfAkXC0
秋山「このチャレンジャー……正確にはイギリス軍の現在の主力はチャレンジャー2ですが、
これの何よりの特徴はやはりその装甲です。セラミックスと金属の複合装甲……」

沙織「ねえねえところでさ、どんなイケメンイギリス人なんだろう? これをきっかけに遠距離恋愛とか? 
もしかして国際結婚? 憧れるよねー」

華「毎回ことごとく期待を外されているのに、まだ学習しないんですね?」

沙織「学習してるよ! 今回は男の人だって、ちゃんと会長に確認したもん! しかも3人だよ!」

麻子「イケメンとは言っていないだろ」

沙織「トップギアって人気番組なんでしょ? だったら出演者はイケメンに決まってるじゃん。イギリス紳士っていうくらいだし、
きっと知的で大人な雰囲気で、包容力があって、さりげなくエスコートしてくれるんだよ! ねえ、ゆかりん。ゆかりんはどんな人か知ってる?」

秋山「いえ、わたしもつい先ほど知ったばかりなので、詳しくは……。あっ、でも、自動車部の方々は口をそろえて
『羨ましい、自分も出たい』とおっしゃっていました」

沙織「ほら、やっぱりイケメンなんだよ!」

みほ「そ、それは単に自動車が好きだからじゃないかなぁ……」

麻子「だったらレオポンチームが出演すればいいのに」ボソッ


4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:43:06.77 ID:jJWfAkXC0
華「皆さん、先方がお見えになったようですよ? ほら、ヘリが」

秋山「おおおっ! あれはイギリス陸軍航空団の保有するリンクスですね!」

沙織「やだもー、髪型が風で乱れちゃうよー。あっ、降りてくるみたいだよ! もう一回メイク確認して……
よしっ! イケメンさんはじめまし……て……」

リチャード「ハハハハァ!」

沙織「えっ……」

沙織「あ……あー、うん、まあ、昔はイケメンだったんだろうなーって感じ……かな……。
できればもうちょっと若い方が良かったんだけど……まだ一人目だしね。二人目はきっと……」

ジェームズ「ハァイ!」

沙織「……いや……」

沙織「……っていうか、あの服は何? チシャ猫? アリスをイメージしてるの? ないわーそのセンス……」


※参考画像


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7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:44:26.19 ID:oPIh7rHT0
topgearで戦車というとハンマーヘッドi-イーグルトラストを思い出す


8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:45:01.49 ID:jJWfAkXC0
沙織「と、とにかく、3人目に期待だよ。次こそはきっとイケメ……」

ジェレミー「ここが学園艦か」

沙織「」

みほ「えっ、えっと……」

華「三人、降りてきてしまいましたね」

麻子「これで全員だな」

沙織「……また、騙された……」

リチャード「君たちが、大洗女子の生徒?」

みほ「はっ、はい! 西住みほです!」

秋山「秋山優花里です!」

華「五十鈴華です」

麻子「冷泉麻子」

沙織「……武部沙織でーす……」


10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:46:52.19 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー《この五人が今回我々の戦車道体験をサポートしてくれるようです》

秋山「お近づきのしるしに、これをどうぞ! つまらないものですが」

つアンコウ(生)

リチャード「なっ!!? 何これは!?」

秋山「アンコウですよー、大洗の名産品なんです」

みほ「見た目はちょっとあれですけど、鍋にするとおいしいですよ!」

沙織「それと、干し芋も持って来たんで食べてください」

華「大洗式フィッシュアンドチップスですね」

ジェームズ「日本の食べ物は大抵美味しそうだと思っていたんだが……」

リチャード「案外そうでもないね」

麻子「イギリス人にそれ以上言う資格があるのか」


11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:48:32.42 ID:jJWfAkXC0
みほ「それと、よかったらこれもどうぞ」

つボコられクマ

ジェレミー「……えっ」

みほ「ボコられクマっていいます。可愛いでしょ? お気に入りなんです」

ジェレミー「……君は何か心に悩みを抱えているのか? 一人で抱え込まずに友人に相談した方が良いぞ」

みほ「?」

ジェレミー(こんな悪趣味な人形……精神を病んでいるとしか思えない)


12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:50:29.56 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「今度は我々から、友好のしるしに記念品を贈らせてもらいたい。これを」

つ(麦)

華「麦……ですか?」

みほ「生麦だね……どういう意味なんだろう……」

リチャード「僕からはこれを。部屋に飾ってね」

つ(チャーチルの肖像画)

沙織「誰、このおじさん?」

麻子「ウィンストン・チャーチル」

沙織「って、誰?」

秋山「……第二次大戦時のイギリス海軍大臣、のちに首相になった人物です」

華「第二次大戦ということは、日本とイギリスは確か……」

秋山「敵同士です……」


13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:52:50.59 ID:jJWfAkXC0
ジェームズ「僕からの贈り物はこれだ」

秋山「おおっ、これは戦艦の模型ですね! って……え……えーっと……」

沙織「ゆかりん、どうしたの?」

秋山「これは、プリンス・オブ・ウェールズの模型です」

沙織「ふーん? それがどうかしたの?」

秋山「プリンス・オブ・ウェールズはマレー沖海戦で沈没しました。沈没させたのは……」

麻子「日本軍か」

全員「……」

ジェレミー《和やかな交流も済ませ、いよいよ私たちは課題に挑みます》


14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:55:05.43 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「第一の課題だ」

沙織「課題、って?」

秋山「なんでも、番組側から色々な課題が出題されるので、それをクリアしていく、
というのがトップギアの主な進め方らしいですよー」

ジェレミー「『戦車道を始めるには、戦車がなくてはなりません。まずは3チームに分かれ、各チーム戦車を作りましょう』」

ジェレミー「チーム分けか。とりあえず我々3人が別れて……彼女たちはくじ引きで決めよう」

ジェレミー《くじの結果、チームが決定します》


ジェレミー・みほ

リチャード・沙織・麻子

ジェームズ・秋山・華


16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:57:26.50 ID:jJWfAkXC0
ジェームズ「よろしく。僕はキミと組みたいと思っていたんだ」

秋山「えっ? 本当ですか!?」

ジェームズ「そのハイセンスな髪形が気に入ったんだ。よろしく」

秋山「おほめいただき光栄であります!」

華「独特な服のセンスをお持ちのようですが……本当に喜んでもいいのでしょうか」


沙織「うぅ~……イケメン紳士の予定だったのにぃ~」

麻子「この3人の中ではましな方だろう」

沙織「それはそうかもだけど~」

麻子「歯が白いぞ」

沙織「だから何なのよ!」

リチャード「歯の漂白はしてないからね!!」


17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 21:59:56.56 ID:jJWfAkXC0
みほ「えっ……えっと……」

ジェレミー「よろしく、戦車ガール」

みほ「ええっ、戦車ガール!? わたしなんて全然そんな……ひんそーでひんにゅーでちんちくりんで……」

ジェレミー「? 自信無さげなところを見ると初心者のようだが、心配はいらない。とりあえず、パワーこそ大正義、
これを覚えておけば問題ない」

みほ「えっと……は、はい……」

ジェレミー「ところで、私のチームは一人少ないので、助っ人を呼んである」

ジェレミー「では紹介しましょう。噂によると彼の『主砲』にはライフリングが刻まれているとか……
白のレーシングスーツは謎カーボン仕様だとか……謎だらけのスティグです!」

スティグ「      」

みほ(な、なんだかまたよく分からない人が来た……)オドオド

沙織「!!」

沙織「ちょ、ちょっとみぽりん、ずるい!」

みほ「えっ? どうしたの?」

沙織「あのレーシングスーツの人、ヘルメットを取ったら絶対イケメンじゃん! そんなのずるいよー」

みほ「そ、そうかなぁ~」


18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:02:11.44 ID:jJWfAkXC0
沙織「あ~あ、ついてないなぁ……あっ、それはそうとさ、チーム名決めない? あんこうチームみたいなさ」

秋山「良い考えですね! それではわがチームはチシャ猫チームと名乗らせていただきます!」

ジェームズ「僕の服か」

ジェレミー「リチャードのところはハムスターチームだな」

沙織「かわいくっていいかもー! でもなんでハムスター?」

リチャード「ナンデダロウネー……ジェレミー、そういう君のところはオランウータンチームか」

みほ「わたしのところだけ可愛くないよぅ……」

ジェレミー《チームも決まり、いよいよ戦車の制作に取り掛かります》

華「戦車を作る……ですか?」

沙織「でもさー、戦車を作るってどうやって作るの?」

秋山「はっ! さては不動車両をフルレストアということですね? 車両は何ですか? やはりイギリス戦車ということで……」

ジェームズ「何を言っているんだ?」

ジェレミー「トップギアにおいて戦車を作るというのは、そのままの意味だ」

秋山「えっ」


19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:04:36.80 ID:jJWfAkXC0
リチャード「まずベースになる車両を決めて、それを改造しよう」

みほ「」呆然

秋山「ちょ、ちょっと待ってください! そんなの認められません! レギュレーションでは、
戦車道で使用可能な車両は1945年8月15日時点で設計、もしくは試作完了しているものと定められています!」

