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マスター「ウチに酒は置いてねぇよ、ミルクを頼むんだな」

2013/11/26 19:20 | CM(9) | 創作・男女系 SS
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 22:51:15.75 ID:vqgGHJEC0
酒場──

ギィィ……

客「ふう、あちいあちい」ザッ…

マスター「いらっしゃい」

客「暑いなマスター、夏ももうすぐ終わりだってのによ」パタパタ…

マスター「なにを飲むんだい?」

客「マスター、酒を出してくれや」

マスター「ウチに酒は置いてねぇよ、ミルクを頼むんだな」

客「!?」



11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 22:56:30.74 ID:vqgGHJEC0
客「ちょっと待てや、コラ」

客「酒がねぇってのは、どういうこった」

マスター「そのまんまの意味だってことだ、ボウヤ」

客「な……ボウヤだとォ!?」カチン

客「ざけんな!」

客「ここは酒場だろうが!? 酒場なのに酒がねぇってのはどういうことなんだ!」

客「えぇ!?」


15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:01:38.42 ID:vqgGHJEC0
アッハッハッハッハ……!

客「!」

グラサン「耳がついてねぇのかい、小僧」

グラサン「マスターは、ここに酒なんざねぇっていってんだろうが」

スキンヘッド「そういうこった!」

スキンヘッド「ミルクも飲めねぇガキはとっとと帰るこった!」

覆面「ミルクがどうしても飲めねぇんなら」

覆面「家に帰ってパパの小さなナニでもしゃぶってやがれ! ヒャハハハハッ!」

アッハッハッハッハ……!

客(ぐ……! たしかにオヤジのは小さい……当たってやがる……!)


20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:04:10.98 ID:vqgGHJEC0
客「じゃあ聞くがよぉ……」

客「そういうアンタらはなにを飲んでんだよ!?」

グラサン「ハァ?」

スキンヘッド「決まってんだろ?」

覆面「も、ち、ろ、ん」

グラサン&スキンヘッド&覆面「ミルクだよ!!!」バババッ

客「ゲ!?」

客(本当にミルクじゃねーか!)


26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:09:17.43 ID:vqgGHJEC0
グラサン&スキンヘッド&覆面「カンパーイッ!!!」カチンッ

グラサン「…………」グビッグビッ

スキンヘッド「…………」グビッグビッ

覆面「…………」グビッグビッ

グラサン「──っぷはぁ! うめぇ~なァ!」

スキンヘッド「やっぱミルクは最高だぜ!」

覆面「五臓六腑に牛さんの乳が染みわたるねぇ!」

客(なんなんだ、こいつら……!)


27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:15:13.91 ID:vqgGHJEC0
客「ふざけんなってんだよ!」

客「ここは酒場なんだろ!? だったら酒出せや! あぁ!?」

マスター「まあまあ、そうカリカリしなさんな」

マスター「もしかしたら、カルシウム不足かもしれないぞ?」

マスター「だったら、ミルクでカルシウム補給──」

客「るっせぇんだよ!」

客「俺が酒を出せっていってんだからよォ……」

客「大人しく酒を出しゃいいんだよ、酒をよぉ!」

客「ミルクなんざガキの飲み物だ! んなもん飲んでられっかよ!」


28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:19:17.42 ID:vqgGHJEC0
マスター「ほう……?」パチンッ

客「え?」

グラサン「…………」ガタッ

スキンヘッド「…………」ガタッ

覆面「…………」ガタッ

客「な、なんだよ!?」

グラサン「…………」ザッザッ

スキンヘッド「…………」ザッザッ

覆面「…………」ザッザッ

客「お、おい、近づいてくんじゃねーよ!」


32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:24:19.82 ID:vqgGHJEC0
グラサン「ミルクが本当にガキの飲み物かどうか……」

グラサン「自分の目で確かめてみるか? ん?」

客「え……」

グラサン「こっち来いや」グイッ

客「う、うわっ! はなせよ!」

グラサン「いいから来い!」

マスター「しっかり教育されてこいよ~」


33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:25:59.83 ID:RmxDEmTe0
なんだホモスレか


34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:28:18.44 ID:vqgGHJEC0
客「オイオイ、おっさん」

客「ずいぶん町から離れちまったけど……」

客「どこまで行くんだよ、オイ!?」

客「こんなとこにミルクを売ってる店なんかねーぞ!?」

グラサン「いいから、黙ってついてこい。もうすぐだ」

グラサン「ほら、あれだ」

客「あ、あれは──」


36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:34:14.52 ID:vqgGHJEC0
牧場──

モォ~…… モォ~……

客「ここは……牧場!?」

グラサン「おう」

グラサン「ここでたっぷりと、ミルクの素晴らしさってもんを教えてやる」

客(オイオイ、マジかよ……)

客(酒場で酒を頼んだら──)

客(とんでもないことになっちまった!)