ジェレミー「戦車なんてどれも同じだろう? ばれるわけがない」

秋山「全然違います! どの子も個性があって……」

ジェレミー「あんなものの見分けがつくのはごく一部のマニアだけだ! 戦車を見分けるなんて、
歴代ポルシェ911のデザインを区別するより難しいぞ」

リチャード「履帯と大砲が付いていれば問題なく戦車に見えるはずだよ。それでも心配なら
迷彩模様に塗装すればいい。そして『偽装効果が効いてるから車種が分かりにくい』とでも言っておけば納得してくれる」


秋山「なんだか、当初期待していたのとは違う展開になってきました……」

沙織「わたしもだよ、ゆかりん……」

みほ「話がかみ合っているような、ないような……」


21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:07:10.09 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー《私たちは各チームに分かれ、早速制作に取り掛かりました》


《オランウータンチーム》…ジェレミー・みほ・スティグ

ジェレミー「まずはベース車両だが、ミホ、どういう車両が適していると思う?」

みほ「えっと、やっぱり戦車として使うわけですからシャシが頑丈で、壊れにくくて、修理が簡単な車両……ですか?」

ジェレミー「RUBBISH。いかにも初心者らしい考えだな」

みほ「しょ、初心者……」

ジェレミー「わたしは常々疑問だったんだ。戦車はなぜあんなにものろのろと走っているのかと。
あんなスピード、ジェームズでも追い越せる。もっと機敏に動けなければ良い標的だ」

みほ「は、はあ……あの、それで、ベース車両は何に……」

ジェレミー「私に良い考えがある」ニヤリ


22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:09:34.64 ID:jJWfAkXC0
《ハムスターチーム》…リチャード・麻子・沙織

麻子「自作した戦車で勝負とはな」

沙織「なんか怖いよー、怪我はしたくないなぁ」

リチャード「大丈夫、車両の丈夫さを重視して選ぼう」

麻子「徹甲弾を撃ち込まれても平気な市販車両……そんなのあるか」

リチャード「それは分からないけれど……でも、鉄球で殴られても、海水に沈められても、
燃やされても、小屋に激突しても、地上に落下しても自走可能な車なら心当たりがあるんだ」

沙織「何それ、凄っ! そんなのもうほとんど戦車じゃん!」


23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:12:27.93 ID:jJWfAkXC0
《チシャ猫チーム》

秋山「明らかなレギュレーション違反はまだ納得できませんが……こうなったら切り替えていきましょう! 
ジェームズ殿、ベース車両はやはり軍用車か、あるいはその流れをくむものが最適だと思うのですが!」

ジェームズ「いや、ここは快適性を重視していこう」

華「快適性、ですか?」

ジェームズ「暗く、狭く、暑い車内で長時間過ごすなんて考えられない。僕たちイギリス人は優雅さを
第一にしているんだ。あの二人は例外だけれどね。だから今回作る戦車は、快適で、静かで、くつろげるものにしたい」

秋山「そんなの戦車らしくありません! あの独特の薄暗さ、息苦しさ、こもった熱、振動や騒音、
それらがあってこその戦車なんです! 鉄と油の匂いがしなきゃダメなんです!」

ジェームズ「僕はワキガもちだけれど、それでもいい?」

秋山「えっ……」

秋山「か、快適な車両で、お願いします」

華「……わたくし、お花をお持ちしますね。出来るだけたくさん」


24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:15:59.76 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー《数日後、各チーム車両が出そろいました》


リチャード「まずはハムスターチームから」

リチャード「ベース車両はトヨタ ハイラックスサーフ。信頼性を重視したよ。
さすがに戦車砲を積むわけにはいかないから、装備はZPU-1にした」

ジェームズ「アフガンでも実績のある名器だ……だが、どうやって撃つ?」

リチャード「サンルーフから上半身を出すんだ」

ジェレミー「リチャード、ちゃんと身長が足りるか計算したか? 無理はするなよ」

沙織「三角形の履帯がかわい~。こんなのあるんだね」

麻子「悪路走破性には一歩劣るが、大規模な改造をしなくて済んだな」

※イメージ画像


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ジェレミー「まっとう過ぎてつまらんな。私の戦車は常識を覆すぞ。ミホ! 車両をこっちへ!」


25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:21:05.99 ID:jJWfAkXC0
みほ「ううぅ……恥ずかしい……」ブロロロ

沙織「何? あの平べったい車は!? スポーツカーっていうの? え? 馬!? 馬のエンブレムだよ!!」

リチャード「フェラーリ599?」

秋山「深紅のフェラーリを運転する西住殿も素敵です!」

ジェームズ「ジェレミー、前から君のことはバカだと思っていたが、どうやら君の愚かさは
僕らの想像をはるかに上回っていたようだ」

ジェレミー「まて、聞いてくれ。これは一般的な戦車のイメージを覆したいわば未来の戦車だ」

ジェレミー「戦車と言えば、重く、大きく、動きが遅いというのが常識だろう? 
いつまでもそのままではいずれ陳腐化してしまうだろう。だが、この599であれば俊敏な動きを見せることが可能だ」

リチャード「599にブローニングM2を固定しただけじゃないか」

ジェレミー「リアにスティグの席を取り付けるのには苦労した」

秋山「あのー」

秋山「足回りが履帯ではなくタイヤのままなんですが、これは……」

ジェレミー「折角の運動性能をスポイルしては意味がないだろう。それに経験上、
履帯でなくともかなりのオフロード走行が可能なことは分かっている」

※イメージ画像


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26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:24:39.55 ID:srByg4Tk0



27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:24:52.35 ID:jJWfAkXC0
ジェームズ《最後にチシャ猫チームの作品です》

ジェームズ「僕が重視したのは快適な居住性だ。そこでベースにはロールスロイス ファントムを採用した」

ジェレミー「私が言うのも気が引けるんだが、ジェームズ、君はバカか? 戦車というのは戦うためのものであって、
くつろぎのひとときを提供するものじゃないんだぞ」

ジェームズ「いつだって優雅さと気品を忘れたくない僕のようなイギリス人のための戦車だ。
車内は常に快適だし、バカげた爆音も入ってこない。車屋に取り付けた二門のM134は360度回転式で、
車内から操作できるからほぼテレビゲーム感覚で戦える」

リチャード「FPS反対派が聞いたらブチ切れそうなセリフだね」

みほ「履帯、よく取り付けたね」

秋山「はい、これはわたしのアイディアなんですよ! リチャード殿のように4輪それぞれを履帯にすると
塹壕を越えられない恐れがあるので、自動車部に無理を言って取りつけてもらいました」

※イメージ画像


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28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:27:08.63 ID:jJWfAkXC0
ジェームズ「車内も見てくれ」

麻子「おい、履帯が邪魔でドアが開かないぞ」

秋山「はい! 窓から入ってください!」

麻子「明らかな設計ミスだろ」

みほ「うーん、戦車に乗り込むのも似たようなものだし、そんなに問題でもないのかな?」

秋山「さすが西住殿! 分かってらっしゃる!」

ジェレミー「なんだこれは! 花がいけてあるぞ」

華「わたくしがいけさせていただきました。より寛いでいただけるようにと」


29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:30:15.86 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー《各車両がそろったところで、第二の課題に挑みます》

ジェレミー「『戦車の性能テストをしましょう。まずはレースで走行性能を試します』
……これは599を駆る我々の圧勝だろう。見たか負け犬ども!」ルゥーザァー♪

みほ「あの、ジェレミーさん、これがコースなんですけれど……」

ジェレミー「どれどれ。初めにターマック、次に瓦礫越え、それから雪上路面、最後にまたターマック
……なんだこれは! 我々を陥れようという陰謀の匂いがするぞ!」

麻子「戦車の走行性能テストだぞ。アスファルトの上ばかりを走ってどうする」

ジェレミー「私たちの599は市街戦のみに特化した車両なんだ!」

麻子(だったら戦車じゃなくても良いってことになるだろ)

ジェレミー「指令には続きがあるぞ。『なお、課題の順位ごとに各チームにポイントが付きます。
課題のポイン合計が最下位のチームは罰ゲームとしてあんこう踊りです』」


30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:32:56.55 ID:jJWfAkXC0
リチャード「あんこう踊りって?」

みほ「」

秋山「」

華「」

沙織「」

麻子「」

リチャード「? どうした」

沙織「どど、ど、どーしよー……イギリス人にまであんな踊りを見られちゃったら……」

秋山「イギリスどころか、トップギアは世界的に人気の番組という話ですから
……そうなったら、我々の居場所はもはや地球上には存在しません……」

みほ「そ、そこまでのことかな……確かにあの踊りはちょっと遠慮したいけれど」

リチャード「ねえ、あんこう踊りって何?」


31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:36:03.04 ID:jJWfAkXC0
リチャード《事情が呑み込めない僕たちのためにBBCスタッフが用意してくれた映像は、想像を絶するものでした》

アーノコアイタヤアノウミコエテ♪

リチャード「」

ジェレミー「」

ジェームズ「」

リチャード「……確認したいんだけど、これはポルノ?」

ジェレミー「日本人は未成年をこんな破廉恥な格好で踊らせるのか!? しかも屋外で? ストリップバーじゃないか」

ジェームズ「日本人は世界で一番慎み深いと思っていたが……僕は間違っていたみたいだ」

リチャード「というか、負けたら僕たちもこれを踊るの?」

ジェレミー「私みたいなデブがピチピチのボディスーツを着て踊るのか? どこに需要があるんだ! 誰も得しないぞ!」

リチャード「そのお腹が揺れるのはさぞかし見苦しいだろうね」

ジェームズ「しかもピンクのスーツだぞ。ピンクはリチャードのパーソナルカラーだ」

リチャード「それは君たちのせいだ」


32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:38:58.54 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「……とにかく、負けるわけにはいかなくなったな。これ以上私のところにクレームが来るのは避けたい」

ジェレミー「ミホ、第一の課題は我々からだ、行くぞ」

秋山「西住殿、頑張ってください! 陰ながら応援させていただきます!」

みほ「えっ、わ、私が運転するの?」

秋山「フェラーリを運転する西住殿の雄姿、しかとこの目に焼き付けさせていただきます!」

ジェレミー《ミホの運転でスタートです。私はナビゲーターとして助手席へ》

リチャード「3,2,1、GO!」

ブオオオオオオオ

みほ「この戦車(?)は悪路では不利だから、とにかく出来るだけアスファルトでタイムを稼いでおかないと」

ジェレミー「ミホ、もっとスピードを出せ。599は300km/h出るんだぞ」

みほ「はっ、はいっ! でもわたし、車の運転は……」

ジェレミー「そんなスピードではダメだ。私が見本を見せるから運転を代わってくれ」

ジェレミー「トラクションコントロールOFF……行くぞ」

ウオン!ブオオオオ!


33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:41:22.17 ID:jJWfAkXC0
みほ「ひうっ!」

ジェレミー「POWEEEEEEEEER!!!!」

みほ「ジェレミーさん! 前! 前カーブですよ!」

ギュルギュルギュルギュル

ジェレミー「どうだ、この加速感は。普段戦車なんてどんくさいものに乗っているのがバカバカしくなってくるだろう」

ジェレミー《しかし快調だったのはターマックだけでした》

ジェレミー《瓦礫が我々の行く手を阻みます》

ガリガリガリ……ブオオオォォォン!ブォンブォン!

ジェレミー「くそっ、またスタックした。ミホ、スティグ、後ろから押してくれ」

みほ「は、はい……」

スティグ「              」

ジェレミー「さっきから何度も瓦礫の上に乗りあげては、亀みたいになっているんだ」

ジェレミー「だがこれくらいは想定済みだ。普通の戦車だって全ての瓦礫を
乗り越えられるわけじゃない。そう気にすることじゃない」


34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:44:33.35 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「そして、我々の本番はここからだ」

みほ「ふう、ようやく瓦礫を超えられましたね。後は雪上路面です」

ジェレミー「みほ、良く聞いてくれ。このままでは我々は最下位になってしまう」

みほ「え、まあ……そうでしょうね」

ジェレミー「だからスティグに運転を交代してもらおうと思う。スティグ、出番だ」

スティグ「       」

ジェレミー「私は助手席に」

みほ「あの、わたしは……」

ジェレミー「みほ、早く後ろに乗れ! ただでさえ遅れてるんだぞ!」

みほ「」


35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:47:08.38 ID:jJWfAkXC0
……数分後

秋山「あっ、戻ってきましたよ! 西住殿ー!」

みほ「」

沙織「あれ? みぽりん運転手じゃなかったっけ?」

みほ「……わ、わたし……もう、キューポラから顔出せないかも……」ガタガタガタ

リチャード《続いては僕のチームです》

麻子「運転なら任せろ」

リチャード「いや、ここは僕に任せてくれ」

沙織「麻子、ここはリチャードさんに任せようよ。この間見た雑誌の『思わずときめく
男の人の仕草ランキング』は車の運転が上位だったんだよ! 確かめてみたいじゃん!」

麻子(こんなおっさんにときめいてどうするんだ?)

麻子「そうか……じゃあわたしは後ろで寝てる」


36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:50:47.20 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「それじゃあいくぞ。3,2,1、GO!」

リチャード「履帯を履いてるから最高速度は制限されるけど、少なくともジェレミーに負けることはないさ」

沙織「もうちょっと……ううん、もう大分若ければなぁ……。しかも結婚してるし。あ、
でも、略奪愛っていうのもそれはそれで大人の恋愛って感じかも」

リチャード《しかし、瓦礫の乗り超えで思いがけず手こずります》

リチャード「意外に走破性は高くないみたいだ、なかなか瓦礫を抜けられない」

麻子「おい……ちょっと代われ」

沙織「麻子、起きたんだ?」


37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:53:57.98 ID:1qdU7FA20
この発想は思いつかなかった


38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:54:51.58 ID:jJWfAkXC0
麻子「ガラガラうるさくて眠れやしない」

ブオオオオオ

沙織「すごい、あっさり抜けたよ! さすが麻子」

麻子「これくらい誰でも抜けられる」

リチャード「
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      /;;::       ::;ヽ
      |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|
      |;;::        ::;;|
      |;;::   c{ っ  ::;;|
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麻子「このままゴールまで向かうぞ」

ジェームズ《リチャードがふがいない運転を見せたようなので、僕が名誉を挽回します》


39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 22:59:37.72 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「3,2,1、GO!」

ジェームズ「さあ出発だ。二人は後ろの席でくつろいでいてもらおう」

ジェームズ「パーテションで運転席と後席が区切られてるから、運転に集中できる」

ジェームズ「それに、彼女たちに僕の脇の臭いをかがせずに済むしね」

―後席―

秋山「さすがはロールスロイスですね、車内の静音性は随一です」

華「運転はジェームズさんにお任せして、わたくしたちは休ませていただきましょうか。なんだか申し訳ない気もしますが……」

秋山「とはいえ、わたしたちに出来ることもなさそうですしねー」

華「そう言えば、聖グロリアーナから頂いたティーセットをおもちしておりますわ」

秋山「イギリス軍人は、戦争中でもティータイムを設けていたといいます。
ロールスロイスはイギリスブランドですし、まさにティータイムにはうってつけですね」

秋山「今でこそロールスロイスと言えば高級車ですが、我々戦車道経験者にとっては
結構身近な存在ですよねー。なんだかちょっと不思議な感じです」


40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:03:17.60 ID:jJWfAkXC0
数分後

華「長いコースですね?」

秋山「まだゴールしないんですかね」

さらに数十分後

華「さすがに長すぎるのでは……」

秋山「そうですね、ちょっと訊いてみます……ジェームズ殿ー?」

ジェームズ「エーンターエーンターミッショーン♪早くここにおいで♪」

秋山「ジェームズ殿? ジェームズ殿っ! ダメです、前席とパーティションで区切られているうえ、
鼻歌に夢中で聞こえてないみたいです」

華「困りましたね……どうやら大分コースから外れてしまっているようですが……」

ジェームズ「進めーキャプテンスロー♪ おー! こーれが わたしの せーんしゃーみちー♪」

秋山「ジェームズ殿おおおぉぉ!!! 気づいてくださいよおおぉぉ!!!」

………

……




41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:05:33.86 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「それでは順位を発表しよう」

ジェレミー「最も速かったのは……ハムスターチーム」

リチャード「ハハハハァ!」

沙織「やったね、麻子の運転のおかげだよ!」

麻子「そうか」

リチャード「あ……うん」

ジェレミー「次に速かったのは……オランウータンチーム」

みほ「よかった、瓦礫を超えるのにロスしたけど、最下位じゃないんだ……」

スティグ「               」

ジェームズ「僕たちが最下位か」

秋山「失策です。やはり車内での連携は密にすべきでした……」

華「次の課題ではわたくしたちも積極的に協力させていただきましょう」

暫定ポイント
ハムスター(リチャード・沙織・麻子):50
オランウータン(ジェレミー・みほ・スティグ):30
チシャ猫(ジェームズ・秋山・華):0


42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:08:14.34 ID:jJWfAkXC0
ジェームズ《続いての課題が与えられます》

ジェームズ「次の課題だ。『戦車の攻撃力を試しましょう。オーバルトラックをG-wizが逃げ回りますので、
これを追いかけ攻撃しましょう。トラックを3周するまでの間にG-wizにもっとも多く被弾させたチームの勝利です』」

ジェレミー「さて、こういうとき、ターゲットのドライバーは大抵スティグが務めるわけだが
……今回は我々のチームの備品なので、そういうわけにはいかない」

リチャード「そこで代役を用意した。追いかけられて背後から撃たれる……こういう役回りが最も
よく似合う人物を僕たちは知っているからね」ニヤリ

ベン・コリンズ「やあ」

リチャード「久しぶり、恋愛小説作家さん。執筆は順調?」

ベン「それよりも、この課題に協力すればスティグネタでいじるのをやめてくれると聞いているんだが、本当だろうな?」

リチャード「もちろんさ。僕たちの誠実さは一緒に働いたことのある君がよく分かっているだろう?」

ベン「……分かった」

リチャード「」ニヤリ


43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:09:47.17 ID:Hau7Pyse0
社とクリスはいつ出てきますか!