39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:38:26.35 ID:vqgGHJEC0
モォ~…… モォ~……

客「牛がいっぱいいる……」

グラサン「今は放牧の時間だ」

客「放牧?」

グラサン「自由に牧草地を歩き回らせる時間だ」

グラサン「あいつらは朝、牛舎を出て、夕方には牛舎に戻ってくる」

グラサン「ほれ、寝てる奴もいれば、草食ってる奴もいる」

グラサン「いい乳を搾り出すためにな」


40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:43:58.55 ID:vqgGHJEC0
モォ~…… モォ~……

客「どこの牧場も、こういうことをしているの?」

グラサン「いや……放牧をしていない酪農家も多い」

客「放牧しないってことは、つまり牛たちは──」

グラサン「一生、牛舎の中で暮らすってこった」

客「そんな! それじゃ牛が可哀想だ!」

グラサン「……そういうだろうと思っていたぜ」

グラサン「だがな、可哀想だとか可哀想じゃないとかじゃ商売は回らねえんだ」


41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:47:37.39 ID:vqgGHJEC0
モォ~…… モォ~……

グラサン「例えば、ここのような放牧酪農を行うには」

グラサン「当然、広い土地を必要とする」

グラサン「それに牛を外に出すってことは」

グラサン「牛の状態が、温度や湿度や日光など、自然環境に大きく左右される」

グラサン「アクシデントで大切な乳牛がケガをすることだってある」

グラサン「ようするに、ムラがあるんだな」

客「なるほど……」


42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:47:52.34 ID:TcJa8vQEO
なんだこれ


43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:51:43.40 ID:lHhqzSLQ0
モォ~


44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:52:14.19 ID:vqgGHJEC0
モォ~…… モォ~……

グラサン「一方、ずっと牛舎で育てる方法は、環境に左右されることはねえ」

グラサン「常に一定量の乳を得ることができる」

グラサン「つまり放牧とちがって、ムラが少ない」

グラサン「ただし、牛がずっと牛舎にいるわけだから」

グラサン「牛は運動不足になりストレスが溜まる。清掃とかの手間もかかる」

グラサン「こんな風に、一長一短ある」

グラサン「俺はこのとおり放牧での酪農を行っているが」

グラサン「どっちが正しいか正しくないかなんて、簡単には決められねえもんさ」

客「ふうん……難しいんだなぁ」


46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:55:16.40 ID:vqgGHJEC0
グラサン「あとは──」

グラサン「ウチのように放牧してる牧場の牛の乳は」

グラサン「脂肪分が少なめであっさり風味」

グラサン「牛舎で育てた牛の乳は、脂肪分が多めで味わい濃厚」

グラサン「──っていわれてるな」

グラサン「俺はあっさり味もこってり味も好きだがな」

客「へぇ……」

客(なんだか、ミルクを飲みたくなってきたじゃないか!)


47 忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+0:15) :2013/11/25(月) 23:57:43.12 ID:PPPxxlSV0
なんかツボった


49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/25(月) 23:59:24.53 ID:vqgGHJEC0
グラサン「それじゃ、搾乳……乳搾りでも体験してみるかい?」

客「えっ、いいの!?」

グラサン「ウチは観光牧場じゃねえから、本来やらせることはないんだが──」

グラサン「せっかく来てもらったんだからな」

グラサン「あっちにこれから乳搾りしようとしてた牛がいるんだ」

グラサン「きっとたっぷりといい乳を出してくれることだろうぜ」

グラサン「一緒に来てくれ」

客「うん!」


50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:00:47.35 ID:tFlUyIaf0
これは乳タイプ


51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:01:31.56 ID:6PpssP5vP
さりげなくグラサンが牧場の人だとカミングアウトしたのに突っ込まれずしょげる>>1


52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:01:37.26 ID:ExhJK24A0
初期の切れたナイフのような客はどこへいった


53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:01:40.30 ID:4P08IiDe0
銀の匙?