44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:10:47.28 ID:jJWfAkXC0
ジェームズ《僕たちのチームが先発です》

華「あの、本当に撃っても大丈夫なのでしょうか?」

秋山「はい、弾はペイント弾で、乗員に危害を加える心配はありません! 五十鈴殿の腕前を存分に発揮してください!」

ジェームズ「今度こそ操縦は任せてくれ」

秋山「では、僭越ながらわたしが車長を務めさせていただきます! パンツァー・フォー!」

ジェームズ《30mほど先を走るG-wizを追走します》

秋山「五十鈴殿、攻撃してください!」

華「ですが、狙いが……」

秋山「とにかく掃射です。戦車砲とは違って連射能力はケタ違いですからとにかく撃ちまくって下さい!
なるべく左右に振るようにして撃ってください」

ダダダダダダダ……ベチャ、ベチャッ


45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:13:07.27 ID:jJWfAkXC0
華「あ、あら? 砲筒が回りません」

ジェームズ「そんなバカな、360度回転するはずだぞ」

秋山「……あぁ! 二門並ぶように取りつけたせいで、可動範囲が狭くなってしまっているんです!」

ジェームズ「設計ミスか。まあこれくらいよくあることだよ」

秋山「いくつかは命中していますが、まだ距離が遠すぎますね……五十鈴殿、攻撃は一時中止です。
ジェームズ殿、もっと相手との距離を詰められませんか?」

華「というか、離されているような……」

ジェームズ「これでも急いでいるんだ……oh cock、間違えてピットレーンに入ってしまった。バックしよう」

秋山「ジェームズ殿ぉ、頼みますよお、周回遅れにされてしまいます!」

華「はっ……優花里さん、それでしたら待ち伏せして撃つというのはいかがでしょうか」

秋山「! 確かに、他のチームよりもたくさん弾を当てれば良いわけですから……五十鈴殿の
いうとおりにしてみましょう! ジェームズ殿、車両をコース脇に停車させてください。
五十鈴殿、G-wizが目の前を通り過ぎる瞬間が勝負です、お願いします!」

ダダダダダダダ!ベチャベチャベチャッ!

華「当たりました!」


46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:15:22.32 ID:jJWfAkXC0
秋山「お見事です、五十鈴殿! 勝負は3周ですから、もう一度チャンスがあります。
ジェームズ殿、砲筒が回らないので、常にターゲットを車両正面にとらえられるよう超信地旋回させてください」

ジェームズ「マム イエス マム」

秋山「来ました! ジェームズ殿、五十鈴殿、よろしくお願いします!」

ダダダダダ!ベチャベチャベチャベチャ!

ジェームズ《名将ユカリの指揮により、僕たちのチームは100発以上被弾させることができました》

沙織「すごいよゆかりん!」

秋山「いえ、それほどでも……それに、もともとのアイディアを提案したのは五十鈴殿ですし、
最大の功労者は五十鈴殿です」

華「いえ、優花里さんの適切な指揮あってのことです」

みほ「わたしもすごいと思うよ、優花里さんの判断」

秋山「西住殿ぉ……西住殿にそのようなお言葉をかけていただき恐縮です!
これもすべて、日ごろから間近で西住殿の車長としての働きを拝見しているおかげです」エヘラエヘラ

みほ「わたしなんてそんな……」テレテレ


47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:18:09.40 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「ミホとユカリ……彼女たちは同性愛者なのか?」

ジェームズ「……僕に聞かれても困るんだが」

ジェレミー「ミホ、いつまでイチャイチャしているんだ。次は我々のチームだ。行くぞ」

みほ「い、イチャイチャだなんてそんな……///」

秋山「西住殿、どうぞ我々に鮮やかな戦術を披露してください!」

華「わたくしたちでも100発ほど当てられましたから、みほさんが指揮なさったらどうなるのか、楽しみです」

みほ「えーっと……う、うん」


ジェレミー《我々のチームでは、私が運転し、スティグが砲撃します。ミホは初心者なのであまり役には立たないでしょう》


ジェレミー「行くぞスティグ。お前の先任者を葬り去るんだ」

スティグ「                   」

みほ「あの、わたしは」

ジェレミー「そうだな……んー、シートの縫い目の数でも数えていてくれ。よし、出発するぞ」


48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:20:13.63 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー《私は首尾よく599をG-wizの背後に付けます。あとはスティグが撃つだけなのですが、スティグは動きません》


ジェレミー「スティグ? なぜ撃たない!? まさか先任者に遠慮しているのか? おい、スティグ!!」

ジェレミー《スティグは全く動かないまま、一周目が終わってしまいました》

ジェレミー「スティグ、交替だ! ミホ、砲手を頼む! ミホ? いつまで縫い目の数を数えているんだ!?」

みほ「えっ、う、後ろの席ですか!? でもわたし、銃なんて撃ったことありませんし」

ジェレミー「あんなものトリガーを引けば誰でも撃てる。アメリカでは4歳児が人を撃ち殺しているんだ。
いくらなんでも4歳児程度の知能は持ち合わせているだろう? だったら大丈夫だ」

ジェレミー《ミホが渋っているうちに、G-wizは二周目を終えてしまいました》

ジェレミー「なんてことだ、あと一周しかないぞ! もういい! ミホ、運転を頼む! 私が狙い撃つ!」

みほ「はっ、はいっ!」

ジェレミー「喰らえこのユダめ! POWERRRRRRRRR!!!!」

ダダダダダダ!!!!


49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:21:14.33 ID:p+2nRyD90
なんてRubbishなスレ


50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:22:43.69 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー「なかなか当たらないな……ミホ! もっとG-wizとの車間をつめろ!」

みほ「でも、あんまりつめたらぶつかっちゃう……」

ジェレミー「テールトゥノーズというのを知らないのか!? このド素人が!」

ダダダダダ!ベチャッ!

ジェレミー「一発当たったぞ! ミホ、もっと速度を上げろ!」

みほ「うええぇぇ……」

ブオオオオォォン

ジェレミー「追い越してどうするんだ! この戦車は前方にしか撃てないんだぞ!」

みほ「そんなこと言われても……」

キキィーーーッ!!

ジェレミー「危なっ……」ゴツッ!

ジェレミー「急ブレーキの勢いで、銃に顔面を強打した……」

みほ「ジェ、ジェレミーさん! けがはありませんか!?」

ジェレミー「……ミホ、知っているか? 戦場での死亡原因のかなりを、身内からの攻撃が占めるらしい
……な ん で だ ろ う な ?」

ジェレミー《結局、我々のチームは1発しか当てられませんでした》


51 ニーダム :2013/04/26(金) 23:25:14.30 ID:X+Knn+DY0
あなた方はまともな戦車を作ることが出来ないのですか?


52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:25:26.68 ID:jJWfAkXC0
リチャード《続いては僕たちハムスターチームです》

麻子「運転は私がやる」

沙織「麻子の運転なら安心だね!」

リチャード「じゃあ僕が砲手をやろう」

リチャード《マコの運転でハムスターチームもスタートします》

ダダダダ!

リチャード「ZPU-1はM134やM2に比べて連射性能が低いから不利な分、
戦術が重要になってくる。まず狙うのはタイヤだ」

ダダダダダ!バスッバスッ!

沙織「リチャードさんの弾が当たってタイヤがパンクしたよ! G-wizがコースわきの芝生にそれていって
……タイヤバリアに突っ込んで止まっちゃった」

リチャード「とどめを刺すぞ! マコ、戦車をG-wizの方へ」

麻子「ほい」


53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:28:01.81 ID:jJWfAkXC0
リチャード「適当なところで止まってくれ。よし……僕たちを裏切ったことを後悔しても遅いぞ!」

ダダダダダダダ!!!!ビスッ!チュイン! ガガガ!

沙織「凄い! あっという間にG-wizが穴だらけに……って、あれ? ペイント弾じゃなかったっけ?」

リチャード「インクの飛び散り方で穴があいたように見えるだけじゃないかなー(棒」

リチャード「サオリ、手はず通り頼む」

沙織「あっ、うん。手榴弾のピンを抜いて、割れた窓から投げ込んで……麻子! 全速離脱!」

麻子「了解」

キュラキュラキュラ

ズドオォォーン!!!ゴゴゴゴ……メラメラ

リチャード「ハハハハァ! ざまあみろ、この裏切り者が!」

沙織「あ、あれ? あの手榴弾、インクが飛び散るだけって聞いてたんだけど、思いっきり爆発してるよね!?」

麻子「そういうインクなんだろ、気にするな」

沙織「それどんなインク!? ねえ、どんなインクよ!?」


54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:31:23.23 ID:jJWfAkXC0
リチャード《それでは各チームの成績を見てみましょう》

ジェームズ「チシャ猫チームは100発当てた。オランウータンチームは1発、ハムスターチームだが……」

ジェレミー「車両が燃え尽きたせいで確認できなかった。よってリチャード、君のチームの成績は0発だ」

リチャード「0発!? そんなのおかしいだろ? 誰の目にも弾が当たったのは明らかだし、
車が燃えたっていうのが何より弾が当たった証拠じゃないか」

ジェレミー「電装系の発火だろう」

ジェームズ「よくあることだ」

ハムスター(リチャード・沙織・麻子):50+0=50
オランウータン(ジェレミー・みほ・スティグ):30+30=60
チシャ猫(ジェームズ・秋山・華):0+50=50


55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:34:03.06 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー《各チームほぼ横並びで、最後の課題に挑みます》


ジェレミー「『いよいよ実戦練習です。番組が敵戦車を用意したので、協力して倒しましょう』
……詳しいルール説明は審判にしてもらおう」

蝶野亜美「みんな、久しぶりね!」

沙織「教官! 教官が審判なんですか?」

蝶野「ええ、そうよ。それじゃあ説明するわね。フィールドは市街戦で、敵戦車は1両。
あなたたちは各チームで連携を取って、これを撃破すること。どれだけ撃破に貢献したかを審判が判断して、順位をつけるわ」

秋山「必ずしも直接撃破したチームが1位になるというわけではないということですか?」

蝶野「そうよ。例えば、自らの危険を顧みず囮になったりした場合、そのチームの点数は高くなるわね」

蝶野「逆に、戦車道の精神に反するような行いをした場合、点数は下がるから注意すること」

ジェレミー「失礼、私たちは戦車道についてよく分からないんだが、どういう行為がNGなんだ?」

蝶野「例えば、味方車両をむやみに危険にさらすような行動をとったり、自分本位で身勝手な動きをしたり
……とにかく、他人を陥れるような行為全般ね」


56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:36:27.49 ID:jJWfAkXC0
リチャード「……まずいな」ヒソヒソ

ジェームズ「他人を陥れる勝ち方しか知らないんだが」ヒソヒソ

ジェレミー「私たちからそれを取ったら何が残る?」ヒソヒソ

みほ「ちょっ……」

麻子「子供みたいな大人だな」

華「もしも、全車両が敵に撃破されてしまったらどうなるのでしょうか?」

蝶野「その時は、その時点までの各車の働きから順位をつけるわ」

秋山「教官殿、敵戦車の車種をお教えください!」

蝶野「そうね、じゃあ早速登場してもらいましょうか。あなたたちの相手はこれよ」

ジェレミー《現れたのは、トップギア準レギュラーでもあるイギリス陸軍が誇るあの戦車でした》

キュラキュラキュラ……ゴゴゴゴゴゴ


57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:38:45.13 ID:jJWfAkXC0
蝶野「チャレンジャー2よ」

みほ「」

秋山「」

沙織「みぽりん? ゆかりん? どうしたの?」

秋山「チャレンジャー……こんなに間近で、本当に動いて……うああ……ヴアアアア」ボロボロボロ

沙織「ちょっ、ゆかりん! 涙とよだれと鼻水が出てるから! なんかテレビ向きじゃない顔になっちゃってるよ!」

秋山「写真撮影しても構いませんか!? うわあああ、本物です! わたし、この履帯に
轢かれて死にたいです! 舐めてみても良いですか? いいですよね? ちょっとだけですから!」

沙織「おちついて、ゆかりん! 寝そべってローアングルからシャッター狙わないの!
あんまり近づくと本当にひかれちゃうから! それと、ばっちいから舐めちゃダメ!」

秋山「おいちい、おいちいですぅ。これがチョバムアーマーの味なんですね」

みほ「」

沙織「みぽりんも引いてないで何とか言ってよ! ……って、みほ?」

みほ「ふえっ!? え、何?」

「どうしちゃったの?」

みほ「あっ、うん……ちょっと、厳しい戦いになりそうだな、って」


58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:41:08.52 ID:jJWfAkXC0
麻子「見るからに絶望的な性能差だな」

みほ「相手はイギリス軍の現主力車両……それに比べてこっちは急造の戦車みたいな車両が3両
……火力的にも防御力的にも比べ物にならないくらい負けてるの。それに……」

沙織「でもそんなの、今までだって同じじゃん!」

華「そうです、一両ごとの能力は確かに劣るかもしれませんが、みんなで力を合わせて戦ってきたじゃありませんか」

みほ「沙織さん、華さん……どうもありがとう。それはそうなんだけど……何より問題なのが」チラッ


ジェレミー「最も遅いジェームズを囮に出そう。機動力で勝る599が回り込んで仕留める」

ジェームズ「いや、僕たちチシャ猫チームが一番火力があるんだから温存すべきだ。リチャードを囮にしたほうがいい」

リチャード「冗談だろ!? 120mm砲が当たったら、いくらハイラックスでも死ぬに決まってる!
大体、機動力があるなら599が囮になってかく乱するべきだろ?」


沙織「これは……ダメっぽいね」

麻子「見苦しい」


59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:43:17.30 ID:jJWfAkXC0
みほ「あ、あのっ!」

ジェレミー「どうした? ミホ」

みほ「この課題は各チーム同士の連携が大切です。だからまず、隊長を決めて作戦を立てませんか?」

ジェレミー「なるほど、初心者にしては的を射た意見だ。では私が隊長を……」

リチャード「君だけ安全なところに隠れて、僕たちに特攻させる気だろ」

沙織「でも、そういう卑怯なことをすると順位が下がっちゃうんでしょ?」

ジェレミー「死ぬよりはましだ」

ジェレミー《結局、投票で決めることになりました》

沙織「みぽりん、よろしくね」ヒソヒソ

みほ「ええっ!? わたし?」

華「やはり隊長にふさわしいのは、みほさんを置いて他にありません」ヒソヒソ

麻子「というか、ほかになり手がいないだろ」ヒソヒソ

秋山「よろしくお願いします、西住殿!」ヒソヒソ

みほ「みんな……」

ジェレミー「何をしているんだ? はやく投票用紙に名前を書いてくれ」


60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:45:25.51 ID:jJWfAkXC0
……



ジェームズ「さて、投票の結果だが」

みほ:6票
ジェレミー:1票
リチャード:1票
ジェームズ:1票

ジェレミー「なんだこの組織票は! 恥ずかしくないのか!」

華「一票だけ入っているというのも、結構恥ずかしいと思いますが……」

リチャード「あれ? 票の数が合わなくない? 君たち5人と、僕たち3人、全部で8人じゃ……」

スティグ「       」

ジェレミー「スティイイイイイイイグ!!!」


61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:49:21.96 ID:jJWfAkXC0
ジェレミー《課題に先立ち、我々にはハンデが与えられるようです》

蝶野「今回は双方の戦力差が著しいから、ハンデありの変則ルールで行うわね。
通常は禁止されてる携帯対戦車兵器の使用を各チーム一つずつ認めることにするわ」

沙織「なーんだ、そうだよね」

華「確かに、こちらの武装だけでは、風車に挑むドン・キホーテのようなものですからね」

ジェレミー《ただし、番組Pの意向で、追加武装が何になるかはくじ引きです》

ジェームズ「早速くじを引こう。僕たちのチームは……なんだこれは?」

沙織「……チーズ?」

華「チーズの匂いではないようですが……」

秋山「し、C-4ですよ! ジェームズ殿!」

リチャード「じゃあ、ハムスターチームは僕が……って、マコ!」

麻子「任せるのは不安だからな……ん、引いたぞ」

沙織「えーっと、まくらみん? あ、違う、まくみらん……」

秋山「対物ライフルのTAC-50ですね! 今は更新されてしまいましたが、かつては
狙撃最長記録を保有していた銃でもあります」


62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:51:39.64 ID:jJWfAkXC0
秋山「ただ、これではチャレンジャーの装甲は抜けませんね……」

麻子「……むぅ」

リチャード「ハハハハァ」

麻子「」ピキピキ

沙織「いや、リチャードさんこれチーム戦だから! 笑ってるけど不利なのはみんな同じ!」

ジェレミー「最後は我々のチームだ……RPG! RPGを引いたぞ!」

秋山「お見事ですジェレミー殿! RPGは実際にチャレンジャーを撃破したという
報告もありますし、これは有効な武装です!」

みほ「ジェレミーさんすごい! 正直、わたしたちの戦車じゃ火力不足は明らかだったから
……ただ、弾は一発だけ、使いどころを考えないと」

秋山「西住殿、これで……!」

みほ「うん、できるだけのことはやってみる!」

ジェームズ《フィールドに散らばり、いよいよ最後の課題が始まります》


63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:55:24.45 ID:jJWfAkXC0
ハムスター(リチャード・沙織・麻子):トヨタ・ハイラックス ZPU-1+TAC-50
オランウータン(ジェレミー・みほ・スティグ):フェラーリ・599 M2+RPG
チシャ猫(ジェームズ・秋山・華):ロールスロイス・ファントム M134+C-4


―オランウータンチーム―

みほ「チャレンジャーと比べてわたしたちの戦車はコンパクトですから、それを活かします。
幸いフィールドは市街地なので、なるべく狭い路地を活用してください」

みほ「まずはオランウータンチームが斥候に出て、敵車両の位置を特定します……」

秋山『それには及びません、西住殿! チシャ猫チーム、敵車両を発見しました! 敵車両は学校前の大通りを南進中!』

ジェレミー「学校前の大通りだな!? 行くぞミホ! 我々にはRPGがある、ポイントはいただきだ!」

みほ「ま、待って。弾は一発しかないから絶対の自信があるときでないと……」

ジェレミー「POWWWWERRRRRR!!!!」

みほ「ま、まずい……チシャ猫チーム、敵車両を足止めできますか?」

秋山『お任せください、西住殿っ!』

みほ「ハムスターチーム、到着までにはまだかかりそうですか?」

沙織『あと5分くらいかかるかも!』

みほ「ハムスターチームの応援は間に合わない……
ジェレミーさんは止められないし、こうなったらここで決めるしかない……!」


64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/26(金) 23:57:37.63 ID:jJWfAkXC0
―チシャ猫チーム―

秋山「ジェームズ殿、建物の陰からチャレンジャーの背後に回り込んでください。
五十鈴殿は銃撃で相手を挑発してください」

華「分かりました。ですが、わたくしたちの装備では……」

秋山「はい、撃破は不可能です。ただ相手の気を引ければいいので」

ジェームズ「この交差点を左に曲がったところに、チャレンジャーがいるはずだ」

キュラキュラキュラキュラ

ジェームズ「……いない」

ジェームズ「おっと、右だったか」

秋山「ジェームズ殿おぉ!!」


65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:00:00.44 ID:AWEEl0gh0
華「撃ちます!」

ダダダダダダ

秋山「気付かれました! ジェームズ殿、蛇行しながら逃げてください。ただし、
チャレンジャーが追ってこれるよう狭い道には入らず、このまま大通りを南進です!」

ドォン! ドガアァン!!