56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:06:17.04 ID:vqgGHJEC0
モォ~……

グラサン「バケツを用意して、と」ゴトッ

グラサン「まず、このぶら下がってる乳首の根っこを」

グラサン「親指と人差し指で挟むんだ」

客「えぇ~と……」スッ…

客「こう?」キュッ

グラサン「そうそう、それでいい」

客「牛ってあったかいんだな……」

グラサン「牛の体温はだいたい38℃前後だからな。そりゃあったかいさ」

客「ふうん、人間より体温が高いのか……」


58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:09:22.55 ID:iSH6NPSb0
モォ~……

グラサン「んでもって、上から人差し指、中指、薬指、小指の順に握るんだ」

客「よ、よし……」ゴクッ…

グラサン「そう緊張すんなって。失敗したって牛が死ぬわけじゃねえんだ」

客「えいっ!」ギュッ…

ジョロロロロロ……

客「うおおおおお……出たぁ~!」ギュッ…

ジョロロロロロ……

グラサン「ハッハッハ、なかなかやるじゃねえか。いいスジしてるぜ」


59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:10:41.46 ID:qjwxFj1s0
なんで客はだんだんかわいいキャラになってんだよ


60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:11:55.69 ID:GV3g90NEi
なんだこれwwwwwww


61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:12:33.48 ID:iSH6NPSb0
グラサン「んじゃあ、最後にウチで取れたミルクを飲ませてやろう」

客「う、うん」

グラサン「そら、飲んでみろ」

客「…………」グビッグビッ

客「──っぷはぁっ!」

グラサン「どうだ?」

客「う、美味い!」


62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:16:16.24 ID:iSH6NPSb0
客「さっぱりした味わい!」

客「スッキリしたノドごし!」

客「にもかかわらず!」

客「クリーミィな舌触りと奥ゆかしい濃厚さを漂わせている……!」

客「こうして改めて飲んでみると」

客「ミルクとは……ミルクとは、こんなにも美味しいものだったのか!」

客「パンのお供じゃない……十分主役になれる逸材だッ!」

グラサン「ハハハ、ありがとよ」

グラサン「ちょっと褒めすぎな気もするが、悪い気はしねえな」

客「100%本音だって!」


63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:17:35.48 ID:XhoGaOtX0
ミルクのみてえ


65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:22:10.23 ID:iSH6NPSb0
客「ありがとう!」

客「ありがとう……おじさん!」

客「俺……もっと、ミルクのことを知りたくなっちゃったよ!」

グラサン「よし……それなら」

グラサン「今度はあのスキンヘッドさんについていくんだな」

スキンヘッド「フフフ……」スッ…

グラサン「さらなる牛乳世界(ミルク・ワールド)がお前を待ってるだろうぜ!」

客(ミルク・ワールド……!)ゴクッ…

スキンヘッド「さ、俺についてきてくれ」


66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:25:09.26 ID:iSH6NPSb0
客「今度はどこに行くの?」

スキンヘッド「それはもちろん──」

スキンヘッド「ついてからのお楽しみだぜ!」

客「ったく、もったいつけるんだから……」

スキンヘッド「だって先に話しちまったら、つまらねえだろ?」

スキンヘッド「ほら、あそこだ!」

客「あ、あれは──」


69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:29:35.96 ID:iSH6NPSb0
ミルク工場──

客「ミルク工場!?」

スキンヘッド「そのとおり」

スキンヘッド「搾りたての牧場のミルクが上等だってことに異論はねえが」

スキンヘッド「あの酒場で俺たちが飲んでたミルクを始め」

スキンヘッド「市場に出回ってるミルクは、こうした工場で作られる!」

スキンヘッド「それを知らずして、ミルクを極めたとはいえねえぜ!」

客「た、たしかに……!」


71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:33:37.13 ID:iSH6NPSb0
スキンヘッド「まず、最初の工程がこれだ」

スキンヘッド「農家から送られてきたミルク“生乳”を受け入れ、検査する!」

スキンヘッド「抜き取り検査で、味や香り、細菌、抗生物質などを調べ」

スキンヘッド「この検査に合格した生乳だけが、工場に送られていくんだ」

客「へぇ~」

客「搾った乳は全部ミルクとして売り出されるのかと思ってたけど」

客「そういうわけでもないのかぁ……」


72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:38:14.82 ID:iSH6NPSb0
スキンヘッド「さて、検査を通ったミルクが工場に入ったわけだが──」

スキンヘッド「この段階の生乳には、目には見えないような」

スキンヘッド「小さなゴミが入っている」

スキンヘッド「これを取り除くには、どうすればいいと思う?」

客「う~ん……」

客「えぇと……顕微鏡で調べてゴミを一つ一つ取り除く?」

スキンヘッド「ハハハ、そんなことをしてたら時間がいくらあっても足りねえさ」

スキンヘッド「ゴミの除去には、あの機械を使うのさ」


74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:41:26.08 ID:iSH6NPSb0
客「これは……?」