ジェームズ「なっ!? 撃たれたのか!?」

華「当たっていません、近くに着弾しただけです! それにしてもすごい衝撃ですね……優花里さん?」

秋山「……はっ、す、すみません! ほぼいきかけてました」

みほ『こちらオランウータンチーム、位置に着きました! チシャ猫チーム、このまま敵を引きつけつつ南進してください!』


66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:13:35.88 ID:rAtzFM7L0
―オランウータンチーム―

みほ「オランウータンチームは建物と建物の隙間から大通りの方を向いています。
ジェレミーさん、もう間もなくわたしたちの前をチシャ猫チームが横切り、すぐそのあとに
敵車両が通るはずです。タイミングを外さないでください。それと、チャレンジャーの砲塔部は
チョバムアーマーなので、抜けませんから気を付けてください」

ジェレミー「OK、任せておけ、一撃で決める」

みほ「一撃しかチャンスは無いんですけど……」

……キュラキュラキュラ

みほ「来ました……ジェレミーさん、お願いします」

キュラキュラキュラ

ジェレミー「死ね!」

みほ「あっ、待って! 最初に通るのは味方……」

シュゴッ! ドゴォォ!!

華「きゃっ!」

秋山「なっ!? 120mm砲……じゃない? RPG!?」

ジェームズ「CLARKSON!!!!!!」


67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:16:26.76 ID:rAtzFM7L0
……



ジェレミー「くそっ……外したか。屋根に取り付けられたM134を吹き飛ばしただけだ」

みほ「まだ白旗はあがってない……チシャ猫チーム、動けますか!? 全速で離脱してください!
ジェレミーさん、わたしたちも離脱です!」

ブオオオオォォォ……キュラキュラキュラ

―チシャ猫チーム―

ジェームズ「なんとか逃げ切れたようだ」

華「わたくしたちの装備はもう使用不能ですね……」

秋山「まだ自走しているだけでも驚きです。さすがはカーボンで覆われているだけのことはありますね。
ジェームズ殿、走行に支障はありませんか?」

ジェームズ「ああ、大丈夫だ……くそっ、あの53歳児め……」

華「まあまあ、まさかジェレミーさんもわざと撃ったわけではないでしょうし……」

秋山「そうですよー、緊張していたに違いありません」

ジェームズ「いいや、僕たちだと分かって撃ったんだ。あいつはそういう奴だ!」

華「……普段、どういうふうにお付き合いされているのか、わたくし少し心配です」


68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:17:49.19 ID:+HG/a/3T0
ジェレミーってトップギアしか知らないなと思って開いたらトップギアだった


70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:24:06.56 ID:MaE9/4AJO
>>68
同じことを書こうとしてたわ


69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:20:06.24 ID:rAtzFM7L0
―オランウータンチーム―

みほ「……決定打になるはずだったRPGを失っちゃった……後はC-4があるけど……」

ジェレミー「ミホ、さっきはすまなかった」

みほ「えっ、いえ、ジェレミーさんのせいじゃ……なくはないけど……戦略ならまた立て直すから大丈夫です!」

ジェレミー「その戦略なんだが、次はわたしに任せてくれないか?」

みほ「で、でも……」

ジェレミー「頼む、このままではイギリス人の名折れだ」

みほ「……分かりました、お願いします!」

ジェレミー「」ニヤリ


71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:24:44.99 ID:rAtzFM7L0
―チシャ猫チーム―

ジェレミー『こちらオランウータンチーム』

ジェームズ「……無視したほうがいい」

秋山「いえ、そういうわけにも……こちらチシャ猫チームです」

ジェレミー『ユカリ、戦略が少々変更になった。作戦の都合上、これから話すことは君だけに聞いてほしい』

秋山「はい、なんでしょう?」

ジェレミー『あー……心を落ち着けて聞いてくれ』

ジェレミー『悪いんだが、ユカリ……C-4を抱えたまま、敵戦車に突っ込んでほしい』

秋山「えっ……」

ジェレミー『……と、ミホが言っている』

みほ『ちょっ!?』

秋山「っ……」

秋山「……西住殿が……」


72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:29:33.76 ID:rAtzFM7L0
ジェレミー『友人にこんな命令を下すのは心苦しいと、わたしが代わりに伝えるよう頼まれたんだ……』

秋山「命令、ですか」

ジェレミー『……ああ。私も反対したんだが……どうしても、これしかないと……』

秋山(西住殿がこのわたしを頼ってくださっている……西住殿……)

秋山「……分かりました。西住殿のご命令、どうして従わずにいられましょうか!」

みほ『優花里さん!? ちょっと待って! その命令は違っ……』

秋山「秋山優花里、行ってまいります!」

みほ『優花里さーーーん!!!』

……




73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:34:10.47 ID:rAtzFM7L0
秋山「西住殿とわたしと~は~、同期の桜~。同じ学園艦の~庭に咲く~」

トコトコトコ

秋山「咲いた花なら散るのは覚悟、みごと散りましょ西住殿のため……」

トコトコトコ

秋山「この物陰で待ち伏せましょう……」

秋山「映画などですと、こういうところでタバコを一服するのでしょうか」

秋山「あるいは、家族の写真を眺めたりとか……」

……キュラキュラキュラ……

秋山「……来ました」

キュラキュラキュラ

秋山「西住殿……短い間ではありましたが、お世話になりました。これより不肖秋山優花里、
西住殿のため……散ってまいります!」

キュラキュラキュラ!!ドドドドド

秋山「大洗女子学園、ばんざー……」

みほ「ダメーーーー!!!」


74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:38:20.24 ID:rAtzFM7L0
ダダダダダダ!!!!

秋山「えっ……に、西住殿!? それに、ハムスターチームも!?」

みほ「間にあってよかった。スティグさん、優花里さんを回収するので車を止めてください!
ハムスターチーム、少しでいいので時間を稼いでください!」

麻子『了解』

沙織『まかせて!』

リチャード『ハハハハァ!』

ダダダダダダ!!!

みほ「優花里さん! 乗って!」

秋山「に、西住殿、ですが……」

みほ「乗って! めっ……命令だから乗ってください!」

秋山「……はいっ!!」ゾクゾクッ

ダダダダ!!ガガガガガ!!!

沙織『ひゃっ……み、みぽりん! まだ!?』

みほ「はいっ! 全車両離脱!!」


75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:43:55.48 ID:rAtzFM7L0
秋山「西住殿! チャレンジャーがこちらを狙っています!」

みほ「!! まずいっ……」

ドゴォッ!!

ジェームズ『キャプテンスロー参上!』

華『参上ですわ!』

リチャード「ファントム!?」

沙織「脇道から飛び出してきたファントムがチャレンジャーに突っ込んだよ! チシャ猫チーム大丈夫!?」

華『大丈夫です! 皆さんは逃げてください。わたくしたちはすでに主武装を喪失していますから
……ここで最期までチャレンジャーを引きつけます!』

ジェームズ『こっちだ、挑戦者め! ファントムを追ってこい!』

沙織「あっ、華! 気を付けて! チャレンジャーの主砲が……」

みほ「危ないっ!!」

カッ……ドォン!!! ドゴオオオオオオ!!!

麻子「直撃……だな……」

沙織「……ファントムが……10回転くらいしながら吹っ飛んでったよ……」

リチャード「オーウ……」


76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:46:50.55 ID:rAtzFM7L0
みほ「チシャ猫チーム、大丈夫ですか!?」

ジェームズ『……ああ、大丈夫だ』

華『カーボンのコーティングはすごいですね』

みほ「良かった、後は任せてください! ……全車両離脱! 合流地点で落ちあいましょう!」

ブオオオオォォォ……


―オランウータンチーム―

みほ「なんとか逃げ切れたかな……」

秋山「あの、西住殿」

みほ「あっ、ごめんね優花里さん。助手席に二人で座るなんて狭いよね」

秋山「い、いえ、全く!」

みほ「……って、そうじゃなくって!」

秋山「はっ、はいっ!」

みほ「優花里さん……なんであんなことしたの? わたしがあんな命令すると思う?」

秋山「……すみませんでした、西住殿。ただ西住殿のお役に立ちたい一心で、
その気持ちばかりが逸ってしまいあのようなことを……」


77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:50:13.30 ID:rAtzFM7L0
みほ「優花里さんに人間地雷になれだなんて……そんなこと絶対言うわけない。
優花里さんなら分かってくれるって思ってたのに……」

秋山「……申し訳ございません」

ジェレミー「失礼」

みほ「何?」

ジェレミー「感動の再開のところ申し訳ないんだが……車から振り落とされそうなので、
簀巻きの状態で599の後ろに乗せるのはやめてくれないか」

みほ「……秋山さん」

優花里「はいっ」

みほ「もうあんな危ないことしたらダメだからね?」

優花里「はいっ!」

ジェレミー「済まない、聞いてくれないか。本当に危ないんだ」

みほ「スティグさん、もっとスピード出せます?」

……




80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 00:58:58.37 ID:71vOIn1B0
―合流地点―

みほ「ハムスターチームはまだ到着しないみたい。えっと今残っている装備は……」

秋山「戦車は599とハイラックスがほぼ無傷、ファントムは行動不能……RPGはすでに無く、C-4とTAC-50はまだ手元にあります」

みほ「有効打になりうるのは、C-4しか残ってない……でも、確実に撃破できるか……」

ブオオオン

沙織「みぽりん! おまたせー」

みほ「あっ、沙織さんたち……華さんとジェームズさんも!?」

華「恥ずかしながら、戻ってまいりました」

リチャード「途中で引き返して回収してきたんだけど……ルール上、まずかったりするかな?」

麻子「ルールも何も初めから無いようなものだろう」

ジェームズ「ああ。フレンドリーファイヤをかましたどこかのバカほどじゃない」

ジェレミー「」ショボーン

ジェームズ「次やったら、テレビなんて関係なしに君を殺すからな」

みほ(まあ……気持ちは分からなくもないかな)


81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:02:11.36 ID:71vOIn1B0
沙織「ところでみぽりん、これからどうする?」

みほ「599とハイラックスの装備じゃ装甲は抜けないし……TAC-50でももちろん無理……」

リチャード「TAC-50で戦車長を狙えば? それは反則なの?」

みほ「え、ええっ!? 反則っていうか、当たったら怪我じゃ済まないし……」

秋山「あのー」

みほ「何? 優花里さん」

秋山「実は、先ほどの課題で使用したペイント弾をいくつか持っていまして……12.7mmも確か……あ、ありました」

沙織「えっ!? ゆかりん凄っ! 準備良すぎ!」

秋山「いえ、お恥ずかしい話、記念に貰って帰ろうとこっそりかばんに忍ばせただけなんですけどね」

リチャード「これで狙撃ができる。戦車長に当たれば一時的に戦車は行動不能だ。
そのすきに車内にC-4を投げ込んで逃げる……僕らの勝ちだ!」

華「ですが、そう上手く狙撃できるでしょうか」

ジェームズ「狙撃するためにはいくつかの計算式が必要だ。弾の初速度、
重力の影響による放物線、気温、湿度、空気の密度、横風、地球の自転によるコリオリ力……」

リチャード「ジェームズは計算が好きだから彼に任せよう。狙撃手は……」

みほ「華さん、お願いできる?」


82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:04:26.68 ID:71vOIn1B0
秋山「ではわたしは観測手としてお手伝いいたします!」

みほ「チシャ猫チームの3人は狙撃部隊としてビル屋上で待機、わたしたち2両が
チャレンジャーをおびき寄せるから、車長を仕留めて……」

麻子「で、誰がC-4を戦車に投げ込むんだ?」

秋山「! はいっ! それでしたら不肖……」

みほ「ダメッ!!」

秋山「は、はい……ですが、投げ込むだけであればそれほどの危険があるわけでは……」

華「いえ、それ以前に優花里さんはスポッターですから、どの道無理かと」

リチャード「とすると……」チラッ


83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:08:00.11 ID:71vOIn1B0
ジェームズ「……」チラッ

麻子「……」チラッ

沙織「……」チラッ

華「……」チラッ

秋山「……」チラッ

みほ「……」チラッ

ジェレミー「……」

ジェレミー「……なんだ、何を見ている?」

ジェレミー「言いたいことがあるならはっきり言ったらどうだ!」


84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:12:26.69 ID:71vOIn1B0
ジェレミー「『このデブで、醜く、我がままで、精神的に未熟なジェレミー・クラークソンには
所詮特攻くらいしか利用価値がない』と、『地雷犬のように惨たらしく死ぬのが似合いだ』と、そう言ったら良い!」

みほ「あ、じゃあ」

みほ「このデb……」

トントン

みほ「はい? スティグさん?」

スティグ「         」

沙織「なんだろう?」

華「もしや……志願してくださっているのでしょうか?」

リチャード「そうなのか? スティグ?」

スティグ「            」

みほ「えっ、でも……」

ジェームズ「心配ない、彼のレーシングスーツは謎カーボン製だ」

みほ「……ありがとう、スティグさん! 頑張って作戦立ててみますね!」

ジェレミー「それなら私から提案が」

ジェームズ「ふざけた作戦だったら僕は君を殺す」


85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:16:09.91 ID:71vOIn1B0
ジェレミー「ふざけてなんかいない。本当に罪滅ぼしをさせてほしいんだ」

みほ「……どんな作戦ですか?」

リチャード「ミホ!? いいのか?」

みほ「戦車道はチームワークが大切だから……意見があるならそれは聴いてあげないと」

秋山「さすがは西住殿、なんと懐の深い!」

ジェレミー「狙撃は相手が静止した瞬間を狙ったほうがいいだろう? なら、私が599に乗って戦車に特攻をかける」

リチャード「正気か?」

ジェレミー「もちろん本当に突っ込む気はない。直前でフルブレーキをかける。イギリス陸軍だって
まさか本当に死人を出すわけにもいかないだろうから、私が突っ込んできたら戦車を停止させるはずだ」

秋山「戦術としてはどうかと思う点もありますが……そこを狙うわけですね」

沙織「みぽりん、どう?」

ジェレミー「もちろん599に乗るのは私だけで構わない。危険な役目は引き受けよう。私なりの贖罪だ」

みほ「相手はプロだし、そんなにうまくいくかは分からないけれど……
ジェレミーさんの気持ち、無駄にはできません! 賭けてみましょう!」


86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:21:52.90 ID:71vOIn1B0
ジェームズ《話し合いを終え、いよいよ僕たちの課題も正念場を迎えます》

―狙撃チーム―

みほ「こちら狙撃チーム、わたしが全体の指揮をとります。ハムスターチーム、ジェレミーさん、用意が出来たら連絡を」

華「ジェームズさん、対象物との距離なのですが……」

ジェームズ「いいか、ハナ。スコープ内のミルドットは、シュトリヒと同じく……云々」

華(ジェームズさんが熱心に説明してくださっている最中に申し訳ないのですが……)

華(わたくし、華道をやっていて嗅覚が敏感になっていることを、こんなにも辛く感じたのは初めてです……)

みほ「華さん、どうかした?」

華「い、いえ、なんでも……」

華(みほさんは風上側だから……気付いてないんですね)

みほ「?」

沙織『こちらハムスターチーム! 敵車両を発見! いつでも行けるよ!』

ジェレミー『こっちもOKだ』

みほ「スティグさんも位置についたみたい……それでは『スナイモ作戦』を開始します!」


87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:26:05.61 ID:71vOIn1B0
―ハムスターチーム―

沙織「麻子、運転頼むね! リチャードさん、撃って!」

ダダダダダダ!!

沙織「よし、敵車両がこっちに気づいたよ! 麻子、そのまま狙撃ポイントへ向かって!」

麻子「ん」

みほ『麻子さん、そのまま敵を上手く誘導してください。ジェレミーさん、今度はタイミング外さないで』

ジェレミー『任せろ』

―狙撃チーム―

秋山「敵車両は予定通り狙撃ポイントへ向けて進行中……あとはジェレミー殿が飛び出して、
チャレンジャーの動きを止めるだけです」

……キュラキュラキュラ……

みほ「来ました。予定ポイントまで間もなく……ジェレミーさん! 今です!」

ブオオオォォォン!!ヴォンヴォンヴォン!!

ジェレミー「POWWWEEEEERRRR!!!」

秋山「あっ、あれ!? 599が敵車両から逃げる方向へと走っていきますよ!?」

ジェームズ「あのバカが」


88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:34:46.24 ID:71vOIn1B0
―599車内―

ジェレミー「どれほど口汚く罵られようと、私は逃げる。無謀なのと勇敢なのは全く別物だ」

ジェレミー「彼女たちは本気でチャレンジャーとやり合うつもりなのか。理解しがたい底抜けのアホだ」

ジェレミー「終戦から50年以上たつというのに、日本人はいつまでカミカゼ魂を引きずっているんだ」

―狙撃チーム―

みほ「……華さん、599を撃っ……」

ダァン! ダァン!

華「すみません、思わず撃ってしまいました」

みほ「ううん、大丈夫。そのまま続けてください」ニコッ

バスッバスッ!