スキンヘッド「“クラリファイヤー”っていう機械さ」

スキンヘッド「清浄機とも呼ぶ」

客「これでどうやってゴミを除去するの?」

スキンヘッド「生乳をものすごい勢いで回転させて、ゴミを飛ばすのさ」

客「へぇ~」

客「これでミルクがキレイになるってわけか」


76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:45:40.00 ID:iSH6NPSb0
スキンヘッド「で、キレイになったミルクは低温で管理される」

客「どうして?」

スキンヘッド「牛乳ってのは栄養が豊富だからな……雑菌が増えやすいんだ」

スキンヘッド「だから、低温で管理しなきゃならねえ」

スキンヘッド「キレイになっても、雑菌だらけじゃなんにもならねえだろ?」

スキンヘッド「これも品質保持のため、だな」

客「ミルクを作るのって、大変なんだなぁ~……」


77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:49:32.21 ID:XhoGaOtX0
これ読んだらひどい腹痛に襲われてるんだけど
どう責任とってくれんの


78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:50:00.25 ID:iSH6NPSb0
スキンヘッド「次の工程は、“均質化”だ」

客「均質化?」

スキンヘッド「この“ホモジナイザー”って機械で」

スキンヘッド「ミルクの中にある脂肪のつぶ、脂肪球を細かく砕くんだ」

スキンヘッド「これをやらないと、ミルクの中に脂肪が浮いてきちまう」

スキンヘッド「ミルクになめらかさを与えるためには、絶対欠かせない工程なんだ」

客「ふむふむ」

客「この機械のおかげで、舌触りなめらかなミルクが飲めるのか!」


81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:55:29.17 ID:iSH6NPSb0
スキンヘッド「さて、ここまできたら“殺菌”をする」

スキンヘッド「殺菌方法には色々な種類があるんだが」

スキンヘッド「今、主流となっているのは──」

スキンヘッド「120~130℃で2~3秒加熱する“超高温瞬間殺菌法”だな」

スキンヘッド「ウチの工場もこれを用いている」

スキンヘッド「高温の蒸気の中にあるプレートに、牛乳を通過させることで殺菌する」

客「たった2、3秒で殺菌が終わるんだ。すごいなぁ」


82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:56:10.66 ID:sekY8jdAP
俺はノンホモの方がいい
低温殺菌だとよりベター


83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 00:56:18.07 ID:uVJnkk0v0
高温殺菌はなぁ


84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:00:20.42 ID:iSH6NPSb0
ゴウンゴウン……

スキンヘッド「殺菌されたミルクは、ああやって次々紙パックやビンに詰められる」

客「おお~!」

客「いつも店で見るミルクだ!」

客「どんどん完成品が出来上がっていく!」

スキンヘッド「いや……まだ完成じゃない」

客「ええっ!?」

スキンヘッド「この後、厳しい出荷検査を経て、合格した製品だけが」

スキンヘッド「晴れて出荷されて、店に並ぶことができるってわけだ」

客「最後の最後まで、厳しいんだなぁ……」


85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:01:29.43 ID:/UqKaP4Y0
小学生向けの工場紹介ビデオみたいだ


86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:01:31.72 ID:CgpbSMSq0
だんだん赤ペン先生漫画並みに素直になっていってワロタ


89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:07:16.48 ID:iSH6NPSb0
スキンヘッド「どうだい、少しはミルクのことが分かったかい?」

客「うん、分かった!」

スキンヘッド「じゃあ最後に、出荷する製品を飲んでみるといい」スッ

客「いただきます!」

客「…………」ゴクッゴクッ

客「美味しい!」

客「さっきの牧場で飲んだのもよかったけど、こっちもグーだよ!」

客「いつも家で飲んでる味なのに、作ってるところを知ると一味ちがうや!」

スキンヘッド「ハハハ、ありがとよ」


91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:11:53.10 ID:iSH6NPSb0
マスター「終わったようだね」ザッ…

客「マスター!」

マスター「さて……ミルクを作るのがいかに大変か、分かったかな?」

客「とてもよく分かったよ!」

客「さっきは子供の飲み物、なんてバカにしてゴメンなさい!」

客「ミルクは子供だけじゃない……みんなの飲み物だ!」

マスター「フフフ、それはよかった!」


92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:13:00.79 ID:9/yNXfmd0
なにこのほのぼのスレ


94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:14:43.87 ID:M1qhusJo0
ロアナプラから北海道に変わったな


95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:16:35.55 ID:iSH6NPSb0
客「俺、これからはいっぱい牛乳飲むよ!」

グラサン「ただし、飲みすぎには注意だぞ? 腹を下しちまう」

スキンヘッド「どんな飲み物や食べ物だって、とりすぎるとろくなことにならないし」

覆面「家計を圧迫することにもなりかねないからな」

客「分かってるって!」

マスター「酒もミルクも、飲みすぎ注意! ──ってことだな!」

アッハッハッハッハ……!