秋山「タイヤに命中! バーストしました!599がスピンして……止まっちゃいました
……ああっ、! チャレンジャーが接近中! 599、狙われてます!」

みほ「華さん、ジェレミーさんが囮になってくれている間に、予定通り車長の狙撃を」

華「……いきます」

華(心を静めて……花をいける時のように集中して……発射)


89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 01:39:42.18 ID:71vOIn1B0
……



―BBCスタジオ―

ワーワーワーパチパチパチ

リチャード「って、ちょっと待ってよ? これで終わり!?」

ジェレミー「この先は軍上層部から圧力がかかった。『わが軍の最高機密をみだりに公共の電波に乗せることはできない』と」

リチャード「今までも散々TV出演してたのにずいぶん今更だね」

ジェームズ「都合の悪い結果は表に出したくないものだからな」

ジェレミー「ジェームズ、MI6が君を狙っているぞ……さて、それでは最後にポイントを清算しよう。
レフェリーのアミ・チョウノが各チームを100点満点で採点してくれた」

リチャード「まず、僕たちのチームだけど、60点だった」

ジェームズ「僕たちのチームは90点だ。ユカリの行動がかなり高評価だったらしい」

リチャード「ジェレミー、君のチームは?」


93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 05:13:22.93 ID:KSRl1zmDO
俺得スレ発見


94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 05:56:16.23 ID:jsj1FapP0
脳内再生余裕過ぎる


95 保守ありがとうございます :2013/04/27(土) 07:23:34.64 ID:bU9oQW2h0
ジェレミー「……」ゴニョゴニョ

ジェームズ「え? なんだって?」

ジェレミー「……点」ボソボソ

リチャード「ん?」

ジェレミー「……100点……マイナス100点」

ジェームズ「ここに、アミ・チョウノのコメントがある。読んでみよう……『どうしようもないド屑、
戦場では真っ先に味方に殺される。むしろ私が殺す』」

ジェレミー「幸い私は戦場に身を置くつもりはない」

リチャード「それがお互いのためだね」

ジェレミー「さて、今回はこのあたりでお別れです。戦車がなければ作ればいいとアントワネットは言いましたが
……ろくな目に遭いませんからお勧めしません」

ジェレミー「我々が作った戦車は大洗女子に押し付……寄贈してきましたが、活躍することはないでしょう。それではさよう……」

ジェームズ「ちょっと待て」

リチャード「覚えてるよね? 最下位は罰ゲームだけれど」


96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 07:28:42.79 ID:bU9oQW2h0
ジェームズ「それではご紹介しましょう。罰ゲームのためだけにわざわざ呼び寄せました、ミホ・ニシズミです!」

パチパチパチパチ

みほ「えっ、えとっ、あの……どうも……」

ジェレミー「番組収録後にしったんだが、ミホは由緒正しい戦車道の家元の娘らしい。そうと知っていたら私も素直に君の作戦に従っていたのに……何故隠していたんだ?」

みほ「か、隠してなんていません。ただジェレミーさんが勝手に……」

ジェレミー「君のせいで私は破廉恥なピンクのスーツを着て醜悪な姿を全英にさらす羽目になったんだ」

ジェームズ「何を言っているんだ。むしろジェレミーの裏切りのせいで最下位になったんじゃないか」

リチャード「中年太りのそのお腹はどんな服装でも醜悪だと思うよ」

みほ「で、でも、ピンクも似合ってると思いますよ! ほんとですよ!」

ジェレミー「くっ……ミホまで……。もういい。いつだって正当な意見の持ち主はバカにされるものだからな」

ジェレミー「それでは視聴者の皆さん、今回の番組エンドロールは私の見苦しいセクシーダンスとともにお送りします。それではさようなら!」

アアアンアン アアアンアン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪

※イメージ映像


4lbnrowk.png




97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 07:34:32.29 ID:bU9oQW2h0
―後日・学園艦―

秋山「OAに先駆けて先行上映会とは、会長殿も粋な計らいをしてくれるものです!」

麻子「眠い」

みほ「ううぅ……恥ずかしかったよ……まさか臨時の全校集会開いて生徒全員で鑑賞するなんて……」

秋山「西住殿はやはり凛々しく素敵でした! テレビ放送はもう少し先なんですよねー、わたし、絶対録画予約します! 永久保存版です!」

みほ「お姉ちゃんも見るって言ってたし……わたし教えてないのに、どこから聞きつけたんだろう……」

沙織「ねえねえ、今度こそ、わたしたち有名人だよね! イギリスからファンレターとか来ちゃったらどうしよー。英語の勉強しとかなくっちゃ」

華「日本語でも来たことがないのにですか?」

秋山「ともかく、この放送を見れば多くの人が戦車道に興味を持っていただけるはずです!
受講者も大幅増加は間違いなし、更には来年度の大洗女子受験倍率も跳ね上がること請け合いです!」

会長「いやー、それがそう上手くはいかないみたいなんだよねー」

沙織「あ、会長! 上手くいかないって、どういうことですか?」

桃「上映会後、生徒会が行ったアンケートによると、恐怖心が増したという生徒が大多数だったそうだ」

みほ「恐怖心……?」


98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 07:40:15.43 ID:bU9oQW2h0
麻子「確かに、あんなお粗末な戦車(?)に載せられてチャレンジャーと戦わされるんだから、当然だろうな」

柚子「ファントムが120mm砲を受けて吹き飛んだときは、悲鳴が上がってましたからね~」

沙織「でも! それでもわたしたちは無事だったんだから、逆に凄く安全なんだってアピールには……ならないかな……」

華「どうでしょうね……」

会長「ってなわけで、逆にイメージ悪くなっちゃったみたい」

みほ「そんなぁ……」

会長「ま、本当のところは放送されないと分かんないから何とも言えないけどねー。で、河嶋ー」

桃「はい、会長。……西住、これを」

みほ「封筒……? えっ、お金!?」

会長「さすがに干し芋じゃ悪いから、金一封ってね。それで74アイスでも食べに行ってきなよ」


99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 07:45:30.38 ID:bU9oQW2h0
沙織「え、本当ですか!? やったー!!」

秋山「ありがとうございます、会長殿!」

華「まあ、よろしいんですか? ありがとうございます」

麻子「急ぐぞ」

みほ「あっ、あの、でもいいんですか……? わたしたち、戦車道のイメージ悪くしちゃって……」

会長「いいからいいから。結構頑張ってくれたみたいだし、わたしからの気持ちってことでさー」

みほ「はいっ! ありがとうございます!!」

沙織「みぽりーん、早く早く! おいてっちゃうよー!」

みほ「あっ! まってよー!」

タッタッタッタ……

会長「……」


100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 07:51:57.62 ID:bU9oQW2h0
会長「ま、当然ギャラは貰ってるんだけどねー」

桃「会長、流石です」

柚子「アイス代しか渡さないなんて、ひどいピンはねです」

会長「さて……河嶋ー小山ー、ハイラックスと599とファントム、どうなってる?」

桃「ハイラックスは再利用できるよう自動車部が整備中です」

柚子「599とファントムはダメージがひどくて、とても自走できる状態には戻せそうもないようです」

会長「ふーん……ま、元が高級車だし、部品取り車としてオークションに出せばそれなりの値はつくかー」




会長「御苦労さまー、西住ちゃん」ニヤリ


おわり


101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 07:56:47.45 ID:bU9oQW2h0
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ガルパンBDとトップギアDVDが届いたのが始まりでした
本当は戦車のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、トップギア出演者のみんなへのメッセジをどぞ

ジェレミー「みんな、見てくれてありがとう
ちょっとお腹が出てるところも見えちゃったけど・・・気にしないでくれ!」

リチャード「いやーありがと!
僕の格好よさは二十分に伝わったかな?」

ジェームズ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいな・・・」

ベン・コリンズ「見てくれありがとな!
正直、作中で言った僕の気持ちは本当だよ!」

スティグ「        」

では、

ジェレミー、リチャード、ジェームズ、ベン、スティグ、みほ「皆さんありがとうございました!」



ジェレミー、リチャード、ジェームズ、ベン、スティグ「って、なんでミホが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり


102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 10:07:57.69 ID:lLWPBc3BO
完結してた
乙!


103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/27(土) 10:21:25.02 ID:iCg55SOA0
面白かったwww



転載元

ジェレミー「ここが大洗女子学園か」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1366979856/







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    コメント一覧
  1. 774@いんばりあん [ 2013/04/30 20:28 ]
  2. こういうギャグ物を待っていた!
  3. 774@いんばりあん [ 2013/04/30 21:39 ]
  4. TopGearキター!!

    TopGearは下手なアニメより面白いしネタも豊富だから他のアニメとも相性いいだろうし、もっと増えないかな♪
  5. 774@いんばりあん [ 2013/04/30 22:59 ]
  6. 面白かった
    あと普通に脳内再生できたw
  7. 774@いんばりあん [ 2013/05/01 12:56 ]
  8. ジェレミー「学園都市?」
    を思い出したw
  9. 774@いんばりあん [ 2013/05/02 13:28 ]
  10. トップギアいいね
    生アンコウなんかプレゼントされたらリチャード失神するだろ
  11. 774@いんばりあん [ 2013/05/04 19:24 ]
  12. topgearもガルパンも見ていないと楽しめないのが惜しいけどすごく楽しめた
  13. 774@いんばりあん [ 2013/05/09 01:22 ]
  14. ニーダムさんの登場には耐えられなかったw
    小ネタ多すぎだろwwwwwww
  15. 774@いんばりあん [ 2013/05/10 04:41 ]
  16. ジェレミーってあのジェレミーじゃないよなと思ったらあのジェレミーだったw
  17. 774@いんばりあん [ 2013/05/13 22:41 ]
  18. >>96の画像でちゃんとお姉ちゃんがいるwww
  19. 774@いんばりあん [ 2014/05/29 03:03 ]
  20. 画像がズルいw
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