96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:19:15.52 ID:YlWPLtt20
やだ爽やか///


99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:22:04.93 ID:G7Ljysrg0
ブラックラグーンかと


100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:22:53.71 ID:iSH6NPSb0
客「じゃあ俺、そろそろ帰るよ」

グラサン「おう、俺たちも楽しかったぜ」

スキンヘッド「また工場にも遊びに来てくれよな!」

覆面「寄り道せずに帰るんだぞ!」

マスター「さようなら!」

客「うん、さよなら~!」タタタッ

マスター「…………」

マスター「さて、我々も酒場に戻るとしますか」


102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:25:54.41 ID:iSH6NPSb0
酒場──

覆面「皆さん、本当にありがとうございました」ペコッ…

覆面「ウチの息子が未成年なのに酒場で酒を飲む、なんていいだしたのを」

覆面「どうしよう、と相談したら……こんな芝居をしてくれて……」

覆面「心なしか、今日一日で性格も素直になったようで……」

< 覆面(42) 会社員 >

マスター「ハハハ、かまいませんよ。なんたって、常連さんの頼みなんですから」

< マスター(35) 酒場経営 >

グラサン「私としても、酒飲み仲間は大切にしたいですしね」

< グラサン(33) 酪農家 >

スキンヘッド「それに……我々も面白がってやってたところがあるしな」フッ

< スキンヘッド(47) ミルクメーカー工場長 >

覆面「しかも、おかげで……例年のように月末に苦労せずに済みそうですよ」


105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:30:35.97 ID:iSH6NPSb0
それからしばらくして、ある小学校の教室にこんな作文が貼られていた。



 『ぼくの自由研究』

 ぼくは夏休みに牧場とミルク工場に見学にいきました。

 牧場では、牛がモーモーとないていました。かわいかったです。

 乳しぼりはとても楽しかったです。

 また、牧場でもらったミルクはとてもおいしかったです。
 
 ミルク工場では、いつも飲んでいるミルクができるようすを、

 見学することができました。

 工場の人がいつもこうしてがんばっているから

 ぼくたちはおいしいミルクを飲むことができるのだな、と感動しました。

 ぼくはミルクが大好きになりました。





<おわり>


106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:31:25.50 ID:km8ye+Rz0
小学生かよw


108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:35:21.66 ID:oLAJkkm50
小学生の社会見学かよwwwって言おうと思ってたら
小学生の社会見学だった


109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:35:56.35 ID:1hiu+JHg0
スレタイを一瞬見て、2度見して!?ってなった


110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:45:20.83 ID:IkKIHrrgO
面白かった乙


111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 01:54:05.20 ID:NNjk+lYc0
ちょっと風呂上りの牛乳飲んでくる
乙!


112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/11/26(火) 02:03:45.79 ID:YlWPLtt20
遅くなったが乙!!
明日牛乳買ってこよっと


転載元

マスター「ウチに酒は置いてねぇよ、ミルクを頼むんだな」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385387475/






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2013/11/26 19:20 | CM(9) | 創作・男女系 SS
    コメント一覧
  1. 774@いんばりあん [ 2013/11/26 20:27 ]
  2. 774@いんばりあん [ 2013/11/26 20:31 ]
  3. これは良SS
  4. 774@いんばりあん [ 2013/11/26 21:01 ]
  5. おもしろかった
  6. 774@いんばりあん [ 2013/11/26 21:02 ]
  7. してやられたわ
  8. 774@いんばりあん [ 2013/11/26 21:08 ]
  9. 牛乳好きの俺には最高のSS
  10. 空缶 [ 2013/11/26 21:34 ]
  11. 客「うん!」で笑ったwww
  12. ま [ 2013/11/26 22:01 ]
  13. 銀の匙っぽい
    [ 編集 ]
  14. 名無しさん [ 2013/11/26 22:10 ]
  15. 素直すぎw
  16. 名もなき野球好きさん [ 2013/11/27 00:42 ]
  17. そっか、乳牛さんも抗生物資まみれなんだ。
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